【2017年版】ノーベル賞関連銘柄を先取り!受賞前後の株価の動きも紹介

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例年10月にはノーベル賞受賞者の発表があります。

 

近づくにつれてノーベル賞関連銘柄へと物色が向かいやすくなりますので、早い段階で仕込むことができればかなり有利です。

 

なかでも株式市場に影響あるのが物理学賞、化学賞、生理学・医学賞の3分野で、過去のバイオブームでも関連銘柄が軒並み急騰してきたことは記憶に新しい。

 

早速、2017年のノーベル賞に関するまとめを見ていきましょう!

 

 

 

1.ノーベル賞と株価の関係

 

ダイナマイト発明者であるアルフレッド・ノーベルの遺言が発端となったノーベル賞は、世界的な功績を残した人物に贈られるもの。

昨年までに日本人からノーベル賞受賞者が3年連続で出ていることから、今年も注目が集まること間違いなしでしょう。

 

基本的に株価は期待が先行してプラスに働いていきますので、ノーベル賞受賞者の発表前であるほど割安に購入することが可能です。

 

2017年ノーベル賞部門別発表日

部門 発表日
医学生理学賞 10月2日
物理学賞 10月3日
化学賞 10月4日
平和賞 10月6日
経済学賞 10月9日
文学賞 現在未定

 

 

ノーベル賞受賞の期待が高まる関連銘柄は、9月中頃から10月上旬にかけて急騰しやすい特徴があります。

 

この時期にバイオ関連銘柄の上昇が目立つのは、ガン治療についての研究発表が行われる秋の日本癌学会シーズンと重なっていることも理由のひとつ。

 

▼バイオ関連銘柄についてはこちらをご参考下さい

バイオ関連銘柄はテーマ性強し!荒い値動きだからこそ稼げるポイント

 

そのほか、医療品や新素材開発の企業が注目されるケースも多く、幅広い銘柄で連想買いが行われるほど盛り上がりを見せます。

過去の関連銘柄ではテンバガー銘柄も輩出しているノーベル賞受賞のパンチ力は相当なものですから見逃せません。

 

実際に昨年のノーベル賞関連銘柄の動きと、賢い投資法を見ていきましょう。

 

【ここだけチェック!】
  • 3年連続で日本人ノーベル賞受賞者が出ているため今年も注目度は高い
  • 関連銘柄は例年9月中頃から10月上旬にかけて急騰しやすい特徴がある

 

2.ノーベル賞発表前後の株価の動き

 

10月の一大イベントとなるノーベル賞に向けて、関連銘柄はどのような動きをするでしょうか。

過去の株価動向と、特徴を押さえたオススメ投資法をご紹介していきます。

 

2-1.2016年のノーベル賞関連銘柄の株価動向

ノーベル生理学・医学賞に東京工業大学の大隅良典栄誉教授の研究対象「オートファジー」の受賞が決まった2016年10月4日。

株式市場では関連銘柄が軒並み上昇し、コスモ・バイオと医学生物はストップ高をつける展開となりました。

 

2016年度 ノーベル賞発表当日の関連銘柄の株価推移
銘柄 高値 前日比
【3386】コスモバイオ  1,660円 +22%
【4557】医学生物学研究所 569円 +16.3%
【2342】トランスジェニック  736円 +11.1%
【4974】タカラバイオ 1,847円 +10%
【4588】オンコリスバイオファーマ 1,295円 +8.2%

 

オートファジーとは、細胞の中で役目を終えたタンパク質をリサイクル(自食作用)する仕組みで、今後がんやパーキンソン病などの創薬が期待できます。

 

ストップ高をつけたコスモ・バイオは関連試薬を扱っており、同じくストップ高の医学生物学研究所はオートファジーに関する研究を行う。

 

その他関連銘柄も10%程の上昇しておりますが、翌日から利確売り圧力が強まっていることが確認できます。

このような動きを踏まえ、実際どのような投資が好ましいでしょうか?

 

2-2.ノーベル賞関連銘柄の特徴を押さえた投資

ノーベル賞関連銘柄の株価は共通して「9月中頃から急騰し始め、受賞発表当日に高値をつける」ことがほとんどです。

 

その為、動意付く前の割安な状態で買うには9月入ってすぐの段階で、受賞発表前日までの約1ヶ月を目安に運用すると効果的でしょう。

 

思惑によってこの1ヶ月間は急騰しやすくなりますが、その中でも相場を牽引する新興市場のバイオ関連銘柄が好ましいと言えます。

基本的に値動きは激しくなることが予想できますので、デイトレ対象としても面白いかもしれません。

 

ただし、利確売りの圧力が一気に高まりますのでノーベル賞受賞日まで持ち越さないことです。

 

バイオブームに火をつけたのが2012年「iPS細胞」の受賞で、タカラバイオは8倍、コスモバイオやカイオムバイオは10倍の急騰は記憶に新しいでしょう。

受賞発表後の関連銘柄は再び人気化することもありますが、その場合は中長期目線で追いかけることになります。

 

今年で4年連続となる日本人のノーベル賞受賞が期待され、株式市場でも関連銘柄への関心が高まっていますので、ぜひチェックしておきましょう。

 

【ここだけチェック!】
  • ノーベル賞関連銘柄は9月中頃から受賞発表日にかけて上昇しやすい
  • 受賞発表日以降は利確売りが強まるので当日まで株を持ち越さないこと

 

3.株価に影響を与える代表的な3つの部門

 

生理学・医学、化学、物理学、文学、平和学、経済学の6つで構成されるノーベル賞は、各部門で大きな功績を残した人物に与えられる世界的な賞です。

 

その中でも株式市場にインパクトを与える3つの部門を見ていきましょう。

 

3-1.ノーベル生理学・医学賞

「生理学および医学の分野で最も重要な発見を行った人物に授与される賞」

 

例えばガンやエイズを治す技術など、世界中から必要とされる技術の発展が目覚ましい生理学・医学の世界。

受賞したオートファジーに続き、新しい技術を生み出そうと日々研究が行われています。

 

2016年 生理学・医学賞の関連として注目された銘柄
銘柄 備考
【3386】コスモ・バイオ PD-1、オートファジー、制御性T細胞などの研究・製品開発を行う。
【4974】タカラバイオ PD-1、オートファジーの研究を行う。
【4572】カルナバイオサイエンス マラリア新規治療薬の研究・開発を行う。
【4583】カイオム・バイオサイエンス 理化学研究所発の創薬ベンチャーであり、独自の抗体作製技術を持つ。

 

ノーベル賞発表と同時期の10月上旬に、ガンの治療法などについての発表が行われる日本癌学会が開催されます。

9月頃からバイオ関連のニュースが取り上げられ始めるので、関連銘柄の物色の後押しとなるため上昇しやすい傾向にあります。

 

治療薬の開発が加速するなか、3年連続の受賞が期待される今年も引き続きがん関連銘柄には目が離せません。

 

3-2.ノーベル化学賞

「化学の分野で重要な発見あるいは改良を成し遂げた人物に授与される賞」

 

日本にも有力候補が多い化学賞は、3人まで受賞できるため今年はさらに期待が高まっています。

化学反応の際に他の物質にのみ影響が働く物質を指す「触媒」関連も有力とされており、注目の光ファイバーはまさに日本の誇る技術です。

 

2016年 化学賞の関連として注目された銘柄
銘柄 備考
【4080】田中化学研究所 リチウムイオン電池の部品供給を行う。
【4100】戸田工業 リチウムイオン電池の部品供給を行う。
【6674】ジーエス・ユアサ リチウムイオン電池の製品開発を行う。

 

電気自動車が注目を集めてからは、使用されるリチウムイオン電池は次世代のバッテリーとして関心が高まっていたことがわかります。

リチウムイオン電池は2017年のノーベル賞候補でもありますので、これらの銘柄がまた注目される可能性は高いので注目しておくといいと思います。

 

▼電気自動車に関してはこちらをご参照下さい

【EV(電気自動車)関連銘柄の本命は?合わせて急速充電器関連も注目!】

 

3-3.ノーベル物理学賞

「物理学の分野で重要な発見を行った人物に授与される賞」

 

物理学賞は天文学から量子力学まで幅広いジャンルがある分、候補者も多いために受賞枠の最大3名が選出されることが多いです。

 

2016年 物理学賞の関連として注目された銘柄
銘柄 備考
【6594】日本電産 注目のマルチフェロイック物質に用いられるモーター開発を行う。
【6762】TDK 注目のマルチフェロイック物質に用いられる磁気ヘッドを行う。
【6701】日本電気 カーボンナノチューブを発見した飯島澄男教授が特別主席研究員を務める。
【4205】日本ゼオン カーボンナノチューブと同素材の量産工場を持つ。

 

日本の物理学は世界の最先端と言われるほど、その技術には注目が集まっています。

年ごとに受賞分野に傾向がると言われる物理学賞なだけに、今年は日本人から受賞者が出ると期待できます。

 

3-4.番外編/ノーベル文学賞

「優れた文学作品の執筆をした人物(作家)に授与される賞」

 

『ノルウェイの森』や『IQ84』などが世界的に有名となった作品で、毎年有力候補として名前が挙がる村上春樹氏。

文学賞は他の賞と違って枠が1つしかありませんが、今年は対抗馬いないことから2017年こそ受賞するだろうとの期待が高まっています。

 

2016年 文学賞の関連として注目された銘柄
銘柄 備考
【9978】文教堂グループホールディングス 書店チェーンの運営を行う業界大手。
【3159】丸善CHIホールディングス 図書流通センターと統合し、傘下のジュンク堂は文教堂の大株主。

 

例年のように書籍販売を手掛ける銘柄には村上春樹氏の受賞を期待した物色が向かう傾向にあり、今年もこのチャンスは見逃せません。

 

【ここだけチェック!】
  • バイオ関連銘柄は過去にいくつも急騰銘柄を輩出している
  • 文学賞関連銘柄として挙げた2社の株価上昇は毎年恒例となっている

 

4.2017年度の受賞が期待される候補者リスト

 

各部門の候補者と関連銘柄をピックアップしていきます。

 

4-1.生理学・医学賞の候補者

┃有力候補者

 

【本庶 佑氏】公益財団法人先端医療振興財団理事長
プログラミング細胞死1(PD-1)分子の遺伝子を発見し、がん免疫治療の発展に貢献。小野薬品工業と共同で「オプジーボ」の開発を行う

参考:必見のオプジーボ関連銘柄!ノーベル賞候補の夢の薬が株価上昇の助けにもなる!

 

【坂口 志文氏】大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授
過剰な免疫反応を抑制する「制御性T細胞」の発見と、免疫疾患における意義を解明し、かん治療の発展に貢献。

 

 

 その他の候補者リスト

 【小川 誠二氏】東北福祉大学特任教授

病院で診断に使われるMRI装置の基本原理を発見し、それまで確認できたのは脳の構造のみだったが、fMRIでは「活動」まで見えるようになった。

 

 【森 和俊氏】京都大学大学院理学研究科教授

「小胞体ストレス」を発見し、メカニズムを解明した。

 

 【竹市 雅俊氏】国立国際医療研究センター臨床研究センター長

細胞同士を繋ぐ物質「カドヘリン」を発見し、形態形成、がんの浸潤や転移など様々な研究が進められている。

 

 【石坂 公成氏】ラホイヤ・アレルギー免疫研究所名誉所長

ぜんそくやアトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギーにかかわる免疫グロブリンE(IgE)を発見。

 

 【満屋 裕明氏】熊本大学医学部内科学教授

世界初のエイズ治療薬「AZT」に続いて「ddⅠ」と「ddC」も開発。

 

4-2.化学賞の候補者

┃有力候補者

 

【吉野 彰氏】名城大学大学院理工学研究科教授
PCや携帯、電気自動車にも使用されるリチウムイオン二次電池を発明

参考:ノーベル賞候補のリチウムイオン電池はやはり凄い!関連銘柄を抑える

 

【ジェニファー・ダウドナ氏・エマニュエル・シャルパンティエ氏】

海外勢として注目のお二人は、ゲノム配列を置換、挿入することができる新しい遺伝子改変技術「ゲノム編集技術CRISPR-cas9」を開発。

参考:ノーベル賞候補のゲノム編集。人間を自在に設計してしまう禁断の技術とは?

 

【石野 良純氏】九州大学教授
「ゲノム編集技術CRISPR-cas9」の根底にある「ゲノム編集技術CRISPR」と呼ばれる遺伝子配列を発見

※研究の第一人者が評価されるためにゲノム編集技術の受賞は石野氏が有力とされる。

 

 

 その他の候補者リスト

 【新海 征治氏】九州大学高等研究院特別主幹教授

分子認識メカニズムの解明と応用を行う分子機械のパイオニア。

 

 【北川 進氏】京都大学大学院工学研究科教授

二酸化炭素を効率良く吸収する「多孔性金属錯体」の合成方法を発見し、地球温暖化対策として注目。

 

 【藤嶋 昭氏】東京理科大学学長

共同研究者の名前を入れた「本多・藤嶋効果」と呼ばれる酸化チタン表面で光触媒反応の発見。医療機器の衛生管理が向上する。

 

 【春田 正毅氏】首都大学東京教授

不活性な物質で触媒に使用できないという金の常識を覆す「金ナノ粒子触媒作用」を発見し新たな可能性を見出した。

 

4-3.物理学賞の候補者

┃有力候補者

 

【飯島 澄男氏】名城大学終身教授
軽量はアルミニウムの半分でダイヤモンドの2倍の強度、銅の1,000倍も電気を通しやすい「カーボンナノチューブ」を発見

その特性から半導体や燃料電池などの新素材に期待されている。

参考:カーボンナノチューブ関連銘柄はチェック必須!ノーベル賞候補は絶対見過ごせない

 

【細野 秀雄氏】東京工業大学応用セラミックス研究所教授
リニアモーターカーに代表される超電導技術は電気抵抗がゼロになった状態のことを言い、エネルギー損失のない送電が可能となる革命的な技術を発見

 

その他の候補者リスト

 【十倉 好紀氏】理化学研究所創発物性科学研究センター センター長

電子型高温超伝導帯やマルチフェロイックスの巨大電気磁気効果の発見、そのほか多くの研究成果を挙げる。

 

 【中沢 正隆氏】東北大学電気通信研究所長

世界中の光ファイバー通信網を支える重要技術、エルビウム添加ファイバー増幅器を開発。

 

 【大野 英男氏】東北大学電気通信研究所教授

半導体と磁石の性質を持つ「希薄磁性半導体スピントロニクス」を開発したことで、大幅な省エネができると期待されている。

 

 【古澤 明氏】東京大学大学院工学系研究科教授

長らく実験は困難とされてきた「量子テレポーテーション」を完全な状態で実現することに成功。

 

5.大本命!大化け期待のノーベル賞関連銘柄5選

 

10月の受賞発表に向けてますます期待が高まるノーベル賞関連銘柄。

その中でもとくに上昇期待値が高い筆者が大本命視する厳選5銘柄をピックアップしていきますので要チェックです!

 

5-1.【4205】日本ゼオン ┃カーボンナノチューブ

市場 東証1部
業種 化学
単位 1,000株
比較される銘柄 JSR、住友ベ、住友化
注目ポイント カーボンナノチューブの量産工場を持つ

 

世界初のスーパーグロース。カーボン・ナノチューブの量産工場を稼働しており、今後世界中から需要が殺到する可能性を秘める。

 

5-2.【4080】田中化学研究所┃リチウムイオン二次電池

市場 ジャスダック
業種 化学
単位 100株
比較される銘柄 日本化、伊勢化、宇部興
注目ポイント リチウムイオン二次電池正極材料が主力

 

スマホや電気自動車で爆発的な需要が見込まれる次世代のリチウムイオン二次電池、その部品供給を行う業界大手。

 

5-3.【4528】小野薬品工業┃オプシーボ

市場 東証1部
業種 医薬品
単位 100株
比較される銘柄 第一三共、エーザイ、アステラス
注目ポイント 新薬創出や海外展開も行う

 

PD-1を発見した本庶佑名氏と共同開発したがん免疫治療薬「オプシーボ」の販売を行う。

iPS細胞でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授にも注目される。

 

5-4.【4974】タカラバイオ┃ゲノム編集

市場 東証1部
業種 化学
単位 100株
比較される銘柄 大日本住友、第一三共、医学生物
注目ポイント 遺伝子治療実用化へ研究に注力

 

遺伝子工学を中心にバイオテクノロジーに特化した同社はゲノム編集に関する特許ライセンスを持ち、海外企業と連携して受託サービスも行う。

 

5-5.【9978】文教堂グループホールディングス┃文学賞

市場 ジャスダック
業種 小売業
単位 100株
比較される銘柄 三洋堂HD、テイツー、ブックオフ
注目ポイント 書店チェーンの運営を行う業界大手

 

村上春樹氏が世界から有力とされた2014年ごろから毎年のように、ノーベル賞受賞発表直前まで急騰している。

賞を逃すと失望売りですぐに下落してしまうので注意が必要ですが、お馴染みとなっていることから今年もかなり期待値は高い。

 

6.まとめ

「iPS細胞」でノーベル生理学・医学賞を受賞した2012年のバイオブームを皮切りに、毎年10月に近づくとノーベル賞関連銘柄への物色に高まる期待。

 

ただし、短期勝負であるため思惑で急騰しているうちに(受賞発表前実までに)利食いすることをオススメしています。

大化け期待の大本命5銘柄はぜひチェックしておきましょう。

 

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