IPO

初値売りで勝率9割超え!IPO投資の魅力と儲かる仕組み

近年IPO投資の人気が高まっており、とくに2017年に関してはIPOを初値で売却した場合の勝率が9割を超えるほど盛り上がりを見せました。

 

2018年4月にマザーズに上場したIPO銘柄、【4382】HEROZに関してはなんと、初値10倍を付ける歴史的な大暴騰を演出しています。

 

今回は、そんなIPO投資の魅力と儲かる仕組みについて触れていきたいと思います。

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IPO(新規公開株)が個人投資家に人気!

IPO投資はなぜ高勝率を叩き出すのか、その秘密を探っていきましょう。

IPOとは

IPO(略称:イニシャル・パブリック・オファーリング)とは、日本語に直すと「新規公開株」を意味します。

 

新規公開株は、これまで未公開企業であった会社が株式公開をする際に、既に発行している株式を一部売り出したり、新規に株式を発行し資金調達を図ることで「投資家がいつでも会社の権利を取得できる」ようになります

 

未公開企業のどの会社でも上場できる訳ではなく、将来性への期待や社会的意義の高い会社などいくつかの基準もクリアしなければなりません。

 

その後に証券会社の支援のもと、取引所に承認されて上場できるという「狭き門」であり、その壁を乗り切った会社だからこそ企業価値が大きく高まっていくことと期待できます。

 

IPO投資はそのような「会社の将来」に投資をすることができるのです。

IPO投資の仕組みは

IPO投資をするためには証券会社の口座を持つ必要があります。

 

証券会社は、期待できる未公開企業へアドバイスを行い株式公開に繋げ、上場承認が下りると株式を投資家へ販売していきます。

その際「公開価格」という、企業の価値と市場の期待を勘案して決めた価格を元に投資家へと売り出されます。

 

通常は株式購入の際に手数料がかかりますが、IPOの場合は「公開価格」のみで、手数料はかかりません。

IPOの上場後は値動きが激しく短期トレーダーなどの間でも人気化するため、最初につく株価(初値)は公開価格を大きく上回るケースがほとんどです。

 

ちなみに去年、2017年のIPO投資(初値売り)の勝率は9割を超えるほどの盛り上がりを見せています。

 

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IPO投資のメリット・デメリット

IPO投資のメリットと、投資する際に注意すべきデメリットをご紹介します。

メリット

IPO投資の1番のメリットは「値上がりが期待できる」という点です。

 

毎年100銘柄ほどが株式市場に上場していますが、上場日に付く「初値」をもって公に売買される価格が形成されます。

 

実はこの「初値」が「公開価格」を大きく上回る銘柄が全体の9割と高い勝率を誇ります。

公開価格から2倍以上になる銘柄もザラで、期待を込めた投資資金が集まってくることが想定されるため、高い投資妙味があります。

デメリット

一方IPO投資のデメリットは、一部の銘柄では「公募割れ」をおこしてしまう可能性がある点です。

 

例えば赤字の会社や不人気な業界であっても上場することが可能なため、上場時に投資家の人気が集まらないと初値が公開価格を下回ってしまう可能性もあります。

実際に年間で1割ほどの銘柄は公開価格と同値か、公開価格割れをおこしていますので必ず企業の内容を確認し魅力があるかを考える必要があります。

 

また「必ずIPOの割当がある訳ではない」という点もデメリットです。

必ず配分をもらえる訳ではないということです。

 

 

IPOの際は企業によって発行株式数が異なるため、この会社に投資をしたいと思っても投資ができないことが大多数です。

このように投資機会が不確実な点もデメリットです。

 

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IPO投資の過去の勝率と上がる銘柄の特徴

2017年のIPOは90銘柄ありましたが、そのうちの43銘柄が公開価格の2倍以上の初値をつけています。

IPO銘柄の勝率(年代別)

過去10年間のIPO銘柄の勝率を算出しました。

上場数 上場件数 勝率
2017年 90 82勝8負0分 91%
2016年 83 67勝15負1分 81%
2015年 92 82勝8負2分 89%
2014年 65 65勝15負3分 78%
2013年 56 56勝3負1分 93%
2012年 50 39勝11負0分 78%
2011年 36 19勝14負3分 52%
2010年 22 10勝9負3分 45%
2009年 19 13勝4負2分 68%
2008年 52 20勝29負3分 38%

2018年現在からちょうど10年前の2008年は、世界経済に大打撃を与えたリーマンショックが起こった年です。

そこから徐々に数字が回復しているのが分かりますが、直近の3年間を見ると勝率はほぼ9割となっています。

 

2018年も好調で、6月現在までに30近くのIPOが新規上場していますが、その中でも4月上場の【4382】HEROZに関しては群を抜いてテンバガー(10倍)の大暴騰を見せてくれました。

 

公開価格が4,500円、初値が49,000ですので、わずか100株のIPO投資でも450万円の利益を出した方が大勢いらしたことでしょう。

 

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2017年IPO銘柄の初値上昇率TOP10

2017年のIPOは90銘柄ありましたが、そのうちの43銘柄が公開価格の2倍以上の初値をつけています。

銘柄 市場 業種 公開価格 初値 上昇率
【3997】トレードワークス ジャスダック 情報・通信 2,200 13,600 518.2
【3991】ウォンテッドリー マザーズ 情報・通信 1,000 5,010 401
【3986】ビーブレイクシステムズ マザーズ 情報・通信 1,670 7,700 361.1
【9264】ポエック ジャスダック 卸売 750 3,280 337.3
【3984】ユーザーローカル マザーズ 情報・通信 2,940 12,500 325.2
【3976】シャノン マザーズ 情報・通信 1,500 6,310 320.7
【6560】エル・ティー・エス マザーズ サービス 680 2,810 313.2
【3996】サインポスト マザーズ 情報・通信 2,200 8,530 287.7
【6545】ンターネットインフィニティー マザーズ サービス 1,320 5,040 281.8
【3561】力の源ホールディングス マザーズ 小売 600 2,230 271.7

上記の公開価格から初値の上昇率が高い銘柄を見ると、2017年のIPO銘柄のほとんどが新興市場のIT関連企業であることがわかります。

 

反対に、初値割れ(公開価格を初値が下回った)したIPOには東証一部銘柄が多い結果となりました。

この傾向を意識してIPO銘柄の購入判断に活かしましょう。

 

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  • 2017年のIPO投資は勝率9割を超え、初値10倍の銘柄も誕生している
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IPO投資はどこでできるの?

IPO投資は「証券会社」に口座を持つことで投資ができるチャンスがあります。

 

IPOの際には「主幹事」と「幹事」に該当する証券会社があります。

 

主幹事はそのIPOを主導的にリードしており、上場時に多くの株式を配分されます。

従って主幹事証券に口座をお持ちの方であれば配分をもらえる可能性があります。

 

幹事は主幹事に次いでIPOの取扱いができる証券会社を指し、株式の割当は少ないものの、そこからでもIPOに申し込むことができます。

 

 

IPOの際に主幹事・幹事共に名を連ねていない証券会社はIPOの配分もありませんので注意してください。

 

ネット証券であれば「完全抽選」をとっているところが多いですが、対面証券では「取引内容を勘案して配分を決定」する企業が多いため、お得意様を中心に株式が配分されています。

 

多くの方にIPO投資の門戸が開かれているのはネット証券ですので、予め口座開設をしておくことをお勧めします。

 

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まとめ

IPO投資には大きな値動きリスクが伴います。

 

従って購入を検討する際には、その会社が発行する「目論見書」や「企業HP」など調べることをお勧めします

 

特にネットの書き込み等には偏見や誤解を与える情報も多いため、公正に判断できる内容を参考にしましょう。

 

また、IPOはなかなか当選しないことでも知られていますが、配分を受ける確率を上げるためにも数社に申し込むことも1つの手です。

 

投資妙味の高いIPOですが、そこには大きなリスクも潜んでいますので慎重な投資判断を心がけましょう。

 

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