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ナノテクノロジー関連銘柄!超小型機器の応用力で株式市場に注目集まる

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「ナノテクノロジー」という言葉をご存知でしょうか。

「ナノ」とは10億分の1を意味しており、ナノメートルとは10億分の1メートルとなります。

 

あまりの小ささにピンとこない方も多いと思いますが、これは分子1個分ほどの大きさと言われています。

 

ナノサイズにおいて起きている現象を紐解くことによって、様々な分野に応用可能な技術が生み出されているのです。

 

今回は「ナノテクノロジー」に関連する企業を取り上げ、株価動向やその背景について分かり易くご紹介したいと思います。

 

 

1.「ナノテクノロジー」とは?

「ナノテクノロジー」とは、ナノサイズで作った超小型の機器等を応用する技術を指します。

 

先程もご紹介した通り、1ナノメートルは10億分の1メートルとかなり小さく、分子レベルでのサイズ感になります。

その小さい世界の中で生み出された機器が、様々なメリットをもたらすことが期待されているのです。

 

1-1.医療分野

体内の治療箇所が外科手術では対応することが難しい場所にあったとします。

ナノテクノロジーを応用した医療機器であれば、そうした箇所に手術機器をセットすることが出来ます。

 

また、治療薬を体内の的確な箇所へと運搬することが出来るかも知れません。

医療業界ではこれを「ドラッグデリバリーシステム」と呼んでいるそうです。

 

1-2.カーボンナノチューブ

また、最近話題となっているカーボンナノチューブもナノテクノロジーを活用した技術と言えるでしょう。

 

カーボンナノチューブは、電気自動車を支えるリチウムイオン二次電池や再生医療分野も応用範囲となっており、今後需要が拡大するであろう分野での活躍が見込まれているのです。

 

株式市場では、こうした文脈から「ナノテクノロジー」に関連する企業に注目しており、実際に株価が大きく変動する事例が見受けられます。

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【カーボンナノチューブ関連銘柄はチェック必須!ノーベル賞候補は絶対見過ごせない】

 

 

【ここだけチェック!】
  • 「ナノテクノロジー」とは、ナノサイズで作った超小型の機器等を応用する技術を指す。
  • 医療分野を始め、様々な分野に応用が期待されており注目を集めている

 

2.「ナノテクノロジー」関連銘柄が上昇する理由は?

「ナノテクノロジー」関連銘柄が株式市場で注目されている理由は、応用範囲の広さです。

 

先程ご紹介した電気自動車の他にも、再生医療分野以外にも、半導体などの精密機器分野など様々な分野に応用が期待されています。

 

また、ナノテクノロジーが応用されることによって製品の付加価値や高機能化が得られることから、応用分野自体の市場拡大も期待出来るでしょう。

 

2-1.自動車向け複合素材の開発を行う【8101】GSIクレオス

同社は繊維事業と工業製品事業の2事業を中心に展開しています。

 

繊維事業ではインナー・アンダーウェアなどの製品分野において、材料となり糸から製品までを一貫して手掛ける力を有しています。

 

また、工業製品事業では、塗料やコーティング原料、成形機材や半導体機材などを提供しています。

そして第3の事業として位置付けられているのがナノテクノロジー事業です。

 

カーボンナノチューブ技術をメインに、塗料や燃料電池、自転車など向けの複合素材の開発を行っています。

 

そんな同社が注目されたのが2016年1月末です。

ナノテクノロジーを活用したカーボンナノチューブの新製品開発がリリースされたのです。

スポーツ用品の強度を高める中間材料や、鋼材の塗料向けなどに販売される新技術でした。

 

その結果株価は数日間で40%以上上昇し、一気に株式市場の注目を集めたのです。

 

販売前で業績への貢献は実際に無い状態ですが、株式市場ではナノテクノロジー自体への関心が高いことから、こうした上昇率になったと推察されます。

 

2-1.創薬の研究開発を行う【4571】ナノキャリア

同社はミセル化ナノ粒子技術という技術を基盤に創薬の研究開発を行う企業です。

 

ナノテクノロジー技術を活用したミセル化ナノ粒子という微小カプセルの中に、低分子化合物の薬物を封入したDDS(ドラッグデリバリーシステム)抗がん剤などの開発を行っています。

 

株式市場から注目を集めたのは、2012年10月末のことです。

信越化学工業に第三者割当増資を行うことを発表したのです。

 

従来ミセル化ナノ粒子の原材料となるポリマーについて独自研究を行ってきましたが、ポリマー分野で先進企業である信越化学工業と提携することで、研究の促進が図られることが期待されたのです。

公表後1ヶ月で株価は50%ほど上昇しました。

 

こちらも業績どころか製品自体がまだ出来上がっていないにもかかわらず株式市場から注目を集めており、ナノテクノロジーへの期待感の高さが顕在化した事例と言えるでしょう。

 

【ここだけチェック!】
  • ナノテクノロジーは、応用範囲の広さに期待が集まっている。
  • ナノテクノロジー関連銘柄は、実際の業績貢献が無かったとしても将来への期待から株価は大きく反応する

 

3.「ナノテクノロジー」関連銘柄

 

【6728】アルバック 真空熱処理技術を活用した製造装置やコンポーネントなどを製造・販売している企業。ナノテクノロジーに関する研究開発を進めている。
【8101】GSIクレオス アンダーウェアなどの繊維事業と工業製品事業の2事業を中心に展開。合わせてナノテクノロジー事業を展開。
【4751】ナノキャリア ミセル化ナノ粒子技術という技術を基盤に創薬の研究開発を行う企業。ナノテクノロジーを活用した抗がん剤などの開発に注力。
【4584】ジーンテクノサイエス 遺伝子組み換えや細胞融合技術などを活用したバイオテクノロジーによる新薬開発を手掛ける企業。ナノキャリアと資本業務提携を結んでいる。
【7744】ノーリツ鋼機 マーキングペンのペン先で世界トップシェアを有する他、創薬事業も手掛ける。ナノキャリアと資本業務提携を結んでいる。
【4100】戸田工業 電子部品用材料や電磁対策部品などの製造・販売を手掛ける企業。電池材料分野でカーボンナノチューブの開発に取り組む。
【7701】島津製作所 分析計測機器や医療用画像診断機器などの製造・販売を手掛ける企業。ナノテクノロジーを活用した新製品開発に取り組む。
【3176】大日本精化工業 顔料や化成品、ファインポリマーなどの製造・販売を手掛ける企業。研究開発活動にてカーボンナノチューブを挙げている。
【6857】アドバンテスト テストシステムや試験装置を製造・販売する企業。ナノテクノロジーを活用した製品を提供している。
【7004】日立造船 ごみ焼却発電施設やリサイクル施設向けシステムを提供する企業。カーボンナノチューブの量産化及び事業化を検討している。

 

4.おすすめ「ナノテクノロジー」関連銘柄

4-1.【5802】住友電工

市場 東証一部
業種 非鉄金属
単位 100株
関連企業 古河電, フジクラ, 三菱マ
企業概要 自動車向けワイヤーハーネスや情報通信向け光ファイバ・光ケーブルを製造・販売する企業。

注目ポイント
ナノテクノロジーを活用した新製品の開発に取り組んでおり、関連銘柄として注目される可能性がある。

 

4-2.【4970】東洋合成工業

市場 JASDAQ
業種 化学
単位 100株
関連企業 セ硝子, 住友ベ, 宇部興
企業概要 半導体・液晶デバイス向けの感光体や高機能化学品の製造・販売を手掛ける企業。

注目ポイント
新規事業にてナノテクノロジー材料の開発に取り組んでおり、関連銘柄として注目される可能性がある。

 

4-3.【6349】小森コーポレーション

市場 東証一部
業種 機械
単位 100株
関連企業 東京機, リョービ, 三菱重
企業概要 オフセット印刷機やデジタル印刷機などを製造・販売している企業。

注目ポイント
イスラエル社が開発したナノテクノロジーを活用した印刷機の市場投入を予定しており、関連銘柄として注目される可能性がある。

 

【ここだけチェック!】
  • ナノテクノロジーを活用した新製品の開発に取り組んでいる企業は注目される可能性がある。
  • ナノテクノロジーを活用した競争力のある新商品を予定している企業は注目される可能性がある。

 

まとめ

 

様々な分野に応用が期待されているナノテクノロジー。

これまで不可能とされてきた領域に、ナノサイズだからこそ解決出来る課題が存在しています。

 

医療分野や電気自動車、半導体分野など、将来日本社会を支えるであろう分野をナノテクノロジーが下支えしてくれているのです。

そうした期待感は株式市場ではかなり強い状況と言えます。

 

ナノテクノロジーを活用した製品を販売し売上が発生していなくても、関連銘柄は大きく株価が上昇する可能性があります。

 

それだけ高い期待を集めている証拠なのです。

 

関連銘柄としてご紹介した銘柄だけでなく、各企業の研究開発分野で「ナノテクノロジー」に着目している企業が無いかを確認することで、大化け銘柄に投資することが出来るかも知れません。

 

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