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成長テーマ株の電子書籍関連銘柄は電子コミックサービスを運営している銘柄を抑えておこう!

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【3641】パピレスは+106%!【4348】インフォコムは+132%!【3981】ビーグリーは+169%!

【3678】メディアドゥは+198%!【3658】イーブックイニシアティブジャパンは+313%!!

 

新型コロナによる外出自粛・巣ごもり消費の拡大を背景に、電子書籍関連銘柄が上昇を加速させています。

 

年平均20%以上で成長を続ける電子書籍市場は電子コミックがけん引しており、2019年にはついに電子コミックが紙のコミックを市場規模で逆転しました。

 

電子書籍関連銘柄に注目していきましょう!

 

 

1.電子書籍関連銘柄とは?

新型コロナによる巣ごもり消費拡大も追い風に、電子書籍市場が急成長しています。

 

1-1.電子書籍とは?

電子書籍とは、従来の紙の本ではなく、スマホやタブレットなどのデジタル機器で読める本のことです。

「電子ブック」や「デジタル書籍」などとも呼ばれています。

 

電子書籍のメリットとしては、紙の本として所有しなくて済む点が挙げられます。

紙の本を数百冊以上所有しようとすると本の置き場に困ってしまいますが、デジタルデータである電子書籍ならスマホやタブレットが1台あるだけで済みます。

 

また、スマホやタブレットを持ち歩くだけで、どこでも本を読める利便性も電子書籍の大きなメリットです。

 

電子書籍は、出版不況が続く出版業界を支える急成長市場となっています。

 

全国出版協会・出版科学研究所が2020年1月24日に発表した2019年の出版市場は、前年比+0.2%増の1兆5,432億円になったとのことです。

 

この内訳を見てみると、紙の市場は前年位-4.3%減の1兆2,360億円、電子書籍は同+23.9%増の3,072億円となり、電子書籍が出版市場全体に占める占有率は19.9%と過去最大となっています。

 

電子書籍は紙の書籍に比べるとまだ5分の1程度の市場ではありますが、電子書籍が拡大し、紙の書籍が縮小する流れが今後も加速することは間違いありません。

 

出版不況が叫ばれて久しいですが、電子書籍の成長のお陰で、出版業界全体の衰退が抑えられていると言えるでしょう。

 

1-2.新型コロナ下で電子書籍の成長は加速!

電子コミックを中心とする電子書籍市場は、新型コロナ禍で急成長を遂げたことが市場調査においても鮮明となっています。

 

公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所が2021年1月25日に発表した「2020年の出版市場規模」によると、出版市場全体は前年比+4.8%増の1兆6,168億円となり、紙が-1.0%減となった一方、電子が+28.0%増になったとのことです。

 

2019年にも電子書籍は+23.9%増となっていましたが、2020年は新型コロナ禍で電子書籍市場の成長がさらに加速された格好となりました。

 

電子書籍の市場規模は3,931億円となり、出版市場全体における市場占有率も過去最高の24.3%に。

出版物の約4分の1が電子書籍となったことになります。

 

電子書籍市場の内訳を見てみると、電子コミックが+31.9%増の3,420億円、電子書籍(文字もの)が+14.9%増の401億円、電子雑誌が-15.4%減の110億円。

 

電子コミックが電子書籍を支えていることは明らかで、国民的ブームとなった「鬼滅の刃」のほか、第二の鬼滅として期待される「呪術廻戦」などもけん引しました。

 

電子書籍市場は今後さらに成長し、2025年度には6,700億円を超えて、出版物の半分が電子化される見通しとなっています。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 電子書籍市場は前年比+20%以上の成長が続く高成長セクター。特に、電子コミックが市場をけん引している。
  • 新型コロナ下の外出自粛によって、電子書籍の成長はさらに急加速!

 

2.電子書籍関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

 

2020年の新型コロナ相場における、電子書籍関連銘柄の株価動向を見ていきましょう。

 

2-1.電子書籍大手!【3658】イーブックイニシアティブジャパン

電子書籍販売サービス「ebookjapan」を運営する【3658】イーブックイニシアティブジャパンは、電子書籍関連銘柄を代表する銘柄となっています。

 

同社は、Zホールディングス傘下となっており、電子書籍サービスとしては最大手サービスとして知られています。

 

同社の株価は、新型コロナ相場で大きく上昇して2020年8月には4,240円まで上昇しましたが、その後は下落しており、2021年2月には2,212円まで下落。

 

2021年3月以降は反発に転じており、9月17日には4,330円を付けて約1年ぶりに上場来高値を再更新しました。

ただ同社は例外的に反発しているものの、電子コミックを手掛けている電子書籍関連銘柄は、巣ごもり消費で注目された2020年には大きく上がりましたが、2021年には多くの銘柄が苦戦している状況が目立ちます。

 

【3641】パピレスや【3678】メディアドゥ、【3981】ビーグリー、【4348】インフォコム、【4424】Amaziaなどはいずれも2021年に大きな下落となっており、厳しい状況と言わざるを得ません。

 

2-2.電子書籍配信サービスを手掛ける!【9418】USEN-NEXT HOLDINGS

動画有料配信サービス「U-NEXT」を手掛ける【9418】USEN-NEXT HOLDINGSは、2021年に好調な値動きとなっています。

 

同社は、電子書籍配信サービス「U-NEXT Book」も手掛けていることから、電子書籍関連銘柄にも位置付けられます。

 

同社の株価はこの1年間で絶好調となっており、2020年9月に付けていた1,153円から、2021年9月16日には3,940円まで上がっています。

この1年で最大+241%と、エンタメ株では屈指の上昇率となっていますが、同社は電子書籍というよりは動画配信サービスが好感されていると見た方が適切です。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 電子書籍関連銘柄は、巣ごもり消費で注目された2020年には大きく上がったが、その反動で2021年には多くの銘柄が下落している。

 

3.電子書籍関連銘柄リスト

 

銘柄 備考
【3641】パピレス 電子コミック配信サービス「電子貸本 Renta!」
【3658】イーブックイニシアティブジャパン 電子コミックストア「ebookjapan」
【3678】メディアドゥ 電子コミックストア「コミなび」
【3981】ビーグリー 電子コミック配信サービス「まんが王国」
【4348】インフォコム 電子コミックストア「めちゃコミック」
【4424】Amazia マンガアプリ「マンガBANG!」
【4446】Link-U 集英社と共同で総合電子書店「ゼブラック」を運営
【7911】凸版印刷 電子書籍ストア「BookLive!」
【7912】大日本印刷 電子書籍ストア「honto」
【9418】USEN-NEXT HOLDINGS 電子書籍配信サービス「U-NEXT Book」

 

4.オススメの電子書籍関連銘柄3選!

 

長期投資にもおすすめの電子書籍関連銘柄を抑えておきましょう。

 

4-1.【4348】インフォコム

チャート画像

市場

東証一部

備考

情報システム構築会社。ネット配信や電子コミックにも強み。

インフォコムは、電子コミックストア「めちゃコミック」を運営する電子書籍関連銘柄です。

東証一部を代表するIT成長株であり、アベノミクスが始まった2013年からの7年間で株価は14倍以上に成長しています。

 

電子書籍以外では、成長セクターである医療向けITサービスにも注力しています。

電子書籍関連銘柄として、長期投資に最もおすすめの銘柄と言ってよいでしょう。

 

4-2.【3658】イーブックイニシアティブジャパン

チャート画像

市場 東証一部
備考

電子コミックストア「ebookjapan」を運営する。ヤフーと提携。

イーブックイニシアティブジャパンは、電子書籍関連銘柄を代表する銘柄です。

東証一部銘柄にも関わらず、新型コロナ相場では最も大きく上昇している電子書籍関連銘柄となっています。

 

長期投資にもおすすめですが、新型コロナ相場で上げ過ぎてしまったことには注意が必要です。

 

4-3.【3981】ビーグリー

チャート画像

市場

東証一部

備考

電子コミック配信サービス「まんが王国」を運営する。

「まんが王国」を運営するビーグリーは、東証一部上場の電子書籍関連銘柄です。

他の電子書籍関連銘柄と同様に、新型コロナ相場では上げ過ぎていて過熱感があるため、東証一部銘柄だからといってリスクの取り過ぎは控えておいた方がよいでしょう。

 

 

5.まとめ

 

電子書籍関連銘柄は、新型コロナ相場でも大きく買われているテーマ株となっています。

 

新型コロナを抜きにしても、電子コミックを中心に電子書籍市場の拡大が続く流れが継続することは確実であり、今後も長期的な成長が期待できるテーマ株です。

 

特に新型コロナ相場では、【3658】イーブックイニシアティブジャパンや【4348】インフォコムといった電子コミックサービスを手掛けるIT企業が力強く買われています

 

しかしその一方で、「BookLive!」を運営する【7911】凸版印刷や「honto」を運営する【7912】大日本印刷は、新型コロナ相場でも全く買われていないことには注意が必要です。

 

大手電子コミックサービスを運営していたとしても、衰退産業のイメージがある印刷会社や出版会社は投資家に避けられている傾向があると言えます。

 

電子書籍に関するニュースにはアンテナを張っておき、電子書籍関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。

 

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