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ホテル関連銘柄は招致イベント豊富でチャンス!オリンピックで盛り上がり必須か。

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観光庁の調査によると、毎年日本で宿泊する人数は、外国人を含めて延べ5億人泊いるそうです。

 

近年外国人観光客が増加していますが、今後2020年の東京オリンピックを契機として、日本の価値が再認識され更に増加する可能性があります。

 

それに伴い、観光客が利用するホテルなどの宿泊施設にとっては、大きなビジネスチャンスが到来します。

 

今回はホテル関連銘柄と、これまで上昇してきた理由を分かりやすく取り上げていきます。

 

 

1.ホテル関連銘柄に期待

 

「ホテル」関連銘柄とは、訪日観光客増加などを背景に業績を拡大させているホテル運営企業のことを言います。

 

1-1.「ホテル」関連銘柄とは?

円安や日本政府の取り組みによって外国人観光客が年々増加しています。

2011年時点での訪日観光客数は年間620万人程度だったのに対し、2016年には2,400万人へと急速に拡大しています。

 

観光庁の直近調査結果によれば、訪日観光客の平均宿泊数は8泊程。

 

日本人の国内観光と比べると長期間になりますので、恩恵はより大きいと言えるでしょう。

 

実際、ホテルなどの宿泊施設の客室稼働率は過去5年間で上昇基調です。

客室稼働率とは、全客室の内実際に顧客に利用されている客室の割合のことを指しています。

 

つまり、客室稼働率が高ければ高いほど空室が少なく人気が高いホテルということです。

 

ホテル側からすると、空室は1円も収入が入らない一方、

清掃などのメンテナンスコストが発生するため、可能な限り減らしたいところ。

 

訪日観光客の増加によって客室稼働率が上昇したことによって、ホテル関連銘柄の業績は改善方向に向かっています。

 

こうした業績トレンドに株式市場の注目が集まっており、ここではこうした企業をホテル関連銘柄としてご紹介していきたいと思います。

 

1-2.なぜ「ホテル」関連銘柄は株価が上昇するのか?

「ホテル」関連銘柄が株式市場で注目されている理由はシンプルです。

利用者増加による客室稼働率改善です。

 

2010年以降の日本人国内旅行消費額は、毎年20兆円前後で安定して推移してきました。

一方で、中長期的に見れば国内の人口は減少に向かっていくことが想定されています。

 

日本人旅行客だけに依存したビジネスモデルでは、将来厳しい事業環境を迎えることは必至です。

 

そうした中で、訪日観光客の増加はホテル業界にとって明るい話題と言えるでしょう。

 

客室稼働率は、ホテル業界にとっては業績向上の重要な指標です。

空室が減ることによる収入増加効果もありますが、需給関係が好転することによって客室単価を引き上げられる、という副次的な効果も挙げられます。

 

招致イベントが多いのもポイント

今後に目を向けると、2020年の東京オリンピックが控えています。

さらに今後はカジノや大阪万博など外国人観光客を誘致するイベントも期待です。

 

こうしたイベントを契機として、日本の価値が再認識され観光客が増加するかも知れません。

 

ホテル業界にとっては客室稼働率上昇という形で恩恵が現状以上に拡大する可能性もあります。

 

これら期待から、ホテル関連銘柄の株価が上昇するのです。

 

1-3.ホテル関連の特需は2025年までは続くとみられる

消費税増税や年金2,000万円不足問題、人口減少や人手不足など、国内経済には暗いニュースばかりが目に付きます。

しかし財布のヒモがますます固くなると見られる国内消費者とは違い、日本に訪れる外国人観光客は消費意欲が旺盛です。

 

繰り返しますが、日本では今後、2020年東京オリンピック、2025年大阪万博などの国際イベントが控えています。

このことから、東京や関西都市圏ではホテルの建設ラッシュが続いていますが、急増するホテル需要に供給が追い付いていません。

 

観光客向けのホテルは、空き家問題が深刻化する国内住宅事情とは180度違う光景が広がっています。

 

観光やホテルはバブルになっているのではないかという懸念を持つかもしれませんが、海外旅行が成長産業であるのは世界的なトレンドであり、日本だけが観光客ブームに沸いているわけではありません。

 

むしろフランスやイタリア、タイなどの世界的な観光大国からしたら、日本の観光客数は政府が目標に掲げる4,000万人でもまだ少な過ぎると言われているほどです。

 

ホテル業界の特需は、少なくとも大阪万博が開催される2025年までは続き、世界的な海外旅行ブームからしたら、その後も成長し続けるものと見られます。

 

▼同時にチェックしておきたいテーマ株

【巻き返すインバウンド関連銘柄!イベント多く、同時チェックすべきテーマ株なども詳しく解説】

 

【ここだけチェック!】
  • 「ホテル」関連銘柄とは、訪日需要などを背景に業績を拡大させているホテル運営企業のことを指す
  • 客室稼働率上昇が業績拡大をもたらし、株価上昇をもたらす
  • ホテル業界はまだまだ特需が続くとみられる

 

2.ホテル関連銘柄の推移

過去に上昇した関連銘柄と、その上昇理由を見ていきましょう。

 

2-1.【3772】ウェルス・マネジメント、インバウンド向けホテル事業を手掛ける!

金融や不動産事業を手掛ける【3772】ウェルス・マネジメントは、不動産金融やホテル運営を通じて日本が有する様々な観光資源を世界に発信する役割を担うことを掲げており、ホテル関連銘柄として注目されています。

 

特に、子会社の株式会社ホテルWマネジメントは、国際的なネットワーク網を持つホテルチェーンとタイアップして外国人観光客向けのホテルを運営していることで知られています。

 

同社の株価は、2019年初めには510円を付けていましたが、株式分割や好決算を発表したことで大きく上昇。

2019年6月には2,724円まで上昇し、年初からの上昇率は最大5.34倍(+434%)となっています。

 

2019年2月に、京都市東山区において「ホテルりょうぜん」を運営する株式会社美松を買収して完全子会社化したことも投資家から好感されたもようです。

 

2-2.【3258】ユニゾHD、エイチ・アイ・エスがホテル事業拡大のためのTOB実施で暴騰!

オフィスビルの賃貸を主力とする【3258】ユニゾ・ホールディングスは、「ホテルユニゾ」「ユニゾイン」「ユニゾインエクスプレス」の3ブランドでビジネスホテルを展開しているホテル関連銘柄でもあります。

 

同社の株価は、2019年年初には1,993円を付けており、その後は横ばいで推移していました。

しかし2019年7月10日、同社を巡ってビッグニュースが流れてきました。

 

旅行会社大手のエイチ・アイ・エスが、同社へのTOB(株式公開買い付け)を実施して、保有株数を増やすことを検討していると報じられたのです。

 

この一報を受けて、同社の株価はストップ高に。

ニュース発表から4日で、約2倍以上となる3,570円にまで高騰し、年初からの上昇率は最大+79%となっています。

エイチ・アイ・エスが同社へのTOBを実施すると報じられた背景には、成長産業であるホテル事業を拡大したいという思惑があるようです。

 

ホテル事業は、東京オリンピックやインバウンドを背景に成長産業となっているため、今後も有力企業によるホテル事業買収のニュースが入ってきても不思議ではありません。

 

 

3.「ホテル」関連銘柄リスト

ここで注目しておきたいホテル関連銘柄についてご紹介します。

 

銘柄 備考
【3010】価値開発 都市型ビジネスホテル「ベストウェスタン」、中期滞在型ホテル「バリュー・ザ・ホテル」などの運営や不動産が主力。
【9722】藤田観光 ビジネスホテル「ワシントンホテル」運営、婚礼・宴会需要も強い高級ホテル「椿山荘」「太閤園」など幅広い客層向けに有名ホテルを抱える。
【6547】グリーンズ 「コンフォートホテル」ブランド中心に宿泊主体型のエコノミーホテルを全国展開。
【9720】ホテル・ニューグランド 横浜の老舗ホテル「ホテルニューグランド」の運営が主軸。横浜の百貨店2店舗でレストラン運営も手掛ける。
【9723】京都ホテル 名門京都ホテルオークラ、からすま京都ホテルの運営。業務提携を結ぶホテルオークラが筆頭株主。外国人観光客の集客に注力。
【9656】グリーンランドリゾート 九州圏でも有数の遊園地や、周辺に展開するゴルフ場、ホテル、ショッピングモールなどで構成されるグリーンランドリゾートを運営。
【3772】ウェルス・マネジメント 不動産投資アドバイザリー・アセットマネジメントサービスなどを展開。
【9681】東京ドーム 「東京ドーム」を含む「東京ドームシティ」でのイベント運営、遊園地、温泉施設、ホテル経営などが事業の中核。
【9713】ロイヤルホテル 関西を地盤にリーガロイヤルホテルを全国主要都市で運営。アサヒビールや森トラストが主要株主。
【9708】帝国ホテル 宿泊利用客のうち5割が外国人。三井不動産と提携して不動産賃貸事業も行おり、ホテル業とともに業績は堅調。事業拡大をしない方針をとる。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 訪日観光客の増加による恩恵が大きい銘柄に注目
  • 将来に向けた投資積極化に伴う一時的な利益減少には注意が必要

 

4.おすすめホテル関連銘柄

これから注目すべきホテル関連銘柄についてご紹介します。

 

4-1.【9708】帝国ホテル

チャート画像

 

市場 東証2部
業種 サービス業
単位 100株
比較される銘柄 リゾートトラ, 藤田観, ロイヤルホテル
注目ポイント

高級ホテル「帝国ホテル」を東京・大阪で展開する。

帝国ホテルは、高級ホテル「帝国ホテル」を東京・大阪で展開している、ホテル関連銘柄を代表する銘柄です。

帝国ホテルは外国人観光客に人気のホテルとなっており、2019年7月に大阪で開催されたG20では、アメリカのトランプ大統領が「帝国ホテル大阪」に宿泊したことでも知られています。

 

4-2.【9722】藤田観光

チャート画像

市場 東証1部
業種 陸運業
単位 100株
比較される銘柄 帝ホテル, ロイヤルホテル, リゾートトラスト
注目ポイント 宴会施設「椿山荘」やビジネスホテル「ワシントンホテル」を展開する。

藤田観光は、高級宴会施設「椿山荘」やビジネスホテル「ワシントンホテル」を展開していることで知られるホテル関連銘柄です。

株価は苦戦しており、2015年12月に付けた6,400円から半減以下にまで下落しています。

ただ、底を打って反発する兆しも見せており、今後インバウンド需要を取り込んで業績が回復することが期待されます。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 訪日観光客の観光エリア拡大に注目
  • 品川などの再開発エリアに拠点があるなど、観光客増加の可能性に注目

 

5.まとめ

 

これからも増加が期待される外国人観光客。

東京オリンピックだけでなく、今後解禁されるカジノや開催可能性のある大阪万博など、観光客増加のイベントはまだまだ存在します。

 

訪日観光客増加を理由とするホテル関連銘柄の株価上昇は現在一服感があるものの、今後こうしたイベントがあることは、やはりポジティブな要素と言えるでしょう。

 

中長期的に見れば、株価動向が落ち着いている今こそが、株式投資の「仕込みの好機」かも知れません。

 

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