- 2019-8-9
- 仕手株
仕手筋
特定の銘柄の浮動株を集め株価を操作し、自分たちの思惑通りに株価を操作する人物たちのこと。
個人投資家の買いを煽り株価を急騰させ、それに自分たちの持ち株をぶつけることで利益を得ることが目的。
仕手筋の正体は資産家グループや宗教団体と言われており、一部の証券外務員や投資顧問業者と組んでいると思われる。
中でも有名なのは加藤あきら氏が率いていた「設備グループ」である。
▼参考記事
兜町の風雲児、K氏こと加藤あきらとは何者?
玉集め -ぎょくあつめ
仕手筋が誰にも知られずに玉(浮動株)を集める行為。
浮動株を集める目的は株価を意のままに操り、株価チャートを自在に作り上げるのに必要なため。
提灯買い -ちょうちんがい
出来高ランキングや、仕手筋が流した情報により集まってきた投資家たちが、仕手筋のターゲット銘柄を買う行為のこと
個人投資家たちの買いが集まっていることを「提灯が付いた。」と表現する。
冷やし
玉集め(浮動株)の段階で株価が上がる過ぎた場合、玉集めを知られたくないために株価を下げて落ち着かせること。
これを冷やしと言う。
玉転がし
浮動株がそれなり集まれば株価の操作が可能になる。
現在の株よりも高い価格で指値注文を出し、それを自らの資金を持ってその株を買う。
これを繰り返すことにより株価の急騰、急落の演出が自在に操作可能。
このように玉を転がすように株価を操作することを玉転がしという。
振るい落とし
玉転がしの段階で個人投資家が、仕手筋の想定以上に株を買ってしまうことがある。
個人投資家に株を買われてしまっては浮動株を保有できないため仕手筋には都合が悪い。
そこで一度株価を急落させて、株を買った投資家に損切りさせる。
その後個人投資家が売った株は即座に仕手筋が買い集める。
浮動株の支配率を高める目的で、株を急落させることを振るい落としと言う。
▼仕手筋たちの手口についてはこちらを参照
仕手筋の手口と正体とは?巧妙な手口を解説します
情報操作
仕手筋たちは最終的に自分たちの保有銘柄を売りつけ、て利益を得るることが目的。
そのため個人投資家にターゲットなる銘柄を買うように煽る。
これをSNSやネット掲示板を利用して情報を操作しすること。
▼詳しくはこちらを参照
仕手筋の情報操作のやり方について
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