- 2020-6-5
- ゲーム・アニメ
ソニーの次世代ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」が、2020年末に発売されると発表されています。
現行の「プレイステーション4(PS4)」は全世界累計1億1,000万台を超える大ヒットとなっており、プレイステーション5(PS5)も世界的ヒットになることはほぼ間違いありません。
新型コロナウィルスによる外出自粛下では、ゲームはエンタメ業界で一人勝ちとなっており、プレイステーション5(PS5)関連銘柄として期待されるゲーム株も好調な株価動向となっています。
プレイステーション5(PS5)関連銘柄に注目していきましょう!
目次
1.プレイステーション5(PS5)関連銘柄とは?
ソニーの次世代ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」が、2020年末に発売される予定となっています
1-1.プレイステーション5(PS5)とは?
プレイステーション5は、ソニーが開発している次世代ゲーム機です。「PS5(ピーエスファイブ)」や「プレステ5(プレステファイブ)」とも呼ばれます。
2013年11月15日に発売された「プレイステーション4(PS4)」は、2020年5月時点で全世界累計1億1,040万台を突破したことが発表されており、世界的大ヒットとなっています。
現行のプレイステーション4(PS4)が大ヒットを飛ばす中、ソニーは2019年10月、後継機となるプレイステーション5(PS5)を2020年の年末商戦期に発売予定であることを明らかにしました。
2020年1月7日には、アメリカのラスベガスで開催された電子機器見本市「CES2020」にて、プレイステーション5(PS5)のロゴが正式に発表されました。
プレイステーション5(PS5)のスペックに関する情報も徐々に明らかにされており、PS4の数倍の性能で、ロード時間が短縮され、高解像度を実現、PS4のソフトも遊べる仕様になっているとのことです。
プレイステーション5(PS5)には、高機能GPUやメモリ、カスタムSSDが採用されるなど、高機能パソコン並みのスペックとなっており、発売時の価格は5万円~6万円程度と予想されています。
プレイステーション5(PS5)の発売が予定されている2020年末まで、プレイステーション5(PS5)の動向がマーケットでも大きな注目を集めることは間違いありません。
1-2.新型コロナ自粛下でゲーム業界は一人勝ち!
新型コロナウィルスによる世界的な自粛生活の中で、ゲームはエンタメ業界で一人勝ちになっています。
ライブやスポーツといったエンタメイベントが軒並み中止になる中で、有名スポーツ選手がeスポーツで対戦するなど、ゲームは新型コロナ自粛下の心強い味方となっています。
新型コロナウィルスは、ワクチンや治療薬ができるまで長期化することは避けられず、プレイステーション5(PS5)が投入される2020年末は、感染の第二波が警戒されることは間違いありません。
新型コロナの第二波が警戒される中で迎える2020年末には、プレイステーション5(PS5)が世界的に大ヒットすることはほぼ間違いないものと見られます。
なおゲーム機市場は、任天堂の「ニンテンドースイッチ」も発売から3年で全世界累計5,200万台を突破しており、家電製品の中では日本企業が世界市場で覇権を握っている数少ない市場です。
グローバルな成長力を持つ日本のゲーム株は、外国人投資家にとっても人気セクターとなっており、長期投資におすすめのテーマ株となっています。
株式市場では2010年代の前半には、ソニーや任天堂が手掛ける家庭用ゲーム機ではなく、「パズドラ」や「モンハン」を始めとするソーシャルゲームが注目テーマ株となっていました。
しかし2010年代後半にはソーシャルゲーム市場が飽和し、プレイステーション4やニンテンドースイッチが世界的ヒットを飛ばしていることで、家庭用ゲームを手掛けるゲーム株に資金が戻ってきています。
▼参考記事
【ゲームセクター関連株は当たればデカい!オススメ銘柄とトレンドに乗り素早く利益を狙う方法】
- プレイステーション5(PS5)はソニーが開発する次世代ゲーム機
- プレイステーション5(PS5)は2020年末の年末商戦に発売される予定。
- 新型コロナ自粛下でゲームはエンタメで一人勝ちになっており、第二波が懸念される2020年末に投入されるプレイステーション5(PS5)が大ヒットすることはほぼ間違いない。
2.プレイステーション5(PS5)関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄
プレイステーション5(PS5)関連銘柄の株価動向を見ていきましょう。
2-1.プレイステーション5(PS5)を開発!【6758】ソニー
プレイステーション5(PS5)を開発するソニーは、プレイステーション5(PS5)関連銘柄の本丸の銘柄です。
長期的なソニーの株価を抑えておきましょう。
ソニー株は、ITバブル全盛の2000年3月に16,950円の上場来高値を付けていました。
偶然にも、ソニーのゲーム機では最高となる全世界累計約1億5,500万台を販売したプレイステーション2(PS2)の発売月に上場来高値を付けていたことになります。
しかしITバブル崩壊後は、プレイステーション2(PS2)の販売は好調だったもののソニー株は長期低迷。
アベノミクス前夜の2012年11月には772円まで下落していました。
アベノミクス以降は、世界中のスマホに搭載されているCMOSイメージセンサーや、プレイステーション4(PS4)を軸に業績・株価は回復しており、2020年1月には8,113円まで上昇しています。
2020年2月の新型コロナウィルスによる世界株安局面では一時5,297円まで下げたものの、その後は反発しており、2020年6月時点では7,200円前後で推移しています。
ソニーのような大型株となると、プレイステーション5(PS5)発表のニュースだけで大きく動くことはありませんが、プレイステーション5(PS5)が長期的に業績・株価ともにけん引することに期待が集まります。
2-2.「DARK SOULS」「SEKIRO」のフロム・ソフトウェアを傘下!【9468】KADOKAWA
2020年6月時点では、プレイステーション5(PS5)のゲームソフトラインナップなどは発表されていませんが、プレイステーション4(PS4)で定評があったゲームメーカーのソフトが並ぶことは間違いありません。
【9468】KADOKAWAは、プレイステーション5(PS5)関連銘柄として抑えておきたい銘柄です。
同社は世界的に人気のあるPS4ソフト「DARK SOULS」シリーズや「SEKIRO」を開発したことで知られるゲームソフトメーカーのフロム・ソフトウェアを傘下に持つことから、ゲーム事業が急成長しています。
特に2019年に発売した「SEKIRO」は、世界で最も権威のあるゲーム大賞である「The Game Awards」のゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど全世界で380万本の大ヒットとなりました。
同社の株価は、「SEKIRO」発売前の2019年3月初めには1,218円を付けていましたが、「SEKIRO」のヒットとともに上昇。
「SEKIRO」がゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞した2019年12月には2,137円まで買われており、この期間に最大+75%の上昇となっています。
フロム・ソフトウェアは世界に通用するゲームソフトメーカーとして注目を集めており、プレイステーション5(PS5)でも期待が集まることは間違いありません。
- ソニー株は、プレイステーション4(PS4)が好調だったことを追い風に、アベノミクス相場の7年で10倍以上に上昇。
- プレイステーション5(PS5)関連銘柄としては、プレイステーション4(PS4)で実績のある家庭用ゲームソフトメーカーに注目。
3.プレイステーション5(PS5)関連銘柄リスト
銘柄 | 備考 |
【6758】ソニー | ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」を開発 |
【3635】コーエーテクモ | PS4ソフト「真・三國無双8」「仁王」 |
【3723】日本ファルコム | PS4ソフト「英雄伝説 英雄伝説 閃の軌跡III」 |
【3851】日本一ソフトウェア | PS4ソフト「魔界戦記ディスガイア4 Return」 |
【6460】セガサミー | PS4ソフト「龍が如く7 光と闇の行方」「新サクラ大戦」 |
【7832】バンダイナム | PS4ソフト「ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN」「テイルズ オブ ベルセリア」 |
【9468】KADOKAWA | PS4ソフト「DARK SOULS」シリーズや「SEKIRO」で知られるフロム・ソフトウェアが連結子会社 |
【9697】カプコン | PS4ソフト「モンスターハンター:ワールド」「ストリートファイターV」「BIOHAZARD RE:2」 |
【9684】スクウェア・エニックス | PS4ソフト「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」「ファイナルファンタジーVII リメイク」 |
【9766】コナミ | PS4ソフト「実況パワフルプロ野球2020」「ウイニングイレブン2020」 |
4.オススメのプレイステーション5(PS5)関連銘柄3選!
おすすめのプレイステーション5(PS5)関連銘柄を抑えておきましょう。
4-1.【6758】ソニー
市場 |
東証一部 |
備考 |
世界的AV機器企業。金融やエンタメなど多角展開。 |
ソニーは、プレイステーション5(PS5)関連銘柄として必ず抑えておきましょう。
ただ、時価総額9兆円のソニー株は、プレイステーション5(PS5)を発売したからといって、すぐに上昇を期待するような銘柄ではありません。長期投資におすすめの銘柄です。
4-2.【9697】カプコン
市場 | 東証一部 |
備考 |
家庭用ゲームソフト大手。「モンスターハンター」や「ストリートファイター」、「バイオハザード」などを手掛ける。 |
カプコンは、「モンスターハンター」や「ストリートファイター」、「バイオハザード」といった人気タイトルを多数手掛けており、プレイステーション5(PS5)関連銘柄として必ず抑えておくべきゲームソフトメーカーです。
PS4ソフト「モンスターハンター:ワールド」は、ドラクエ・FFを抑えて国内PS4ソフト売上トップとなっています。
新型コロナ相場でも株価は絶好調であり、世界株安局面でも売られず上場来高値を更新し続けています。
4-3.【9684】スクウェア・エニックス
市場 |
東証一部 |
備考 |
「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」を手掛ける家庭用ゲームソフト大手。 |
スクウェア・エニックス・ホールディングスは、国民的2大RPG「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」を手掛けていることで知られる大手ゲームメーカーです。
PS4での実績を見てみると、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」「ファイナルファンタジーXV」「ファイナルファンタジーVII リメイク」の3タイトルが、PS4ソフト売上2~4位を独占しています。
プレイステーション5(PS5)でも、ドラクエ・FFの新作タイトルが投入されることは間違いありません。
5.まとめ
次世代ゲーム機の「プレイステーション5(PS5)」は、2020年末の年末商戦に発売される予定となっています。
家庭用ゲームは外出自粛下の娯楽として最有力なものとなっており、ゲーム株は新型コロナ相場でも力強い値動きが目立ちます。
プレイステーション5(PS5)関連銘柄としては、何と言っても【6758】ソニーに注目が集まります。
しかし大型株であるためプレイステーション5(PS5)に関連するニュースが出た程度で動くことはなく、長期投資が前提となる銘柄です。
プレイステーション5(PS5)関連銘柄としては、【9697】カプコンや【9684】スクエニホールディングスなどの大手家庭用ゲームメーカーが主力になるものと見られます。
また【9468】KADOKAWAの連結子会社であるフロム・ソフトウェアは日本で最も勢いのあるゲームソフトメーカーとなっており、KADOKAWAの株価にも反映されています。
プレイステーション5(PS5)に関するニュースにはアンテナを張っておき、ソニー株やゲームソフトメーカーを中心としたプレイステーション5(PS5)関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。
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