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段ボール関連銘柄。値上げを断行できた企業に注目

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段ボールはインターネット通販の増加などにより、出荷量が増加し続けてきました。

 

一方で原料となる古紙の高騰もありますが、価格に転嫁できた企業は収支が改善するため、株価の上昇が見込まれます。

 

また段ボールを素材として使った製品が発売された際には、大村紙業の株価が1ヶ月強の間に5.5倍にも急騰しました。

 

段ボールの用途は食品の輸送が最も多くなっていますが、木材に代わる素材など、「包む」以外の用途も拡大しています。

 

ここでは段ボール関連銘柄について、解説していきます。

 

 

1.段ボール関連銘柄に期待

段ボール関連銘柄とは、段ボールやその原料となる板紙を製造する企業を指します。

 

1-1.「段ボール」関連銘柄とは?

段ボールは、生活のさまざまな箇所で利用されています。

多くの人は、引っ越しやインターネット通販が主な用途として思いつくでしょう。

 

しかし、最も多い用途は加工食品の運送です。

 

全国段ボール工業組合連合会の「2017年度の部門別消費動向」によると、加工食品の運送用途に4割が使われています。

 

スーパーにお勤めの方であれば、お店のいたるところに商品が入った段ボールが積まれているのではないでしょうか。

 

同じく青果の運送用も1割を占めていますので、品出しではひたすら段ボールを開け続ける人も多いでしょう。

 

一方で引っ越しや通販といった用途は全体の5%ですが、伸び率は2016年度と比べておよそ10%増となりました。

 

この分野では、引き続きの需要増が見込まれます。

 

強化ダンボールというダンボールもある

段ボールの原料は古紙が使われることが普通ですが、強化ダンボールは古紙の代わりにクラフトパルプ100%の、輸入ライナーを原料として製造されています。

 

このため木材や木箱に代わる材料として、重量物の梱包だけでなくダンボール家具にも使われているのです。

 

このように段ボールは需要が右肩上がりであり、新たな用途も増えてきているため、段ボール関連銘柄は注目されています。

 

1-2.なぜ「段ボール」関連銘柄は株価が上昇するのか?

段ボール関連銘柄が株式相場で注目されている理由に、インターネット通販の増加による需要増があげられます。

 

国土交通省が公表している宅配便取扱実績によると、2016年度、2017年度ともに前年よりも増加しました。

 

インターネット通販の運送には、多くの場合でダンボールが不可欠です。

段ボールメーカーとしては売上がアップし、株価上昇の一因となります。

 

また段ボールの主な原料は古紙ですが、中国での需要が増していることから、古紙の価格が大きく値上がりしています。

 

原料の上昇分を価格に転嫁し、値上げできた企業は、売上及び利益の増加が見込まれるためこれも株価の上昇要因です。

 

特に段ボールの原紙を製造する企業は、軒並み値上げを実施しています。

 

このため原紙を購入して段ボール製造を行う企業よりも、段ボール原紙の製造から一貫して行っている企業の方が利益を見込め、株価もより上昇しやすくなるのです。

 

過去には、「Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)」で大村紙業の株価が上昇した例があり、意外なところでダンボール関連銘柄は上昇する面白いセクターですね。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 段ボール関連銘柄は需要が底堅く、新規の用途も開発されている
  • 原料の上昇分を価格に転嫁し値上げできた企業は、利益の増加要因となるため株価が上昇しやすい

 

2.段ボール関連銘柄(or株)の推移

段ボール関連銘柄の上昇理由はさまざまですから、過去にどのような理由で株価が上昇したのかを確認していきましょう。

 

2-1.【3892】岡山製紙、値上げによる黒字転換のため株価上昇

【3892】岡山製紙は、2018年上半期に大きく上昇した銘柄です。

同社は王子HD系列の中堅製紙メーカーで、板紙と美粧段ボールが主力製品です。

 

板紙はインターネット通販の包装箱に使われるため、通販の利用拡大により需要が見込まれます。

 

また段ボールは主に古紙を原料としていますが、古紙の価格が上昇を続けているため、採算が悪化していました。

 

このため同社は、2017年8月1日より板紙製品の値上げを実施。

 

値上げにより2017年第二四半期では赤字であったものの赤字幅は縮小、第三四半期では1億3,300万円の黒字に転換しました。

 

2018年3月からは急騰を続け、1カ月あまりで731円から999円と36%も上昇。

 

このように製品値上げのニュースが発表された場合は、企業の増収及び収支改善につながるため、株価の押し上げ要因となります。

 

2-2.【3953】大村紙業、段ボールを素材とした製品発売による連想買い

続いては、【3953】大村紙業をご紹介します。

同社は段ボールケースや段ボール梱包資材など、段ボール関連製品を主力としている企業です。

 

株価は2017年年末時点で699円でしたが、2018年2月2日には3,895円まで上昇しました。

 

なかでも1月16日から26日までは、9営業日連続で株価が4倍以上に上昇。

この大幅な上昇は【7974】任天堂が1月18日に発表した、「Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)」 が主な要因になりました。

 

「Nintendo Labo」は、人気のゲーム機「ニンテンドースイッチ」と連動させて遊ぶ、段ボール製の組み立てキットです。

 

ニンテンドースイッチは人気ゲーム機器ですので、段ボールの需要が拡大するという思惑から同社株が大きく買われる形となりました。

 

段ボールの魅力を生かした製品が発売されたことが、株価を大きく押し上げた要因と考えられます。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 製品値上げを実施した企業に注目
  • 段ボールを主役とした商品の発売情報に注目

 

3.主要段ボール関連銘柄

銘柄 備考
【3708】特種東海製紙 特殊紙と段ボール事業が経営の二本柱。独立系だが、段ボール用板紙製版では日本製紙と提携。
【3861】王子ホールディングス 製紙事業は国内トップ、かつ板紙でも首位。1873年創立。段ボールを含む生活産業資材事業の売上は全体の4割超。
【3892】岡山製紙 中四国地盤、王子HD系列の中堅製紙メーカー。段ボール用中芯などの板紙が主力で、美粧段ボールにも強み。
【3941】レンゴー 板紙・段ボールの最大手で、製紙業界3位。原紙から段ボール箱まで一貫して製造することが特徴。
【3943】大石産業 包装資材製造の総合メーカーで、パルプモウルドで国内トップ。紙袋や樹脂フィルムなども製造。
【3946】トーモク 段ボール大手で加工専業メーカー。段ボールは加工食品用が主力。住宅事業も持つ。
【3947】ダイナパック 中部地盤の包装自在メーカーで、カゴメなどの食品向けや、家電向けの段ボールが主力。衛生用品用も。段ボールへのオンデマンド印字も実施。
【3952】中央紙器工業 東海地盤、トヨタグループの段ボールメーカー。自動車部品や家電製品用が主力。
【3953】大村紙業 段ボールケースが主体のメーカー。段ボールシートも製造。短納期・多品種少量生産に強み
【6208】石川製作所 東海地盤の機械メーカーで、段ボール製函印刷機が主力。筆頭株主はレンゴー。防衛機器も製造

 

 

【ここだけチェック!】
  • 大手はもちろん、中堅も特色あるメーカーがあるため要注目

 

4.おすすめ段ボール関連銘柄

 

ここでは、今後注目の段ボール関連銘柄について解説します。

 

4-1.【3861】王子ホールディングス

チャート画像

市場 東証一部
業種 パルプ・紙
単位 1,000株(2018年10月1日から100株に変更)
比較される銘柄 日本製紙、大王製紙、中越パルプ工業
注目ポイント 製紙国内最大手。ネピアブランドでおなじみ。

ネピアブランドでおなじみの王子ホールディングスは、製紙業界のトップ企業でもあります。

その中でも段ボールの原紙製造や加工事業は、主力事業の1つです。

 

株価は2018年に入って647円から796円までのボックス相場となっていましたが、8月以降上昇しています。

 

10月1日からは単元株式数が100株となりますので、個人投資家の流入も期待できます。

 

4-2.【3708】特種東海製紙

チャート画像

市場 東証一部
業種 パルプ・紙
単位 100株
比較される銘柄 王子ホールディングス、日本製紙、大王製紙
注目ポイント 特殊紙と段ボール原紙用板紙が主力製品。

特殊東海製紙は特殊紙に注目されがちな会社ですが、最も売上が多い分野は段ボール原紙やクラフト紙となっています。

 

2018年3月期における段ボール等の売上高は、前年を3.8%上回りました。

 

株価は2017年以降、3,970円から4,710円までのボックス相場となっていますが、下値を徐々に切り上げてきています。

 

2018年後半からは上昇を続けていますので、2017年11月2日につけた4,710円を上回ることを期待しましょう!

 

4-3.【3947】ダイナパック

チャート画像

市場 東証二部
業種 パルプ・紙
単位 100株
比較される銘柄 大石産業、昭和パックス、中央紙器
注目ポイント 食品向けと家電向け段ボールが主力の包装資材メーカー。

ダイナパックは、食品や家電などに使う段ボールが主力。レーザーマーキングによる段ボールへのオンデマンド印字も行っていることが特徴です。

 

2018年度第二四半期決算で業績の下方修正が行われたため、株価は下落していました。

 

しかし8月24日の1,330円を底として株価は反転しています。

 

このまま株価が上昇基調に転ずるかどうかが注目です。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 業界最大手・王子ホールディングスの株価に注目。2018年10月からは単元株が100株に
  • 特種東海製紙の株価にも注目

 

5.まとめ

 

段ボールメーカーの経営は厳しい状況が続いています。

 

そのなかでも古紙の高騰分を価格に転嫁できた企業は、売上の増加と収支改善が見込まれるため、株価の上昇を見込むことが可能です。

 

また段ボールは「包む」という用途以外にも、木材の代わりとして使うなど、さまざまな用途に使われ始めています。

 

画期的な製品があらわれた場合は、大村紙業のように株価が急騰することが考えられますから、新製品の動向にも注目しておきたいものです。

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