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株の空売りは超便利!仕組みを知り下落相場をチャンスに変える!

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空売りは上手く利用する事で下落相場でも利益を狙う事ができる投資手法です。

 

個人投資家の中にも空売りを利用している人が増えており、上手く利益を出している方もいます。

そこで今回は空売りをした事がない、空売りについて具体的にイマイチわからない、という方へ向けて書いております。

 

空売りは正しいやり方をすれば怖くないし、下落相場でもしっかり利益が狙えるという事を分かりやすくまとめてみたいと思います。

 

 

1.空売りの仕組みを覚えよう!

 

空売りを行うには信用取引口座を開設しなければなりません。信用取引と聞いてそれだけでも怖いというイメージを持つ方もいるでしょう。

 

しかし、やるやらないは別にしても信用取引や空売りについて知っていて損はありません。空売りには様々なメリットがありますので知識だけでも付けてしまいましょう。

 

1-1.空売りとは売りから入ること

一言で言えば通常の株式取引の逆の取引になります。

簡単に説明すると株価が下落する事を予想して売りから入り、下落したら買い戻す。という事です。

 

通常の取引は買った株が買値よりも高ければ利益が出るのに対して、空売りは売りから入るので、株を売った価格よりさらに株価が下がれば利益になります。

 

1-2.空売りにより損益が出るプロセス

 

例えばA社の株を空売りしたいとします。

この時のA社の株価は1株1000円です。

空売りする際は、まずA社の株を証券会社から100株借ります

 

その後、借りたA社の株をマーケットで売ります。そうなると売った分の代金として10万円が手元に入ることになります。

※実際には自分の証券口座に10万はプラスされません。取引終了後の結果のみが反映されます

 

空売り後、狙い通り株価が下がり、最終的には100円下がったとします。

この時のA社の株価は900円ですね。ではそろそろ借りてる株を返しましょう。

 

 

買い戻しとは、証券会社から借りていた株を返すのですが、現在A社の株は最初に売ってしまっているので持っていません。

ですのでマーケットからA社の株を100株買い、借りたところに返すのです。

 

これが買い戻しです。

 

 

この時A社の株の価値は現在900円です。900円の株を100株買うには9万円が必要です。

最初に空売りした際の10万円がありますので、ここから9万円でA社の株が買えます。

 

そうすると1万円浮きますね。

 

この1万円が利益となります。

※実際は手数料などで数百円程引かれます。

 

これが空売りで利益が出る仕組みです。

 

もし株価が逆に100円上昇してしまった場合、株価は1100円。

 

買い戻す際、A社の株を買うのに11万円必要になります。

最初に空売りした際の10万円では足りませんので、足りない1万円を自腹で払います。

そうすると逆に1万円損失が出ます。

 

これが空売りによる損失となります。

株を売ったり買い戻したりとやる事が多いように思われますが、実際に証券口座でやってみると、買い戻しなどほとんどシステムが自動でやってくれますのであまり難しく考える必要はありません。

 

実はほぼ買いから入る時の操作と変わりませんので操作自体はとても簡単です。

 

【ここだけチェック!】
  • 株価が下落した場合にも利益を狙えるのが空売り
  • 空売りは信用取引を利用した売買のひとつ

 

2.空売りのメリット

 

2-1株価下落時に利益が狙える

上記にて説明しておりますが、空売りは下落局面において利益が狙えます。

空売りを上手く利用できれば、上昇トレンドでは買いでエントリーし、下落トレンドでは空売りでエントリーする。

 

それを繰り返す事でどのような地合いでも利益を狙う事が可能になります。

 

いつまでも上昇する銘柄はないので、下落局面でも利益を狙いたいならピッタリの投資法です。

空売りは株価が下がれば下がるほど利益になります。

 

また、下落スピードの方が3倍早いと言われておりますので、短期で大きな利益になることも少なくないでしょう。

 

2-2リスクヘッジに活用できる

空売りはリスクヘッジとしても活用できます。

全体相場が下がるような時期に入れば保有している銘柄全てが影響を受ける場合があります。

 

しかし、一部空売りをしておく事ができれば、株価全体が下がっている場合でも利益が狙えるので、損失というリスクを最小限に抑える事が可能となる訳です。

 

このように空売りは下落相場など、株価が下がる事で利益を狙う事ができる為、特殊な投資法と言えます。

 

下がっている局面で利益を狙う事ができるので空売りをマスターする事で無敵の投資家になる事も可能かもしれません。

 

【ここだけチェック!】
  • 空売りは株価が下がれば下がる程利益が狙える特殊な投資法
  • 一部の銘柄を空売りをしておく事でリスクヘッジができる

 

3.空売りのリスクや注意点

 

ここまでは空売りのメリットや特徴を見てきましたが、空売りにはリスクや注意点もあります。

 

しっかり把握する事ができればリスクをメリットに変えたり、空売りは怖いといった苦手意識がある人でも向き合いやすくなると思われますので、空売りのリスクをしっかり把握していきましょう。

 

3-1貸株料

空売りは証券会社から株を借りていると言いました。

貸株料とは、株を借りる為の利用料金(金利)みたいなものです。

 

1日ごとに買い戻すまで料金が発生しますので、長期間保有すると貸株料のコストが増えます。

 

SBI証券の場合の利用料金

料金の計算式は

貸株数量×当該銘柄の時価×貸株料率÷365 

となります。

100万円の取引をした場合1日の貸株料は31.5円になります。

1ヵ月20営業日で約630円という金額です。

 

各証券会社や契約プランなどによって貸株料は変わりますが、基本的にこのように貸株料は大きな金額ではありません。

 

加えて空売りは短期売買がメインとなるため、貸株料はあまり気にする数字ではないことがわかります。

 

3-2逆日歩(ぎゃくひぶ)

品貸料とも言われ、空売りは証券会社から株を借りてそれを売りますが、証券会社でも貸せる株には限度があります。

 

空売りが急激に増えれば株が足りなくなりますので、証券会社は日本証券金融株式会社や機関投資家などからお金を払って株を借ります。

 

その借りてきた株を各投資家へと貸します。いわゆる又貸しです。

この証券会社が株を借りる為にかかったお金を投資家に負担してもらうのが「逆日歩」です。

 

逆日歩の怖いところは、投資をする時点では逆日歩が発生するかどうかはわからず、発生する場合は、取引があった次の日に判明します。

 

株の不足度に応じて支払う金額は変動し、逆日歩が発生した場合は1株◯◯円の逆日歩が発生したと翌日にわかります。

 

1000株取引をしていて、逆日歩が1円なら1日で1000円の支払いの必要があります。

そして、1円というのはその日だけであり、次の日は料金が増減する可能性もあります。

 

★例:1000株空売りしている場合

合計10日保有していたとします。

1日目~5日目までの利用料金は1円

5日目~10日目までの利用料金は2円

とした場合。

すると10日間で合計で15,000円の支払いが必要となります。

 

逆日歩で支払った金額は、逆に信用買いで取引していた投資家が受取ることが出来る仕組みとなっています。

 

3-2-1 逆日歩リスクを避ける方法

逆日歩はある程度対策可能です。

信用取引画面から貸借倍率をチェックしておきます。

 

貸借倍率が1倍を下回ると逆日歩のリスクが出てくるので、1倍以下にならない程度で買い戻しをしておく事で回避できます。

 

最悪でも既に逆日歩が発生している銘柄には、新規に空売りを仕掛けないほうが賢明でしょう。

 

3-3追証

信用取引では持っている資金(現金や、現物株)を担保にすることで持っている資金以上の取引が出来ます。

 

現物株を担保にしている場合、その担保銘柄が下落して担保価格が下がった場合に追加保証金が発生します。

 

この追加保証金が追証です。

 

担保にした銘柄の価値が下がる事で保証分が足りなくなりますので、足りない分の金額を現金で払うか、銘柄を決済する必要があります。

 

空売りだけではなく信用取引では全て当てはまりますので、担保にする銘柄は株価変動が少ない銘柄の方がベストです。

 

もし追証が発生してしまったら問答無用で即損切りしましょう。

追証が発生するということは、それは失敗したトレードですので、迷わず損切りしてしまいましょう。

 

また、追証の対策としては保証金をあらかじめ多めに入れておく事と、担保は現金で入れておく事で対策可能です。

 

3-4空売り規制

空売りは株価を下げる投資法なので、急激な株価下落などの場合には規制する必要があります。

急激な下落により市場はパニックを起こす場合がありますので、一時的に空売りを規制する事で大きな下落を阻止しようという制度です。

 

もし、ある銘柄に対して空売り規制が入ると直近の株価を下回る空売り注文はできなくなります。

 

それらの事から、大きく下落すると思っても空売り規制が入れば動きが変わる事もあるので注意が必要です。

 

▼空売り規制についてや、逆にこれを利用して儲ける方法もありますので合わせてご覧下さい。

空売り規制銘柄は金の卵!株価上昇の仕組みと銘柄発見方法を知ろう!

 

3-5株価上昇

空売りは株価が下がれば利益がでるので、逆に株価が上昇してしまうと損失がでます。その為株価が急騰すれば損失も拡大していきます。

 

株の格言で「買いは家まで、売りは命まで」という言葉があります。

 

これは空売りのリスクを表した言葉ですが、下落時には0という限度があるが、上昇時には限度がないというものです。

買いでエントリーしていれは急騰は嬉しいものですが、空売りの場合は非常に怖いものとなります。

 

ただ、これらのリスクの注意点はしっかり把握しておく事ができれば損失は最小限に押さえる事も可能なので、臆病になる必要はありません。

 

要するに、空売りしてた時に株価が上昇してしまったら、ある程度のところで損切りしてしまえば大きな損失を被ることはまずありません。

▼損切りに関してはこちらをご参照下さい。

株の損切りの目安はいつ?リスクを最小化する上手なやり方

 

この後、空売りの有効な場面や空売り時の手法をとりあげていますので、空売りをマスターしていきましょう。

 

【ここだけチェック!】
  • 借りる為のお金や、株が足りなくなった場合にもお金がかかる
  • 空売りには急落を阻止する規制がある
  • 株価上昇時は損をする

 

4.空売りが有効な場面

 

それでは実際に空売りが有効な時はどんな時なのか、空売りのメリットを最大限に活かす為に2つの場面をご紹介します。

 

4-1悪材料が出た場合

通常の買いとは逆の投資法となりますので、好材料の反対である悪材料が出た場合が狙い目です。

下方修正、IRなど株価を下げるような悪材料が出る事により空売りが有効になってきます。

 

株価が下げる事で利益を狙えますので、それ以外にも株価を下げるような材料があれば空売りのチャンスが増えますので好材料と合わせて悪材料もチェックです。

 

▼材料の良し悪しの判断はこちらをご参照下さい。

わかる!経済ニュースから投資判断に活かす為の基本知識と手法

 

4-2買われ過ぎた場合

もう一つの空売りが有効な場面として、銘柄が上がり過ぎ、買われ過ぎている場面です。

いつまでも上がり続ける銘柄はないので、利益確定売りなどの売り圧力が強まったタイミングで空売りを利用するのも一つの手です。

 

個別銘柄だけではなく、全体相場が買われ過ぎている場合も同じく全体的に売りの調整が入る可能性が高い為、高値圏にある買われ過ぎ相場はチャンスとなります。

 

上記のどちらの局面でも短期的な目線での下落が見込める事、貸株料などの事を考えれば空売りは短期での取引がベストな選択かと思われます。

 

ただ、買いでの売買と同じく、まだまだ下がるだろうといった過信はせず自分のルールを元に買い戻しタイミングを見極めていく形がいいでしょう。

 

【ここだけチェック!】
  • 悪材料は空売りでは好材料として捉えることができる
  • 買われ過ぎといった過熱感は空売りの有効な場面となる

 

5.空売りの活用法

 

では、空売りを実際に実践していくうえで、ポイントを何点か押さえてみたいと思います。大きな損失を出さず利益をねらう為にしっかりと把握していきましょう。

 

5-1空売り可能な銘柄は限られている

上場している全ての銘柄が空売りをできる訳ではなく、証券取引所が空売りができる銘柄を選定しています。

 

これを貸借銘柄といいます。

 

ネット証券では取引画面の個別銘柄信用区分の箇所に「貸借」と書かれていますので、個別銘柄でも確認する事が可能です。

 

このように全ての銘柄が空売りできる訳ではなく、信用取引の種類によっても取引できる銘柄が変わってきますので、空売りできる銘柄なのか必ず確認しておく必要があります。

 

5-2信用倍率

空売り時や、通常の取引の場合にも使える指数として信用倍率があります。

これは信用取引を利用している人の現状を表した数値で、信用買い(信用買い残)と信用売り(信用売り残)の状況が分かります。

 

信用買いを利用している人÷信用売りを利用している人で数値化され、何倍という数字で表記されます。

 

一般的には1倍が基準とされていますので、信用買いが多ければ倍率は大きくなります。また、信用売りが多ければ小さくなります。

この信用倍率や、信用買い残、信用売り残がどのように役に立つのかといいますと、返済期限が関係しています。

 

  • 信用買いを利用している人は6ヶ月以内に決済しなければなりません。
  • 信用売りを利用している人も6ヶ月以内に決済しなければいけません。

 

そのため、信用買いをしている人はいずれ売らなければいけないので、

信用買い残が多ければ多い程、将来売りが多くなる(株価が下がる可能性がある)と言う事が予測できます

 

信用売りの場合も同じで、信用売り残が多ければ多いほど、将来買い戻しが入るので買いが多くなるという事が分かります。

 

それらの事からも、信用倍率を見るだけで将来売りが出やすいのか買いが増えやすいのか把握できます。

つまり、信用取引をしない人でも参考になる数値となります。

 

信用倍率の数値が高いと信用買いを利用している人が多い

⇒将来の売りに繋がりやすい

 

信用倍率の数値が低い(1倍を切る)と信用売りを利用している人が多い

⇒将来の買いに繋がりやすい

 

【ここだけチェック!】
  • 空売りができる銘柄は限られている。全体の約60%
  • 空売りも損切りラインは徹底する
  • 信用倍率は通常の取引でも利用しやすい

 

6.まとめ

空売りは下落相場で利益を狙える特殊な投資法です。株価は上下を繰り返して動きますので、空売りをマスターすればどんな地合いでも利益が狙えます。

 

買いエントリーと同じく損切りを徹底する事でリスクは最小限に抑える事ができますので、損切りは徹底すべきです。

 

リスクを最小限に抑える事ができれば、下落相場でも利益を狙いやすくなるので空売りにチャレンジしてみましょう。

 

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