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恒例のインフルエンザ関連銘柄!株価上昇のワクチンとなる銘柄はどれ?

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インフルエンザは、ほぼ毎年全国で発生し流行します。

 

12月1日、2017年のインフルエンザは例年よりやや早めに流行期に入ったと厚生労働省が発表。

 

そんなシーズンストック(季節要因によって影響がある銘柄)の代表格であるインフルエンザ関連銘柄の中でも、より魅力的な動きをするのはどのような銘柄でしょうか。

 

過去、新型インフルエンザの時は+800%超えの銘柄も出るなど、注目のセクターです。

 

そんなインフルエンザ関連銘柄に関して、有力な銘柄、注目の業種、動き出す時期など、合わせて把握しておきましょう。

 

1.インフルエンザの流行を抑える

インフルエンザの流行シーズン、抑えておくべき関連銘柄を順に見ていきます

 

1-1.インフルエンザが発生しやすい時期

インフルエンザは感染症で季節性があり、毎年日本でも大流行しています。

その感染力は非常に強い為、流行が始まると短期間に感染が拡がり日本では毎年約1千万人が感染しているといいます。

 

約10人に1人が感染する感染力を持ちます。

 

日本でのインフルエンザの流行時期については冬季で

  • 流行の始まりが11~12月頃
  • ピークを迎えるのは1~3月頃

また、世界でもインフルエンザは毎年大流行しており、数十年に1度の割合で新型のインフルエンザが発症する場合があります。

 

直近で言うと、2009年に発生し世界で大流行した新型インフルエンザがありました。

毒性や感染力が強く、WHOの発表では2,000人超の死者が出たとされています。

 

そんな中、2009年のインフルエンザ関連銘柄は物色が強まり、急騰する銘柄が続出しました。

 

【4574】大幸薬品

2009年3月に上場した銘柄ですが、世界的大流行の新型インフルエンザとあわせ消毒薬クレベリンが好調なことで株価は急騰。

 

706円から高値4,830円まで急騰し、倍率6.8倍

その他インフルエンザ関連銘柄も軒並み上昇を見せていました。

 

新型インフルエンザ発生以外にも、ほぼ毎年インフルエンザ関連銘柄は注目を集める為、予防と先取りする為には早めにポイントを抑えておきましょう。

 

1-2.インフルエンザに関連するワクチンなど

では、インフルエンザに関連する銘柄を取り上げていきますが、まずは予防法から関連銘柄を考えていきます。

 

インフルエンザウイルスが人から人へと感染するのは、感染した人の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによって感染します。

このような感染を飛沫感染と言いますが、飛沫感染を防ぐ為にはマスクの着用が必要です。

 

また、手や体に付いたウイルスを洗い流す為には手洗いやうがい、消毒などが必要になります。

その他では感染や、感染しても重症化しないようワクチンによる予防接種も重要な予防法で、ウイルスを増やさない環境作りとして、加湿器、空気清浄機なども必要になります。

 

空気が乾燥することでウイルスは増殖しやすくなりますので、湿度や温度管理の為に対策として重要。

 

インフルエンザの予防法
  • マスクの着用
  • 手洗い、うがい
  • ワクチンの予防接種
  • 加湿器、空気清浄機の設置

 

また、予防意外の点で言えば、インフルエンザ治療薬、ワクチン研究などが挙げられます。

これらを扱う銘柄がインフルエンザ関連銘柄として注目できます。

 

【ここだけチェック!】
  • インフルエンザの流行時期に合わせて関連銘柄も物色される
  • インフルエンザの予防から関連銘柄を知る

 

2.インフルエンザ関連銘柄

それでは、ここからそれぞれのインフルエンザ関連銘柄を取り上げていきます。

 

2-1.ワクチン(治療薬、検査薬、ワクチン研究)

インフルエンザ予防の為のワクチンや、感染した場合の抗インフルエンザ薬などを手掛ける銘柄を見ていきます。

銘柄 業務内容
【4061】デンカ 子会社のデンカ生研株式会社でインフルエンザHAワクチンの製造を手掛ける。また、2017年9月に迅速に診断を行うことができるインフルエンザウイルスキット「クイックナビ-Flu2」を発売
【4519】中外製薬 スイスのF. ホフマン・ラ・ロシュ社が製造する、抗インフルエンザ薬のタミフルを日本で販売。ロシュグループ傘下
【4549】栄研化学 臨床検査薬大手の同社は、インフルエンザウイルスの検出用キットを製造、販売。インフルエンザシーズンは強い株価を見せる
【4556】カイノス ニチレイバイオサイエンスと共同で開発した、インフルエンザウイルス検出試薬「スタットマークTMインフルエンザA/B」を発売している
【4587】ペプチドリーム 抗インフルエンザウイルス薬の「PD-001」を開発中で、現在は前臨床試験段階。開発中の抗インフルエンザ薬は感染そのものを防ぐ作用があると期待されている
【4595】ミズホメディー インフルエンザウイルスキット「クイックチェイサーFlu A,B」を発売している。検査時に患者の負担が少ない、弾力性のあるプラスチック軸を採用
【6869】シスメックス インフルエンザウイルスキット ポクテムを開発。4通りの検体採取法(鼻腔吸引液・鼻腔拭い液・咽頭拭い液・鼻汁鼻かみ液)でA型、B型のインフルエンザウイルス抗原を検出可能

 

2-2.マスク、繊維

ウイルスの空気感染を防ぐ為に必ず必要なマスク。マスクの材料となっている不織布などの繊維を手掛ける銘柄です。

銘柄  業務内容
【3106】倉敷紡績 クラボウ独自の加工技術「クレンゼ」を活用し、抗菌、抗ウイルス機能繊維素材を量産しています。繊維表面に接触したウイルス効果が期待できる
【3107】ダイワボウHD 多機能の「プルシアンガード」マスクを製造。抗ウイルス機能に、PM2.5にも対応する汚染物質吸着機能を追加した多機能マスク
【3109】シキボウ ウイルス対策の「フルテクト」マスクを製造。抗ウイルス加工「フルテクト」フィルターを含む4層構造のマスクを開発
【3604】川本産業 感染対策の「サージカルマスク」や顔のフィットする立体構造の「フェイスフィットマスク」を製造
【7487】小津産業 不織布で国内首位の同社は「息らくらく不織布マスク」などを製造し、マスク素材の不織布もメーカーに供給
【8113】ユニ・チャーム 超立体構造でフィットする「超立体マスク」を製造。バリエーション豊富に展開し、マスクの表面を持続的に抗菌する立体的マスクなどを開発

 

2-3.消毒(手洗い、うがい)

感染予防のためのうがいや消毒など、身近なところからできる対策グッズの銘柄を見ていきます。

銘柄  業務内容
【2269】明治ホールディングス カバくんマークの「明治うがい薬」を製造。1983年1月発売と30年以上の実績があり、日本のうがい文化を支えている
【4574】大幸薬品 二酸化塩素のチカラでウイルスを除菌する「クレベリン」を生産。持ち運べるタイプやゲルタイプ、空間にスプレーするタイプと様々展開
【8095】イワキ のどの殺菌消毒をする「ネオヨジンうがいぐすり」を製造。細菌からウイルスまで広範囲の病原微生物に有効で、刺激性が少なく毒性も少ないうがいぐすり

 

2-4.加湿器、空気清浄機

今や空気中のウイルスや菌を独自の技術で抑制、除去などができるようになっています。関連する銘柄を見ておきましょう。

銘柄 業務内容
【6367】ダイキン工業 独自のストリーマ技術を開発。新型インフルエンザウイルスの分解、除去することを世界で初めて実証。ストリーマ搭載の企業、家庭用向け製品も展開
【6752】パナソニック 人体に安全な空間除菌脱臭機「ジアイーノ」を製造。次亜塩素酸の働きで汚れた空気の除菌、脱臭を行う
【6753】シャープ シャープ独自の技術「プラズマクラスター」商品を展開。プラズマクラスターは+とーのイオンで浮遊ウイルス、付着ウイルスの作用を抑える効果がある

 

3.新型だと熱い!インフルエンザ関連銘柄の急騰劇

インフルエンザ関連銘柄は、過去にどのような動きを見せたのが振り返っておきます。

 

3-1.2009年新型インフルエンザ時の急騰銘柄

2009年世界に猛威を振るった新型インフルエンザは、関連銘柄を大きく刺激しました。

そこで、当事大きく動いたインフルエンザ関連銘柄を確認しておきましょう。

 

新型インフルエンザ断定時の関連銘柄の動き

銘柄 安値 高値 倍率
【4556】カイノス 121円 1,010円 8.3倍
【4574】大幸薬品 706円 4,830円 6.8倍
【3109】シキボウ 81円 284円 3.5倍
【4061】デンカ 146円 446円 3.0倍
【3107】ダイワボHD 174円 506円 2.9倍
【4549】栄研化学 599円 1,296円 2.1倍
【3604】川本産業 330円 685円 2.0倍
【3106】クラボウ 127円 229円 1.8倍

※2009年1月の安値から算出

 

このように、2009年に起こった新型インフルエンザの世界的流行で関連銘柄は大きく物色されました。

 

2009年のインフルエンザ関連銘柄の流れまとめ

  • 2009年2月

    新型インフルエンザと断定される前から物色される

  • 2009年4月

    日本政府の新型インフルエンザの発生宣言後に急動意

  • 2009年8月

    厚生労働大臣が、事実上の流行宣言を表明するまで関連銘柄の物色は続いた

 

3-2.2016年のインフルエンザ関連銘柄の動き

2016年のインフルエンザ関連銘柄の動きを見ると、10月頃から物色され1月頃まで強気相場を形成している傾向にありました。

 

倍率の高かった銘柄

銘柄 安値 高値 倍率
【3604】川本産業 198円 314円 1.5倍
【3109】シキボウ 107円 163円 1.5倍
【3107】ダイワボHD 224円 317円 1.4倍
【4587】ペプチドリーム 2,240円 3,160円 1.4倍
【4556】カイノス 488円 669円 1.3倍
【2112】塩水港精糖 226円 299円 1.3倍
【4574】大幸薬品 1,530円 1,920円 1.2倍

これらの結果から分かることは、2009年の新型インフルエンザ時とは倍率、物色力などの勢いに違いがあるということでしょう。

 

つまり、毎年インフルエンザ関連銘柄は物色対象となるので見逃せませんが、

新型のインフルエンザなどが発生すると、より物色度が高まる模様です。

 

3-3.2017年最新のインフルエンザ動向

2017年日本のインフルエンザ動向を見ていきますが、すでに2016年より流行の兆しを見せていることが分かっています。

 

厚生労働省発表による2017年10月22日までのインフルエンザ発生状況
  •  2017年9月までに3,895人
  •  2017年10月22日までに7,005人

 

これらのインフルエンザ患者数が報告されています。

この患者数は2016年比で約2倍となっていることを踏まえると、2017年は早めのインフルエンザ流行となりそうです。

 

また、2018年にかけてオーストラリアで大流行中のインフルエンザが猛威を振舞う可能性もあります。

オーストラリア政府統計によると、9月29日時点で患者数19万5312人、死亡者は417人確認されています。

 

香港A型の一種である「H3N2亜型」での死亡者が多く、人に対する病原性が強いとされています。

南半球のオーストラリアで流行しているインフルエンザなどは、半年後に北半球などで流行する傾向があると言われているので、日本での流行に警戒しなければいけません。

 

これらのように2017年は早めのインフルエンザ流行の兆しが見えていますが、インフルエンザに効く新薬も開発されています。

 

2017年10月25日

【4507】塩野義製薬は、既存薬のタミフルと比較して、抗ウイルス効果が高いことが特徴の、新規インフルエンザ治療薬の国内製造販売承認を申請。

 

優れた新薬を早期に実用化する「先駆け審査指定制度」の対象となっていることから、2018年春にも承認される可能性があります。

 

【ここだけチェック!】
  • 新型インフルエンザ時は関連銘柄が大きく物色されやすい
  • 毎年インフルエンザ関連銘柄は物色対象になりやすい
  • 2017年はインフルエンザ流行が早まる可能性が高い

 

4.インフルエンザ関連本命銘柄

4-1.【4061】デンカ

市場 東証一部
業種 化学
単位 1000株
比較される銘柄 旭化成、宇部興産
注目ポイント インフルエンザウイルスキット「クイックナビ-Flu2」を発売

2017年9月1日に子会社のデンカ生研株式会社から、従来品より3分早く診断ができるインフルエンザウイルスキット「クイックナビ-Flu2」を発売。

 

判定時間を5分間と短縮させたことや、判定ラインの視認性を向上したウイルスキットに今後期待です。

 

4-2.【3107】ダイワボウHD

市場 東証一部
業種 卸売業
単位 1000株
比較される銘柄 東京産業、山善
注目ポイント 抗ウイルス機能の「プルシアンガード」マスクを製造

抗ウイルス機能を含む4層構造の「プルシアンガード」マスクを製造しております。毎年冬季には物色されやすい株価特徴もあり、マスク関連として今後も注目したい銘柄です。

 

4-3.【4574】大幸薬品

市場 東証一部
業種 医薬品
単位 100株
比較される銘柄 UMNファーマ、久光製薬
注目ポイント ウイルスを除菌するクレベリンを様々展開

「正露丸」の知名度が高い同社は、二酸化塩素分子でウイルス、菌の働きを低下させる「クレベリン」を生産しています。

 

二酸化塩素の濃度を長期間保つ特許により持ち運べるタイプや空間スプレータイプに応用可能となっている。ウイルス除去として注目です。

 

4-4.【6367】ダイキン工業

市場 東証一部
業種 機械
単位 100株
比較される銘柄 コマツ、三菱重工業
注目ポイント 新型インフルエンザウイルスの分解、除去を世界で初めて実証

エアコン市場世界トップの同社。強力な酸化分解力を持つ当社独自のストリーマ放電技術を開発し、新型インフルエンザウイルスを4時間で分解、除去することを世界で初めて実証しております。

 

世界初100%の分解、除去技術に今後も期待です。

 

4-5.【4507】塩野義製薬

市場 東証一部
業種 医薬品
単位 100株
比較される銘柄 武田薬品工業、第一三共
注目ポイント 新規インフルエンザ治療薬の承認申請

2017年10月25日に新規インフルエンザ治療薬候補「S-033188」の国内製造販売承認申請しております。

 

特徴として、1回の錠剤服用で治療が完結し、既存薬のタミフルより効ウイルス効果が高いとされています。

 

2018年春にも承認される可能性から期待したい銘柄です。

 

5.まとめ

シーズンストック(季節要因によって影響がある銘柄)の代表格であるインフルエンザ関連銘柄は毎年注目されます。

 

特に、新型インフルエンザなどはより強く物色されやすい特徴があることもポイントです。

 

関連銘柄は様々ありますが、過去の動きなども照らし合わせることで、有力な銘柄を抑えられる可能性が高まります。

 

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