株の基礎知識

負けない投資を紐解く!実践するために大切な3つの心得と今すぐできること

 

今回は、『負けない投資』について。

株式投資で長く生き抜くためには、ありもしない「絶対に勝てる投資」を探すのではなく、負けない投資をコツコツ実践し続けることにあります。

 

ータルで見ると負けていない、ということはつまり、最終的に勝てる投資ができるのです。

負けない投資を実践できるようになり、株式市場から継続的に利益を得られるようになるための方法をいくつかアドバイスしていきます。

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投資の基本を振り返ろう

負けない投資を実践するために、投資の基本をおさらいしましょう。

「絶対に勝てる投資」は存在しない

株式投資において、残念ながら「絶対に勝てる投資」というものは存在しませんので、そのような幻想があればきれいさっぱり捨て去りましょう。

どうして絶対がありえないかというと、マーケットは不確実な人間心理によって動いているから。

 

仕事や家庭、友人関係においても思い通りにならないことがあるように、マーケットを動かしているのが人間である以上、その値動きは人間心理に根差したものになります。

つまり、株価の動きを100発100中あてるのは不可能ということです。

 

現実的な負けない投資を徹底していきましょう。

負けない = 損切りができるということ

現実的な負けない投資とは、間違いを認めて早めに損切りをする投資であると言い換えることができます。

絶対に勝てる投資が存在しない以上、誰しも負ける場面があります。

 

投資で別に負けることは失敗でも悪いことでもなく、むしろ当たり前のことで、大事なのはその負け方。

大きく負けない投資、つまり損切りの上達が求められます。

 

プロトレーダーでも勝率4割もあれば良い内容だそうですから、大切な投資金を守るためにも損切りの徹底を心がけましょう。

 

▼おすすめ記事
【株の含み損はどうするべき?個人投資家の大半が損切りできない理由と対処法】

投資スタイルや売買ルールの確立

負けない投資を実践するにあたり、自分に合った投資スタイルや売買ルールを確立することも重要です。

 

投資スタイルとは自分の性格や価値観、ライフスタイルに合わせて、例えば性格的に順張り向きか逆張りなのか。

スイングか、でも会社員だから長期投資が良いのか?など。

 

人それぞれ投資できる環境(時間や資金等の関係)が違うように、自分に合ったスタイルを見つけなければなりません。

そしてさらに、その投資スタイルに合った売買ルールを(何%下がったら損切り、何%で利確など)決めるのです。

 

▼おすすめ記事
【自分に合った投資スタイルを選ぼう!様々な運用方法をご紹介】

【ここだけチェック!】
  • 大きく負けない投資が結果的に勝つ投資に繋がる
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  • 無理な投資をしないこと。自身に合った投資スタイルで気持ちに余裕を持たせよう
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負けない投資を実践するために

負けない投資を実践するために必要な考え方について。

投資はトータルリターンで考える

プロトレーダーは確率的思考をしています。

 

確率的思考というのは大数の法則で考えることであり「トータルで利益が出ればよい」に基づくもの。

この考え方こそ、プロと素人を分ける大きいな違いでしょう。

 

損切りを小さく一方で利益は大きく、という意味の損小利大は聞いたことがあると思います。

 

例えば、-2%で損切り、+10%で利確というマイルールを決めたとき、5回中4回が損切りになったとしても、トータルではプラス2%になりますね。

このようにトータルリターンで考える思考を身に付けなければなりません。

一時の感情に振り回されない

いくらトータルで利益になればよいと思っていたとしても、損切りが連続してしまうと不安という感情に支配されてしまいます。

そうなると、たとえば逆指値注文を外したり、損切りラインを下げるなどして、損切りを避けるようになってしまうのです。

 

傷口を広げまいと行動したはずが、ほとんどの場合かえって損失は大きくなります。

最悪の場合、「追証」というマーケットから退場宣告を受けるでしょう。

 

一時の感情に振り回され、マーケットから退場していく投資家は日々後を絶ちません。

マイルールを設ける

残念ながら、機械に任せない限り投資をする上で感情を無くす方法はありません。

しかし、それらを軽減することはできます。

 

例えば、信用取引をすると不安にかられたり、空売りが上手くいかず不快に感じているとなれば、現物のみにするなどのマイルールを設けること。

さらにこの場合は、許容できないほどの金額を扱うことで感情に振り回されてしまっていますから、損切り額を小さくすればよいのでしょう。

 

感情とリスクの大きさは比例しますから、常に客観的に見ること、そのためにはマイルールに従うのです。

 

▼おすすめ記事
【株の失敗談から学ぶ、守るべき大損しないための3つのルール】

【ここだけチェック!】
  • 株式投資はトータルで考えること。損失を出さないのは不可能である
  • よかれと思った行動が命取りになることも。決めた売買ルールは守ろう
  • マイルールに従い機械的な売買を行うことが、失敗せずに済むことは多い
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今スグ始める負けない投資!

負けない投資を実践するために今すべきこと、改善できることがあります。

運用計画を見直す

例えば、株式投資で年率5~10%程度の運用利回りを目指しているとして、それに見合わないリスクを負ってしまっている投資家が大勢います。

 

東証一部の主要銘柄が、1年間でどれくらいの値動きをするか把握しているでしょうか?

【7203】トヨタを見ると、2018年に付けた高値は7,806円、安値は6,396円となっており、年間で上下20%ほどの値動き。

年率5%の利回りを目標とする場合、年間で30%程度の値動きをする銘柄ならば、投資資金の20%程度の建玉で十分と考えることもできます。

 

このように一度、ご自身の運用計画を見直してみましょう。

欲に負けて退場させられてしまう個人投資家は後を絶ちませんが、やはり現実的なリスクを取ることが重要です。

NISAの活用を検討する

年間120万円までの投資額が非課税となるNISAは活用していますか?

 

NISA口座は非課税枠が年間120万円までの制限がある分、デイトレやスイングトレードではその効果十分に発揮できません。

しかし、長期投資や配当株投資をする場合はNISAを活用すべきでしょう。

 

資金の一部をNISAで運用するという方法もアリですね。

 

▼おすすめ記事
【NISA口座の賢い活用術!投資スタイル別に5つの運用方法をご紹介します】

証券会社を見直す

投資スタイルによって、どの証券会社を使うかでその後に手元に残る利益が大きく変わる場合があります。

短期売買の手数料が安い証券会社、少額投資にピッタリな証券会社など、各証券会社の特徴を上手く利用したトレードを意識しましょう。

 

現在使用している証券会社の手数料を他と比較してみて、もし高ければ見直すことをおすすめします。

口座開設は無料なので、いくつ持っていてもコストはかかりません。

 

例えば、1回のトレードの手数料が100円の証券会社と、500円の証券会社だったら、10回では4,000円の差になってしまいます。

これは極端な例ですが、小さな金額でも積み重ねると大きくなります。

 

▼おすすめ記事
【どのネット証券を選べばいいの?手数料や取扱商品、サービスまで徹底比較!】

【ここだけチェック!】
  • 目標や投資金に見合わないリスクを取らないこと
  • 資金を守ることに重きを置くならば、NISAのような非課税投資枠は活用すべき
  • 証券口座はデイトレか長期の運用かによっても手数料が変わるので、運用別に口座を使い分けるものアリ
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まとめ

株式投資で「絶対に負けない」という手法は存在しません。

ただ、一度の負けを最小限に留められることがわかりました。

 

投資の基本となる損小利大を意識することで、1度の負けトレードを引きずることなく、トータル(全体)で考えられるようになります。

まずはマイルールを設け、損切りを徹底することが、負けない投資への近道となるでしょう。

 

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