株主優待の個別銘柄情報

みんな大好き“カレー”が強い!【2810】ハウス食品の株主優待を徹底解説!

「ヒデキ、カンゲキ!」のCMでお馴染み、バーモントカレーを中心にフルーチェやチューブ型ワサビ等で国民に愛されている【2810】ハウス食品。

 

カレー部門では食品業界トップシェアを誇っており、2017年のレトルトカレー売上は、トップ10中5品目がハウス食品の商品です。

 

今回は、老若男女から絶大な支持を持つカレーの会社【2810】ハウス食品の株主優待と魅力を徹底解説していきます!

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【2810】ハウス食品グループ本社の基本情報

まずは簡単な企業情報からどうぞ!

会社名 ハウス食品株式会社
本 社 大阪府大阪市御厨栄町1-5-7
設立日 1947年6月7日
上場日 1971年7月
市場情報 東証一部 2810
決算日 3月末日

【2810】ハウス食品ってどんな会社?

カレーの売上首位のハウス食品ですが、日本にカレーという食文化を広めたキッカケもやはりハウス食品です。

会社が設立する前の大正2年、じきにハウス食品の創業者にあたる浦上靖介が外国製のカレー粉に惚れ込んで、日本人向けにスパイスを合わせたことが始まりだとか。

 

主な商品は、ハウス食品の顔でもある「バーモントカレー」や、よくスーパーでも特売を見かける「こくまろカレー」に「ジャワカレー」。

もちろんシチュー系の「ハウスクリームシチュー」や「完熟トマトのハヤシライスソース」も人気です。

 

子供達のおやつに牛乳ですぐ作れる「フルーチェ」に、博多ラーメンを手軽に味わえる「うまかっちゃん」もハウス食品の代名詞。

ハウス食品の食材を食べたことのない日本人はいないほど、国民に愛される商品をつくり続けており、今では世界でもファンが増えているほどの超大手企業となりました。

 

ちなみに、カレーの専門店のCoCo壱番屋と、冬の鍋にはかかせない「マロニー」の専門会社・株式会社マロニーもハウス食品の子会社です。

現在の株価と配当利回り

現在の株価は3,685円。(2018年7月現在)

2018年6月には4,135円まで高騰する場面がありました。

この価格は上場来最高値となっており、企業全体の好調っぷりが伺えますね。

 

今期の配当予想は1株あたり40円で利回りは1.08%

高くもなく低くもない配当利回りですが、10年以上連続配当を行っており、大きな減配もなく株主に還元し続けていますので安定という面ではとても安心できる銘柄です。

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【2810】ハウス食品グループ本社の株主優待

ハウス食品も魅力的な株主優待で、株主還元制度を行っています。
次項では、優待内容や利回り、クロス取引の注意点についてご紹介します。

株主優待は何がもらえる?

【2810】ハウス食品の株主優待は、自社製品詰め合わせが年2回貰えます。

100株であれば1,000円相当(×年2回)、200株で2,000円相当、1,000株で3,000円相当ですので、利回りで見ると100株と200株取得が美味しいですね。

 

過去の優待品は、カレー類やハンバーグヘルパーといったおかず調味料、フルーチェ、シチュールーやウコンの力も入っているようです。

 

万人受けするような製品をチョイスしていることが伺えます。
誰がもらっても嬉しい株主優待内容ですね!

【2810】ハウス食品の株主優待の魅力と利回り

現在の株価である3,600円で算出すると、優待利回りは0.5%です。

自社製品を優待にしている大手飲食関連会社の中では平均的な利回りでしょう。

 

1,000株取得でも3,000円相当にしかならないので、大きく投資をするなら家族名義など利用し、資金を分散させる方がお得かもしれません。

 

手軽に美味しく料理ができるルーやおかず調味料の人気は強く、特に主婦投資家から絶大な人気を得ています。

人気のある優待銘柄は、何か大きな悪材料で大きく株価を下げても、優待目当ての投資家の資金で買い支えが入りやすいので、株主優待制度がある限り今後の株価下落も限定的ではないでしょうか。

 

優待と配当個々の利回りはさほど高いほうではないですが、合わせると利回り2.1%になります。
安定、安心という意味では株式投資が初心者の方にも大変オススメの銘柄です!

 

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優待をもらうにはいつまでに購入すればいい?

【2810】ハウス食品の権利確定月は、3月末日と9月末日の年2回です。

注意すべきことは、優待取得の条件に「同一株主番号で2回以上連続記載」というものがあります。

 

例えば2018年8月に購入した場合、9月の優待は貰えず、優待権利獲得は2019年3月ということです。

つまり、購入してから直近の権利確定日では優待取得権利はないので少なくとも半年以上は持ち続けなければいけません。

 

現在(2018年7月)の株価で購入した場合、9月の権利確定日では配当金のみ、2019年3月に優待権利を取得し、6月頃に自宅に優待品が届くイメージになります。

その間に1回でも全て売ってしまって買い戻しても優待は貰えなくなりますので、ご注意ください。

 

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【2810】ハウス食品をクロス取引する場合

100株だけ現物で持ち続けていることを条件に、クロス取引でグレードアップ分を取得することは可能です。

株主番号さえ同一であれば、権利付き最終日までに買い増すと、優待内容はあがります。

 

注意すべき点は、ハウス食品グループ会社【2810】は逆日歩常連!
100株1日あたり200円以上の逆日歩がついたことも過去に多々あります

 

1,000円分の優待を上げるために金額以上の逆日歩と手数料を払う羽目になる可能性が高い銘柄ですので、「どうしてもクロス取引をしたい!」という場合であれば、一般信用取引を利用しましょう。

 

現時点で一般信用の取り扱いがある証券会社は、松井証券とカブドットコム証券が確認できています。

【2810】ハウス食品自体、「長期的に株主でいてほしい」という気持ちのようですので、出来れば長期的に持ち続けてほしいと思います。

 

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【2810】ハウス食品の最新ニュースや話題は?

カレー事業が絶好調!みんな大好き【2810】ハウス食品は最近どのような話題やニュースがあるのでしょうか。

今後の株価や業績に影響を与えそうな話題をいくつか取り上げていきます。

レトルトカレーとカレールーの売上が逆転!?

独身やひとり暮らし、核家族増加の背景もあり、2017年度はカレー事業で初めてレトルトカレーが固形ルーの売上を抜きました。

 

メーカー問わず、固形ルーの売上が456億円に対し、レトルトカレーは461億円!

ご当地カレーの人気や種類の増加も理由の1つでしょう。

 

そんなレトルトカレーの中でも今注目されている商品が、ハウス食品の「プロ クオリティ ビーフカレー」です。

大きな具材がゴロゴロと入った印象のあるレトルトカレーに対して、「プロ クオリティ」は具が完全に溶け込んでいます。

 

ホテルで出てくるような、じっくりと作られたプロの味に近いレトルトカレーということで2017年話題となり、出荷実績は前年同期比120%。

4袋セットで400円というコスパの良さ、具が溶け込んでいるのでお惣菜のカツをトッピングしたり、オムライスにかけても美味しいとインスタグラムでもよく投稿されるようになりました。

 

ハウス食品の「プロ クオリティ」は、今後レトルトカレー業界を引っ張る商品へと成長すると期待されています。

ハウス食品がアメリカで豆腐事業!?

ボリュームたっぷりのアメリカンスタイルの食文化に豆腐事業を取り入れたハウス食品。
ハウス食品が豆腐事業!?と日本人の私たちは少しビックリしてしまいますね。

 

日本では毎日のように食卓に並ぶほどのヘルシー食材の豆腐ですが、何故ハウス食品はアメリカで豆腐を取り入れたのでしょうか。

 

豆腐は基本アジア系で食べられていたものですが、アメリカの連邦食品医薬局(FDA)が大豆の栄養面や健康食材として認めたことをキッカケに米国へ進出。

今ではヘルシーフード「TOFU」として国民から愛されている食材となりました。

 

その食べ方は、日本のように冷奴や味噌汁に入れて食べるというものではなく、硬い豆腐を炒め物やハンバーグの具材にしたり、柔らかい豆腐はフルーツと合わせてスムージーにしたりなどがメジャーのようです。

 

同じ豆腐でもここまで調理バリエーションが広がるのですね。

そんな海外の豆腐事業の中ハウス食品は、北米で豆腐シェアNO.1を獲得しているほど人気食材メーカーとなっています。

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まとめ

今回は私たちにとても身近な【2810】ハウス食品の、株主優待や企業の魅力をご紹介しました。

初期投資額が少し高めの銘柄ですが、「ハウス食品のカレーや食材が大好き!」という方は是非チャレンジしてみては如何でしょうか。

 

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ちなみに、株主だけが参加できる株主総会に出席するとお土産でカレールーやとんがりコーン等が貰えるそうです。

お土産もカレーとは、さすがですね!

 

【2810】ハウス食品は投資家の間でも優良企業銘柄と言われるほど素敵な会社ですので、是非チェックしてみて下さい。

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