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ついにUSJ上場!?待望の超有力銘柄『USJ』の3つの期待!

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ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、ハリーポッターなどのアトラクションや進撃の巨人といった様々な有力キャラクターとコラボしたイベントが話題となっています。

 

2020年には任天堂とコラボした新アトラクションのオープンが予定されており、益々注目度が高まるテーマパークとなるでしょう。

 

リーマンショック時には入場客数が減少し苦戦していましたが、その後様々な施策によってV字回復を果たしています。

 

そして今、再び再上場の噂が株式市場で囁かれているのです。

今回は「USJ」のこれまでの経緯や、再上場した場合の様々なメリットについてご紹介したいと思います。

 

1.実は過去に上場していた「USJ」

「USJ」は2007年から2009年までに上場していたのはご存知でしょうか。

「株式会社ユー・エス・ジェイ」という名称で2007年3月16日に東京証券取引所マザーズに上場しました。

 

上場時点では2007年3月期ですが、その前年にあたる2006年3月期の経常利益は約6億円の赤字となっています。

 

当時の有価証券届出書によれば、2003年3月期以降4年間において経常赤字であり、テーマパーク建設に関連する費用や運営費用が嵩み利益を圧迫していました。

しかしながら、上場以降初の年間決算となった2007年3月期には約52億円の経常利益、翌2008年3月期には約70億円の経常利益を稼ぎ出しています。

 

様々な集客施策とコスト削減によって収益体質が改善したのです。

 

そうした結果、2008年3月期には上場後初の配当金を決定。

しかも、当時の配当性向は47.9%と現在の上場企業と比べてもかなり高い水準でした。

 

株価は順調に上昇し、上場時点と比べると約7割上昇。

株式市場でも高く評価されていた銘柄と言えるでしょう。

 

1-1.「USJ」が上場廃止となった理由

「USJ」が上場廃止となったのは、2009年9月17日です。

上場期間2年半という短期間となったのは何故なのでしょうか。

 

理由は大きく以下の2点です。

リーマンショック

 

景況感悪化による入場客数の減少や、円高による外国人観光客の減少がテーマパークの収支に大きく影響を及ぼしました。

 

中長期的な観点での先行投資

長い目線で考えた時に、テーマパーク自体の価値を高めていくことは重要です。

そのためにアトラクションの開発費用や設備投資、広告宣伝費など先行費用が大きく発生します。

 

上場企業の場合、投資家からは常に安定した業績を稼ぎ出すことが要求されます。

数年間にわたって当期純利益が赤字になっている企業は株主にとって魅力はありません。

 

とはいえ投資家の意向に応えていると、中長期的な大規模投資の両立を図ることは極めて難しいでしょう。

 

そうした観点から、上記2つの観点を踏まえ、株式を非公開化することを同社は判断したのです。

 

2.上場廃止後の「USJ」

ユニバーサルスタジオジャパンが開業したのは2001年3月です。

2001年は1,000万人の大台を超えて約1,100万人と好スタートを切りました。

 

しかし翌年以降は約800~900万人と一段低い水準で推移。

上場廃止となった2009年は約750万人と開業以降最低の入場者数となりました。

 

先程もご紹介した通り、リーマンショックの影響で景況感が悪化していたことが大きな背景でしょう。

 

しかし上場廃止以降様々な施策によって、入場者数は回復に転じます。

 

2013年には開業初年と同様に1,000万人を超える結果となりました。

その後も順調に増加し、2016年には過去最高の約1,400万人を達成。

 

同社は中長期的な観点で戦略的な投資を行うために上場廃止の意思決定を下したわけですが、その狙い通りの結果になったと言えるでしょう。

 

見事なV字回復を果たすことが出来たのはどのような背景があるのでしょうか。

 

2-1.上場廃止以降の業績回復

「USJ」のV字回復の立役者と言われているのが、森岡毅執行役員・CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)です。

 

森岡氏が「株式会社ユー・エス・ジェイ」に入社したのは2010年6月。

それまでは外資大手のトイレタリー企業でマーケティング担当として活躍していました。

 

テーマパークの売上高は基本的に客数と客単価の掛け算で決まります。

客数と客単価は通常逆の動きをする指標です。

 

例えば、客単価を引き上げる(値上げする)と客数は減少し、逆に値下げを行えば客数が増加することになります。

しかし森岡氏は、この両方を引き上げることを掲げ、そして達成したのです。

 

客数の増加に貢献したのは、キャラクター戦略でしょう。

ハリーポッターやワンピースなど集客力のある、ユニバーサル以外のキャラクターをアトラクションやイベントなどにどんどん取り込みました。

 

一方の客単価は、入園料の引上げです。

「USJ」は、アトラクションへの投資や様々なイベント施策によってテーマパークに来場することの「価値」を高めていきました。

 

この価値の上昇に応じて、価格を引き上げていったのです。

入場料金 5,800円→7,600円
年間パス 10,500円→22,800円

このように大幅な値上げです。

 

価値が一緒なのに値上げをした場合、入場客の反感を招き客数は純粋に減少してしまうでしょう。

 

しかし、しっかりと価値を上げ、それを入場客側も実感した上で値上げを行ったため、入場者数は減るどころかむしろ増加していったのです。

こうした施策によって、「USJ」はV字回復を達成したのです。

 

2-2.ディズニーランド/シーに追随する勢いの「USJ」

上場廃止以降、「USJ」の入場者数は1,500万人に迫る勢いで増加してきました。

 

日本国内で最大のテーマパークである東京ディズニーリゾートの入場者数と比較してみましょう。

 

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの2つを合計した入場者数は3,000万人と「USJ」の倍の規模となっています。

 

しかし、東京ディズニーリゾート側の入場者数は2014年3月期の3,100万人強をピークにやや減少傾向です。

 

チケット料金の値上げが背景にあると推察されますが、「USJ」も値上げを行ってきたことを踏まえると「USJ」の勢いの強さを感じます。

 

両者の違いは様々な部分で指摘されていますが、象徴的なのはキャラクター戦略でしょう。

 

東京ディズニーリゾート側はディズニーキャラクターを中心にパーク内が構成されています。

一方「USJ」の場合は、決してユニバーサル・スタジオのキャラクターだけに留まっていません。

 

ワンピースや進撃の巨人などの人気アニメとコラボレーションしたイベントが、高い人気を呼んでいます。

 

ユニバーサル・スタジオにはディズニーキャラクターのような強力なキャラクターが存在しなかったことが背景にあると思われますが、森岡氏入社以降こうした戦略が本格化し、集客力の向上に繋がったのです。

 

 

3.満を持して再上場!?「USJ」上場3つの期待

最近になって再びUSJ上場の噂が流れ始めました。背景にあるのは、2020年に向けた大型投資です。

 

任天堂と提携して「SUPER NINTENDO WORLD」を開業予定となっており、このための大型の設備投資が見込まれています。

「これに伴う資金調達をIPOによって実現しようとしているのでは?」という推測です。

 

仮に「USJ」が再上場するとなった場合、株式投資の観点では3つのメリットが想定されますので、ご紹介します。

 

3-1.IPOは投資リターンを獲得しやすい

2018年中に90社近くのIPOが実施される予定です。既に新規上場した企業の動向を見てみましょう。

 

新規上場時に投資家に販売される価格を公募価格と言います。

一方で、新規上場した際に初めてついた価格を初値と言います。

 

一般的には、公募価格に対して初値が上回ったかが、どれくらいか上回ったかが注目されます。

 

2018年に既に上場した銘柄の内、70銘柄を超える数が公募価格を初値が上回っているのです。

つまり、IPOは投資リターンを獲得しやすいイベントと言えるでしょう。

 

3-2.株主優待によるメリット

2009年まで上場していた「株式会社ユー・エス・ジェイ」は、株主優待を実施している企業でした。

上場廃止する直前の2009年3月期においては、自社テーマパークへの入場割引券または無料入場券を株主優待として提供しています。

 

株主優待目当てに株式を購入してくれることで株価が上昇するのと同時に、業績が大幅に悪化しない限り手放すことの無い安定株主として株価の安定に繋がることが期待出来るためです。

「USJ」が再上場の運びとなれば、今回も同様の株主優待を実施する可能性があります。

 

頻繁に「USJ」を訪れる方は、優待メリットを目的に株式を保有するのも良いかも知れません。

 

3-3.関連銘柄への波及

「USJ」が再上場することをきっかけとして、注目度が高まる銘柄が存在します。

例えば、大阪周辺にホテルを展開する【9713】ロイヤルホテルです。

 

「USJ」の業績が好調であり、2020年以降大型アトラクションのオープンによって更なる集客が見込まれると判断された場合、周辺の宿泊施設に恩恵が見込まれます。

【9713】ロイヤルホテルは関西を地盤に「リーガロイヤルホテル」を展開しています。

 

観光客増加の恩恵が大きい企業として注目度が高まる可能性があるでしょう。

またもう1つ例を挙げれば、同業他社の【4661】オリエンタルランドです。

 

株式市場からテーマパーク業界全体が好況であると判断された場合は、同社の業績への期待感が高まり株価が上昇する可能性があります。

 

ただ一方で、同業他社の場合は逆に株価が下落する可能性がある点にも注意が必要です。

 

同じ業種の銘柄を複数持つことはリスクが高いと判断され、一方を売却してもう一方を購入する流れになることもあります。

 

そうなると株価は下押し圧力が強まるので注意が必要です。

 

同業他社の場合判断が難しいところですが、「USJ」が新規上場することでテーマパーク業界が見直されたり、周辺業界への波及が期待されたりします。

 

そのため関連銘柄の株価も上がる可能性があり、ウォッチしておくのも良いかも知れません。

 

4.「USJ」のIPO株を掴むためには

実際にIPOに参加するためには、新規上場時の株式を購入することが前提となります。

しかしながら、新規上場時に公開される株式数は限定的です。

 

人気のIPO銘柄であればあるほど「買いたい人」が多いため、割り当てられる可能性が低くなります。

 

そのため、注目のIPOに参加したい場合は、「当選」する確率をいかに上げるかが重要です。

有効な手段として1つご紹介出来るのが、複数の口座を作成することでしょう。

 

IPOの際に株式を購入するには証券会社を通じて行う必要があります。

しかしながら、全ての証券会社に公開される株式が割当てられるわけではありません。

 

1社の口座しか保有していない場合、その証券会社に割当てが無かった場合、その時点で参加することが出来なくなってしまいます。

複数の証券口座を作っておくことで確率が高まりますので、是非ご検討してみては如何でしょうか。

 

初心者の方であれば、口座開設が比較的簡単かつ短期間に行うことが出来ますので、SBI証券やマネックス証券などのネット証券をご利用されるのが良いでしょう。

 

5.まとめ

 

USJが再上場すれば注目度は非常に高いでしょう。

 

関連銘柄への波及も期待でき、大阪万博の開催も決定していることから関西圏の経済が潤いそうです。

 

もしUSJが再上場を果たすときは、ぜひともIPOの抽選に参加してみてはいかがでしょうか。

 

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