- 2017-10-30
- 株の初心者用講座
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情報交換ができるヤフーファイナンスは個人投資家の強い味方です!
国内最大級の投資情報サイトならではの膨大な情報量で、市場のトレンドから個別銘柄を分析する様々な指標、企業の最新IRまでたくさん詰まっています。
そんなヤフーファイナンスの効率的な使い方をマスターし、個人投資家の一歩先を行く方法を解説していきたいと思います。
目次
1.ヤフーファイナンスの機能や使い方をマスターしよう
ヤフー株式会社の提供する「ヤフーファイナンス」は、株式投資に特化した金融情報サービスで、使い方によっては効率的な投資戦略を練ることができます。
1-1.投資家にチェックされている主なコンテンツ
ヤフーファイナンスを活用している投資家の多くは、主に以下3つのコンテンツをチェックしている傾向にあります。
【URL:https://finance.yahoo.co.jp/】
トップ画面の「ヘッドライン」
ヤフーファイナンスを開くとその情報量には圧倒されますが、トップ画面にあるヘッドラインを見るとマーケットの旬な情報がひと目で分かります。
リアルタイムに更新される国内外の必要な情報を素早く察知し、投資判断に活かすことができます。
銘柄検索・管理&株価チャート
企業名、もしくは証券コードを入力すると、特定の銘柄情報や株価等を調べることができます。
トヨタ自動車(7203)を検索すると、当日値動きの状況や財務データ、株価チャート、関連ニュースなどが閲覧可能です。
その他、指定の株価になると通知してくれるアラート機能や、お気に入り銘柄を登録できるポートフォリオ管理機能も揃っています。
株式ランキング
株式ランキングをクリックすると、以下の画面から市場と期間を絞り込んで話題の銘柄をランキング形式で表示することができます。
値上がり率トップやストップ高、出来高急増や年初来高値更新など、今買われている注目度の高い銘柄をチェックしましょう。
1-2.掲示板テキストリームで個人間の情報交換
株式投資で利益をあげるには、なによりも情報収集が大切。
ヤフーファイナンスで銘柄情報を調べる際に重宝するのが、2012年からサービスの提供を開始した掲示板「テキストリーム」です。
【URL:https://textream.yahoo.co.jp/category/1834773】
個人投資家同士の情報交換が活発に行われる場で、主に銘柄に関するIRや関連ニュースなどの最新情報を匿名で自由に投稿できる仕組みとなっています。
株価に影響を与えるような情報がテレビやネットのニュースよりも早く収集できる点で、この機能は非常に有利でしょう。
気になる投稿内容の真偽について、例えば嘘の情報を流してしまうと「風説の流布」で、株価を変動させる目的とみなされ法律に反してしまいます。
そのため比較的確かな情報が多く、最も信頼のおける掲示板です。
実際の投資にヤフーファイナンスを活用していても、掲示板のような便利な機能を使いこなせていない投資家は多く、もったいない印象があります。
ここからはチェックすべき項目を初心者~上級者に分けて解説していきます。
- ヤフーファイナンスは株式投資に特化した金融情報サービス
- ヤフー掲示板はテレビやネットニュースよりも早い情報収集が可能
2.初心者編!ヤフーファイナンスで注目銘柄をチェック
相場のトレンドや注目されている銘柄などから、今買われている理由を判断できるようになるための知識を身に付けていきましょう。
2-1.ソーシャルランキングでトレンドを先取り
株式ランキングでは値上がり率トップやストップ高銘柄が主に見られていますが、それに加え「ソーシャルランキング」もチェックして頂きたい項目です。
掲示板投稿数では盛り上がっている個別銘柄がランキングでリアルタイムに分かりますので、たった今出たばかりの材料が発見できるかもしれません。
検索数では個人投資家が関心のある銘柄が分かりますので、知名度の低い銘柄が表れたときは、今何が起きているのかその背景を知るきっかけとなります。
注意して頂きたいのは、ランキング上位だからと言ってすぐ購入の判断をしていいわけでなく、そこで気になった銘柄の情報収集に移ることです。
株式ランキングには明日上がる可能性のある銘柄を見つけるヒントが隠されていますので、毎日チェックして市場のトレンドを把握しておきましょう。
とくにソーシャルランキングはヤフーファイナンスでしか知り得ない、魅力的な内容が詰まっています。
2-2.株式のプロに聞く一押し銘柄の株価予想
株価予想に進むと株式のプロが今が買いの銘柄を予想する、以下のコーナーが設けられています。
ヤフーファイナンスに情報提供しているプロの投資家達が、具体的な期間と併せて上昇予想をたてていますので、おおよその売り時が判断できます。
重要となるのは、プロの目線から見る業績やテクニカル面、期待の材料など、なぜ買い(もしくは売り)と予想するのか、その理由を学べることです。
銘柄を買うのが目的ではなく、知識や考え方を身に付けるには非常に価値のある項目となっていますので、ぜひチェックしておきましょう。
- ソーシャルランキングで投資家がいま一番関心のある銘柄がわかる
- 株式のプロが「買い」予想する銘柄を参考にできる
3.上級者編!ヤフーファイナンスで割安銘柄を狙い撃ち
ヤフーファイナンスで個別銘柄を見ると、企業情報や業績、株価チャートなどを使って割安銘柄なのかを調べることができます。
3-1.ファンダメンタルズ分析で優良企業を探す
トヨタ自動車(7203)の個別ページを例に見ていくと、チャートに加えて株価や出来高などから当日の値動きを把握することができます。
ページ下に進んでいくと、参考指標から配当利回りやPER、PBRなど企業のファンダメンタル面が表示されていますので、ここから割安株を探します。
基本的にPERは10倍以下、PBRは1倍以下が割安とされ、ヤフーファイナンスではすでにその数値が求められていますので、ひと目で判断できます。
2つの数値は会社予想に基づくものと実績に基づくものとがあり、会社予想は時期決算期に会社が予想して出している値。
直近の決算に基づく数値は、実績で表示されています。ここで確認できるPERとPBRの値はぜひ参考にしましょう。
▼ファンダメンタルズ分析のについて詳しくはこちらをご覧下さい。
【割安株や成長株の銘柄を見つけるのに役立つ指標と使い方講座】
3-2.充実した株価チャートでテクニカル分析
各証券会社が提供しているチャート機能は有料のものもあるなか、ヤフーファイナンスは無料で使えて多機能を備えているのでとても便利です。
個別銘柄のページからチャートをクリックし、以下の画面から「テクニカル分析用多機能チャート」を表示させてみましょう。
株価チャートのテクニカルを選択すると、トレンド系は移動平均線やボリンジャーバンド、オシレータ系ではMACD、RSI、ストキャスティックスなどの表示。
また、月足で過去10年間の株価推移も確認でき、好みのテクニカルチャートを作成しトレンドや反転時期を割り出すことができます。
トレンドは移動平均線から判断できますし、RSIで反転時期のサインが確認できますので、ヤフーファイナンス株価チャートの使い方に慣れれば非常に重宝します。
▼チャートの見方について詳しくはこちらをご覧下さい。
- 参考指標からPER10倍以下、PBR1倍以下の割安銘柄を探そう
- トレンド系やオシレータ系など様々なテクニカルチャートが表示できる
4.まとめ
ヤフーファイナンス1つで経済動向や企業ニュース、いま注目のテーマやトレンド、人気度がわかる銘柄ランキングなど、機能がとても充実しています。
将来値上がりが期待できる銘柄をいとも簡単に探し出せるため、その使い方をマスターすれば時間を大幅に節約することのできるでしょう。
効率的に情報収集し、いちはやく投資チャンスを掴むためにも、ヤフーファイナンスは投資家にとって欠かせないものと言えます。
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