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今こそ抑えるべき燃料電池車関連銘柄!世界に誇る国策テーマに注目

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日本ではこれまで環境にやさしい「省エネ」と安定した「エネルギー供給」について、様々な開発を試みてきました。

 

今、政府が最も注力しているのは「水素エネルギー」です。

 

日本が世界で最初に水素エネルギーで走行する「燃料電池車(FCV)」は世界中で話題を呼びました。

 

市場規模は『2050年に160兆円を超える』と予測されていることから、投資家としては決して無視できない巨大なテーマであることは間違いありません。

 

国策テーマでもあり、浸透すれば世界でも高シェアを狙える「燃料電池車(FCV)」の関連銘柄について見ていきましょう。

 

 

1.燃料電池は日本の切り札になる。

 

次世代エネルギーとして最も日本政府が注力しているのが水素エネルギー。

その水素を使った「燃料電池」が日本に与える恩恵や効果について見ていきましょう。

 

1-1.燃料電池とは?

燃料電池は水素で電気を作るシステムのことをいいます。

電池という名前から乾電池や蓄電池を想像しがちですが、燃料電池は水素と酸素で電気を作り出す「発電設備」です。

 

水に電気を流して水素と酸素を発生させる「水の電気分解」とは逆の原理を利用し、水素と酸素を化学反応させることで電気を発生させます。

 

発電するときには水しか出ないため、例え燃料電池を搭載している車が引火したとしても爆発するようなことはありません。

 

1-2.政府が打ち出した水素基本戦略について

これまで石油や天然ガスといった化石燃料は戦後の高度成長を支え、日本を経済大国へと導いてくれました。

 

しかし化石燃料など天然資源には恵まれていない日本は、どうしても海外に頼らなければならない現状にあります。

 

さらに、深刻化する地球温暖化に対してパリ協定が発行されたことで「エネルギー安全保障の確保」と「温室効果ガスの排出削減」の課題を同時に解決していく必要がありました。

 

そこで政府は化石燃料を必要とせず、二酸化炭素や大気汚染物を発生させない環境に優しい発電システム「燃料電池」に着目。

 

未だ世界でも水素エネルギーを本格的に実用化させた国は存在しません。

水素に関する技術で1歩リードしている日本にとっては正に好機となるため、政府は「水素基本戦略」に乗り出しました。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 燃料電池は水素で電気を作るシステムで発電時は水しか出ないため環境に優しい。
  • 水素なら天然資源には恵まれていない日本でもエネルギーを作り出せる。

 

2.水素で走る「燃料自動車(FCV)」の誕生と今後の展開

 

2014年12月にトヨタ「MIRAI」が発売以降、今でも水素ステーションの設置が急速で進められています。

それに伴い市場では燃料電池車(FCV)関連の銘柄が度々注目され、その都度短期で株価を大きく上昇させる銘柄が続出するようになりました。

 

2-1.燃料電池車(FCV)は究極のエコカー

2014年12月15日、世界で初めて燃料電池搭載の市販車「MIRAI(ミライ)」がトヨタから発売され、2016年3月10日にはホンダから「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」が発売されました。

 

2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでにトヨタ「MIRAI」の次世代モデルの販売が予定されているのですが、年間目標販売台数は3万台以上。

 

そのうち日本でも年間1万台以上を目指すなど、2014年に発売された「MIRAI」の累計販売台数が約5000台に留まっています。

 

そのなかで、これだけの大幅拡大を狙っていることからトヨタが「燃料電池車(FCV)」にかける情熱が本気であることが分かります。

 

電気自動車(EV)の開発が世界規模で進められているなか、

なぜトヨタやホンダは燃料電池車(FCV)の開発に精を出しているのでしょうか。

 

それはこの宇宙上で最も豊富で将来の有力なエネルギーだといわれているのが水素です。

 

水素をエネルギーに変える「燃料電池車(FCV)」こそ「究極のエコカー」だと考えているのです。

 

水素は電気よりもエネルギー密度が高いため、小スペースで航続距離を伸ばせますし、

フル充電に何時間も要する電気自動車(EV)と違って燃料電池車(FCV)はたった3分程度ですみます。

 

燃料電池車(FCV)の水素を補給するための「水素ステーション」の数が圧倒的に少ないという問題を抱えてはいます。

 

政府の水素基本戦略
  • 2020年度までに160箇所、2025年度までに320箇所の整備を目標
  • 2020年代後半までに水素ステーション事業の自立化を目指す

 

このようにあることから、今後さらに燃料電池車(FCV)の普及が進むと考えられます。

 

2-2.過去に上昇した燃料電池車(FCV)関連銘柄と上昇理由

 

過去に上昇した関連銘柄と、その上昇理由を見ていきましょう。

 

銘柄 安値 高値 倍率
【6495】宮入バルブ製作所 2015年1月5日 安値 104円 2015年1月20日 高値 502円 +398円(+382.69%)

燃料電池車の普及に備え『液化天然ガス用のバルブで培った技術を水素ステーション向けに水素ボンベ用容器バルブの製品化を行う。』と発表したことが材料視され急騰。

 

 

銘柄 安値 高値 倍率
【6497】ハマイ 2015年1月14日 安値 1,030円 2015年1月27日 高値 2,800円 +1,770円(+171.84%)

宮入バルブ製作所の人気につられ、同じ水素バルブを手掛けている同社にも思惑買いが入った。また2015年2月25日に開催される「FC EXPO 2015 第11回国際水素・燃料電池展」に出展すると発表したことも買い材料になった。

 

 

銘柄 安値 高値 倍率
【3441】山王 2017年1月12日 安値 538円 2017年1月20日 高値 1,940円 +1,402円(+260.59%)

東京大学と共に開発した「金属製複合水素透明膜」と「製造方法」の2件で特許を取得。特許技術によって安価で効率よく水素の製造が可能になったことが材料視され、買いを集めた。

 

 

銘柄 安値 高値 倍率
【7727】オーバル 2017年10月17日 安値 124円 2017年12月29日 高値 272円 +148円(+119.35%)

工業用流体計測器の大手であり燃料電池車の関連銘柄として注目され上昇。投機資金が流入し、連続ストップ高をつけたことで株価は一気に急騰した。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 2020年までにトヨタの次世代燃料電池車(FCV)が発売され、水素ステーションも設置箇所も増設される。
  • 燃料電池車(FCV)関連は一度注目されると大口資金が流入し易く、短期急騰の傾向がある。

 

3.主要の燃料電池車(FCV)関連銘柄一覧

 

燃料電池車(FCV)が社会に浸透するにはまだ数年ほど要すると予想されていますが、だからこそ企業にとっては大きなビジネスチャンスとなります。

ここでは燃料電池車(FCV)や水素ステーションに関わる主要の関連銘柄を紹介していきます。

 

銘柄 株価 備考
【7203】トヨタ自動車 7,551円 世界でも首位級。世界初の燃料電池車「MIRAI」をリリースした。
【7267】ホンダ 3,640円 2輪、4輪で世界上位。燃料電池車「CLARITY FUEL CELL」をリリース。
【6752】パナソニック 1,596.5円 総合家電首位。家庭用燃料電池(エネファーム)の製造販売。
【8088】岩谷産業 4,115円 液化石油ガス首位。2015年から水素スタンドの建設を本格化。
【6498】キッツ 1,011円 総合バルブ専業最大手で建設、プラント向けに強みを持つ。
【6391】加地テック 2,863円 水素スタンドの燃料電池用高圧水素ガスコンプレッサを製造。
【6366】千代田化工建設 1,025円 三菱系の総合エンジニアリング大手で、液化天然ガスプラントは世界首位級。
【3116】トヨタ紡織 2,291円 自動車内装品及び自動車用フィルターが主力の大手自動車部品メーカー。
【4091】大陽日酸 1,667円 日本の産業ガスメーカーで産業ガス事業国内首位。電子向けでは世界3強入り。
【6331】三菱化工機 2,279円 三菱系の大手機械製造メーカーで、水素発生装置で業界首位。
【5020】JXTG 720.0円 石油元売の最大手で、全国37箇所の水素スタンドで水素供給している。
【6495】宮入バルブ製作所 153円 船舶用や液化天然ガス、液化石油ガス容器用弁の大手メーカー

※株価は2018年5月16日終値で算出

 

 

4.急騰期待の燃料電池車(FCV)関連銘柄を厳選!

 

燃料電池車(FCV)製造に関する企業や水素ステーション設置に関する企業など、国策テーマとして需要拡大が期待される本命銘柄をピックアップします。

 

4-1.【4208】宇部興産

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市場 東証一部
業種 化学
単位 100株
比較される銘柄 三菱ケミHD、住友化学、昭和電工
注目ポイント 水素タンクライナー用ナイロン材料をトヨタと共同開発。

世界初の量産型セダン燃料電池車(FCV)トヨタ「MIARAI」に搭載された水素タンクライナー用ナイロン材料「UBENYLON 1218IU」は、宇部興産とトヨタの共同で開発されたものです。

 

トヨタが2020年を目処に「MIARAI」の次期モデルを発売する方針を固めていることから、投資家の思惑買いが期待できます。

 

4-2.【7251】ケーヒン

チャート画像

市場 東証一部
業種 輸送用機器
単位 100株
比較される銘柄 ホンダ、TSテック、日信工業
注目ポイント 「GTR No.13」に適合した世界初の高圧水素供給バルブを開発。

同社はホンダ系最大手の総合システムメーカーで、2016年3月10日に発売された量産型セダン燃料電池車(FCV)ホンダ「CLARITY FUEL CELL」の開発に深く携わっています。

 

また2016年に燃料電池車(FCV)用の高圧水素供給バルビを開発し、世界で初めて「GTR No.13」に適合させるなど、非常に高度な技術を持っていることが分かります。

 

 

4-3.【8088】岩谷産業

チャート画像

市場 東証一部
業種 卸売業
単位 100株
比較される銘柄 住友商事、三菱商事
注目ポイント 2021年までに水素関連分野へ300億円投資。

2021年3月期までの3年間で、水素ステーションの30ヶ所新設と、液化水素を生産するための設備能力増強に300億円もの投資を行うと発表しました。

 

岩谷産業と言えば『水素を熟知した会社』をコンセプトにした、水素関連の国内トップメーカー。

 

宇宙ロケットの液体水素供給や水素製造プラントの立ち上げ、水素で国内シェア4割を占めるほどです。これからさらに勢いを増していく可能性の高い、要注目の銘柄です。

 

4-4.【9531】東京ガス

チャート画像

市場 東証一部
業種 電気・ガス
単位 100株
比較される銘柄 大阪ガス、東邦ガス、関西電力
注目ポイント 東京オリンピック「選手村地区エネルギー事業計画」の代表者。

東京都は、2020年に行われる東京オリンピック向け選手村に水素ステーションや、パイプラインも整備して街区に水素を供給する「選手村地区エネルギー事業計画」を立てました。

 

参加する民間企業6社(東京ガス/JXTG/東芝/パナソニック/晴海エコエネルギー/東芝エネルギーシステムズ)の中でも、東京ガスは代表者として計画を推進していくとのことから大いに注目が集まりそうです。

 

 

5.まとめ

 

まだまだ解決すべき課題は多いものの、今後普及していけば日本だけでなく世界でも高いシェアを狙うことができる「燃料電池車(FVC)」

 

これまで「燃料電池車(FCV)」関連は一度注目されると瞬く間に買いが集まり、株価を一気に跳ね上げてきました。

また、これからさらに多くの企業が新たなビジネスチャンスとして名乗り上げてくることが予想されます。

 

政府が後押ししている国策テーマでもある「燃料電池車(FVC)」に注目です。

 

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