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【2021年】テンバガー(10倍株)候補銘柄の一覧!銘柄の選び方も伝授します

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2021年のテンバガー候補とは!?

 

実はテンバガー達成銘柄には特徴があります。

テンバガーの特徴や攻略法の紹介はもちろん、条件に見合う2021年のテンバガー候補銘柄も掲載中!

 

また新型コロナもが再度猛威を振るい始めていますが、新型コロナウィルス相場で注目したいテーマ株もご紹介しています。

 

テーマ株からテンバガー銘柄が出てくる可能性も高いので、ぜひ注目してみてください!

 

 

 

1.テンバガーの特徴を備えた候補銘柄10選

1-1.2021年のテンバガー候補一覧

銘柄 業種 時価総額 備考
【4564】オンコセラピー・サイエンス 医薬品 192億円 がん創薬に強い低位株バイオベンチャー
【4596】窪田製薬ホールディングス 医薬品 113億円 眼疾患治療薬に強い低位株バイオベンチャー
【4597】ソレイジア・ファーマ 医薬品 138億円 がん・悪性腫瘍に強い低位株バイオベンチャー
【7777】スリー・ディー・マトリックス 精密機器 120億円 ペプチド技術を使った医薬品製品を手掛ける低位株バイオベンチャー
【3782】ディー・ディー・エス 情報・通信業 102億円 指紋認証ソフト開発を手掛ける低位株、マイナンバーでも注目
【9424】日本通信 情報・通信業 283億円 MVNOパイオニア、米国5G事業でも注目の低位株
【3528】プロスペクト 不動産業 155億円 再生可能エネルギーを手掛けるボロ株不動産業
【4651】サニックス サービス業 130億円 太陽光発電機器販売を手掛ける低位株
【7014】名村造船所 造船 112億円 水素エネルギーでも注目の低位株造船
【8925】アルデプロ 不動産業 132億円 太陽光発電を手掛けるボロ株不動産業

 

これらが2021年のテンバガー候補銘柄です。

紹介した銘柄にはすべてテンバガーの特徴を備えています。

 

テンバガーの特徴を紐解いていきましょう。

 

2.テンバガー銘柄の3つの特徴

 

そもそもテンバガーとは、ウォール街で生まれた言葉です。

株価が10倍に達した大化け銘柄のことを指しており、野球の試合でホームランを連発する様子から由来しています。

 

上場する3,500以上の銘柄の中から掴むのはそう簡単なことではないですが、毎年15銘柄程度はテンバガーが誕生していますので、実は意外と身近な存在でもあります。

 

過去のテンバガー銘柄を振り返ってみると、テンバガーに成長した銘柄に共通する以下3つの特徴がありました。

 

 

2-1.テンバガー銘柄の3つの特徴

低位株である

目安:株価500円以下

 

上場後間もない

目安:5年以内

 

時価総額が小さい

目安:300億円以下

 

これらの3つがテンバガーの特徴です。とくに低位株であることは重要です。

 

2-2.2017年から見る、テンバガー銘柄の傾向

2017年テンバガーを達成した急騰銘柄ランキング一覧

ランキング 銘柄 安値 高値 倍率
1位 【3810】サイバーステップ 1月10日 373円 6月27日 7,980円 21.3倍
2位 【3053】ペッパーフードサービス 2月3日 583円 10月30日 8,230円 14.1倍
3位 【2722】アイケイ 1月12日 499円 11月30日6,880円 13.7倍
4位 【3825】リミックスポイント 1月4日 144円 6月19日 1,820円 12.6倍
5位 【2930】北の達人コーポレーション 1月4日 124円 12月29日 1,521円 12.2倍
6位 【7519】五洋インテックス 1月18日 102円 9月13日 1,240円 12.1倍
7位 【3185】夢展望 2月6日 221円 7月4日 2,500円 11.3倍
8位 【2351】ASJ 1月4日 336円 7月11日 3,700円 11.0倍
9位 【8023】大興電子通信 1月4日 180円 10月5日 1,843円 10.2倍

 

2017年中でテンバガー(10倍)を達成した銘柄は9つになります。

ほとんどが動意付いた時点の株価は500円以下の低位株だったことがわかります。

 

9つのうち8つが低位株です。

 

これらのことからテンバガー投資を行う際は、低位株を狙うのは鉄板と言えます。

 

2018年のテンバガーを達成した銘柄

ランキング 銘柄 安値 高値 倍率
1位 【9820】エムティジェネックス 02/13 1,921円 09/25 45,950円 23.9倍
2位 【3906】ALBERT 02/06  1,200円 11/29  16,730円 13.9倍
3位 【3808】オウケイウェイヴ 01/04 600円 05/07 8,060円 13.4倍
4位 【2164】地域新聞社 01/10 安値 431円 11/06  5,000円 11.6倍
5位 【6033】エクストリーム 5/21 安値 611円 8/30 6,290円 10.3倍

2018年関してはテンバガー達成した銘柄はやや少ないです。

また、価格が高めの銘柄もテンバガーを達成している珍しい年となりました。

 

ただ、2018年のテンバガー銘柄は、JASDAQ、東証マザーズ、セントレックスなど全銘柄が新興市場からのテンバガーとなりました。

 

2019年のテンバガーを達成した銘柄

ランキング 銘柄 安値 高値 倍率
1位 【6096】レアジョブ 1 /04 217円 12/02 3125円 14.38倍
2位 【6195】ホープ 1 /04 900円 12/13 11,400円 12.66倍

 

2019年はテンバガーを達成したのが少なく、レアジョブとホープの2銘柄しかありませんでした。

 

2019年はテンバガー以外でも多くの急騰銘柄が出ています。

▼参考記事

【2019年の急騰ランキングTOP10!】

2019年の急騰ランキングをまとめた記事です。

 

2019年の傾向を見ると、やはり500円以下の低位株が強く新興市場から多くの急騰株が出ていることが見て取れます。

2021年も低位株+新興市場の銘柄には必ず注目しておく必要があるでしょう。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 年間15銘柄ほどのテンバガー(10倍株)が誕生している
  • 新興市場から時価総額の小さい株価500円以下の低位株をチェック
  • 個人投資家にはとくに向いている投資法

 

3.テンバガー達成銘柄の91%が新興市場から生まれている

 

過去のテンバガー銘柄のほとんどが、低位株であることを条件に急騰し成長を続けてきました。

そのほとんどが初めは注目されておらず、株価500円以下で放置された状態から業績が改善して成長企業に変貌し、テンバガーを達成しています。

 

3-1.過去統計からテンバガー銘柄の特徴をさらに深掘り

テンバガーを達成の可能性が高い条件をデータを元に導き出してみます。

ではここで過去5年間の間にテンバガーを達成した銘柄を見てみましょう。

 

2013年~2019年までにテンバガーを達成した全50銘柄一覧

テンバガー達成年 銘柄 市場 業種 安値/円 高値/円 上昇率
2019年 【6096】レアジョブ マザーズ サービス業 217 3,125 14.38倍
2019年 【6195】ホープ マザーズ サービス業 900 11,400 12.66倍
2018年 【6033】エクストリーム マザーズ サービス業 611 6,290 10.3倍
2018年 【2164】地域新聞社 ジャスダック サービス業 431 5,000 11.6倍
2018年 【3808】オウケイウェイヴ セントレックス 情報・通信 600 8,060 13.4倍
2018年 【3906】ALBERT マザーズ 情報・通信 1,200 16,730 13.9倍
2018年 【9820】エムティジェネックス ジャスダック 不動産 1,921 45,950 23.9倍
2017年 【3053】ペッパーフードサービス 東証1部 卸売業 583 8,230 14.1倍
2017年 【2722】アイケイ 東証JQ 小売業 499 6,880 13.8倍
2017年 【3810】サイバーステップ 東証2部 情報・通信 373 7,980 21.4倍
2017年 【2351】ASJ マザーズ 情報・通信 336 3,700 11.1倍
2017年 【3185】夢展望 マザーズ 小売業 221 2,500 11.3倍
2017年 【8023】大興電子通信 東証2部 卸売業 180 1,843 10.2倍
2017年 【3825】リミックスポイント 東証2部 情報・通信 144 1,820 12.6倍
2017年 【2930】北の達人コーポレーション 東証1部 食料品 124 1,521 12.3倍
2017年 【7519】五洋インテックス 東証JQ 卸売業 102 1,240 12.2倍
2016年 【6176】ブランジスタ マザーズ サービス 1,130 15,850 14.1倍
2016年 【3264】アスコット 東証JQ 不動産 125 1,320 10.6倍
2015年 【4783】日本ダイナミクス 東証JQ 情報・通信 298 4,280 14.4倍
2015年 【8462】FVC 東証JQ 証券・商品 186 3,185 17.1倍
2015年 【3660】アイスタイル 東証1部 情報・通信 120 1,240 10.3倍
2014年 【3652】DMP マザーズ 情報・通信 500 9,180 18.4倍
2014年 【3624】アクセルマーク マザーズ 情報・通信 490 5,230 10.7倍
2014年 【5724】アサカ理研 東証JQ 非鉄金属 460 8,940 19.4倍
2014年 【5162】朝日ラバー 東証JQ ゴム製品 316 3,435 10.9倍
2014年 【6668】ADプラズマ 東証2部 電気機器 161 3,475 21.6倍
2014年 【4770】図研エルミック 東証2部 情報・通信 155 1,845 11.9倍
2014年 【6618】大泉製作所 マザーズ 電気機器 150 1,887 12.6倍
2014年 【2929】ファーマフーズ 東証2部 食料品 115 1,590 13.8倍
2014年 【9424】日本通信 東証1部 情報・通信 89 1,268 14.2倍
2014年 【8925】アルデプロ 東証2部 不動産 37 392 10.6倍
2013年 【3854】アイル 東証JQ 情報・通信 403 8,440 20.9倍
2013年 【7774】Jティッシュ 東証JQ 精密機器 365 4,435 12.2倍
2013年 【3623】ビリングシステム マザーズ 情報・通信 353 10,625 30.1倍
2013年 【3668】コロプラ マザーズ 情報・通信 288 3,500 12.2倍
2013年 【2931】ユーグレナ マザーズ 食料品 244 3,302 13.5倍
2013年 【3775】ガイアックス セントレ 情報・通信 235 3,768 16.1倍
2013年 【2497】ユナイテッド マザーズ サービス 210 9,320 44.4倍
2013年 【4667】アイサンテクノロジー 東証JQ 情報・通信 196 2,280 11.6倍
2013年 【7707】PSS マザーズ 精密機器 164 2,413 14.7倍
2013年 【2438】アスカネット マザーズ サービス 161 2,300 14.3倍
2013年 【6633】C&Gシステムズ 東証JQ 電気機器 136 4,305 31.7倍
2013年 【4824】メディアシーク マザーズ 情報・通信 125 1,500 12.1倍
2013年 【6871】日本マイクロニクス 東証JQ 電気機器 116 2,630 22.8倍
2013年 【4576】DWセラピ研 東証JQ 医薬品 100 3,755 37.6倍
2013年 【3765】ガンホー 東証JQ 情報・通信 80 1,633 20.5倍
2013年 【3739】コムシード セントレ 情報・通信 74 1,040 14.1倍
2013年 【3742】ITbook マザーズ 情報・通信 52 980 18.8倍
2013年 【3782】DDS マザーズ 情報・通信 37 1,480 29.1倍
2013年 【3250】エー・ディー・ワークス 東証JQ 不動産 10 101 10.3倍

※年をまたいでのテンバガー銘柄は除外してあります。

 

これらのデータを元にテンバガー銘柄の特徴を分析してみます。

 

業種別データ

サービス業:7 情報・通信:21 精密機器:2 医薬品:1 卸売業:3 小売業:2
食料品:3 不動産:4 証券・商品:1 電気機器:4 非鉄金属:1 ゴム製品:1

このデータからIT業種が圧倒的に多いということがわかります。

 

市場別データ

東証1部 東証2部 東証JQ マザーズ セントレックス
4銘柄 7銘柄 17銘柄 19銘柄 3銘柄

 

表を見れば分かりやすいですが、

東証2部、東証JQ、東証マザーズの新興市場のみで、なんと全体の86%を占めています。

 

セントレックスも含めれば全体の91%が新興市場からテンバガーを達成しています。

逆に言えば、東証一部からテンバガー銘柄が出ることは滅多にないということです。

 

さらに50銘柄中43銘柄が500円以下の低位株です。

 

急騰した理由

これまでのデータによりIT企業と新興市場からテンバガーが産まれるという事がわかりました。

 

さらにこれらを紐解くと、主にスマホゲームにて人気を集め企業のIRなどをきっかけに爆発的な人気を集めた結果急騰しています。

つまり流行りの課金型のスマホゲームの運営会社の売り上げや材料に注目しておけばテンバガー銘柄をゲット出来る可能性が高くなると考えられます。

 

テンバガーに発展する銘柄の特徴

これらをまとめると、統計的に以下のような企業からテンバガー銘柄が生まれています。

  • 株価500円以下の低位株である
  • ベンチャー企業で新興市場に上場している銘柄
  • 時価総額200億円以下の小型株
  • IT関連企業

テンバガー候補になりえる特徴ですので、是非覚えておきましょう。

では、その新興市場からどのような銘柄を選べばいいのでしょうか。

 

3-2.マザーズ市場かジャスダック市場から銘柄を選定する

マザーズとジャスダックでは2013年~2017年までで15銘柄ずつテンバガー銘柄を輩出しています。

テンバガーを狙うならやはりこのどちらかの市場から銘柄を選ぶのがいいでしょう。

 

ジャスダックではベンチャー向けの市場であり、マザーズでは東証1部へ昇格を狙う企業が多くあるという特徴があります。

それ以外はそこまで大きな違いはありませんので、どちらの市場においてもテンバガー銘柄の特徴を備えた銘柄を見つけたら監視しておくのがいいでしょう。

 

その時にマザーズ市場で東証1部昇格を狙っている銘柄も同時にチェックしておくと効率がいいです。

東証1部に昇格すれば確実に株価が上がるからです。

▼参考記事

マザーズ銘柄はテンバガーと昇格狙いの両天秤が至高!注目銘柄全て紹介

東証一部に昇格したら株価が上がる!昇格候補銘柄を予想する方法

 

つまりジャスダック市場とマザーズ市場でテンバガー候補銘柄を探しつつ、同時にマザーズ市場で東証1部昇格を狙っている銘柄も探します。

テンバガー候補銘柄が見つからなくともチャンスに繋がる場合があるので是非注目しておきましょう。

 

過去の急騰銘柄を見ても、5倍、10倍を達成した企業を数多く輩出しているジャスダック市場やマザーズ市場は、個人投資家の夢を叶えやすい市場と言えます。

お宝株の代表的存在、株価300倍超えのヤフーに続く次なる大化け銘柄をゲット出来る可能性が新興市場にはあるのです。

 

▼ジャスダック市場についてはこちらで詳しく取り扱っています。

発掘!ジャスダック市場でお宝銘柄を見つける方法

 

【ここだけチェック!】
  • テンバガーは爆発的需要が見込めるITやバイオ関連銘柄に多い
  • 株価は予想の段階で動き始めている

 

4.2021年上昇した銘柄について

2021年上半期中にテンバガーを達成した銘柄は確認されていません。

テンバガーにはなっていないものの、2021年上半期に特に大きく上昇した銘柄を見ていきましょう。

 

4-1.ホリエモンへの第三者割当増資で急騰!【7078】INCLUSIVE

メディア企業のネットサービス運営支援などを手掛ける【7078】INCLUSIVEは、2021年に大きく上昇した銘柄です。

 

同社は、2021年2月16日、第三者割当増資で新株を発行し、実業家の堀江貴文氏に割り当てると発表。

調達資金で、堀江氏のメールマガジンを発行しているSNSメールマガジン社を取得すると発表しました。

 

このニュースを受けて同社の株価は急騰。

2020年12月に286.7円を付けていた株価は、2021年4月には2,576円まで買われました。

この半年間で最大8.98倍の上昇となりましたが、高値を付けてからは暴落となっており、2021年7月末時点では1,000円前後で推移しています。

 

4-2.抗がん剤で好業績!【4582】シンバイオ製薬

がん、血液、ペインマネジメントに強い医薬品企業の【4582】シンバイオ製薬は、バイオベンチャー株では2021年に最も大きく買われた銘柄のひとつです。

 

同社は、抗がん剤「トレアキシン」を自社販売するようになったことで収益が拡大、株価も大きく上昇することになりました。

 

同社の株価は、2020年12月には337円を付けていましたが、新商品の発表や好業績を背景に上昇。

2021年6月17日には2,566円まで上がっています。

 

2021年上半期で最大7.61倍の上昇率です。

 

上記2銘柄以外では、中古車関連銘柄として急騰している【3377】バイク王&カンパニーが最大7.66倍の上昇率となっています。

 

5.テンバガーとテーマ株について

テンバガー株は強いテーマ株の中から出やすいという話があります。

理にかなってるように思いますが、これは本当でしょうか?

 

2018年には、下記4銘柄がテンバガー(10倍株)となりました。

【3906】ALBERT トヨタとの自動運転分野での提携が報じられたAI企業
【2164】地域新聞社 首都圏でフリーペーパーを発行するメディア
【6033】エクストリーム スマホゲーム開発への技術者派遣を手掛けるゲーム開発会社
【9820】エムティジェネックス ビルのリニューアル事業を手掛ける不動産関連会社

ALBERTはAI関連銘柄・自動運転関連銘柄、エクストリームはソーシャルゲーム関連銘柄という、マーケットで特に強いテーマ株となっています。

 

一方地域新聞社は、特にどのテーマ株とも言える銘柄ではなく、決算が好調だったことから勢いでテンバガー達成となった銘柄でした。

このことからテーマ株から狙って物色しておくことは、まず不可能だったと言えます。

 

またエムティジェネックスは決算やテーマ性などもなく、光通信の買い思惑が入ったという謎のニュースからの暴騰となりました。

暴騰から暴落までの動きを見ると、明らかに仕手株の動きとなっており、地域新聞社以上にテンバガーを予測するのは不可能だったと言えます。

 

ではテーマ株からテンバガー銘柄を狙うことに意味はないのでしょうか?

 

もちろんそんなことはありません。

テーマ株からのテンバガー狙いには、しっかりとメリットが存在しています。

 

5-1.テンバガー狙いでテーマ株を物色するメリット

2018年強いテーマ株からテンバガー達成となった銘柄は2銘柄となっており、テーマ株からのテンバガー率は50%となっています。

また、強いテーマ株から必ずしもテンバガーが輩出されるわけではありません。

 

例えば、2017年に強いテーマとなった働き方改革関連銘柄は、多くの銘柄が2~3倍以上の値上がりとなりましたが、テンバガーは出現していません。

 

強いテーマ株からテンバガーが必ず出てくるわけではありません。

しかしテーマ株からテンバガー候補を探せば、

テンバガーとならなくても、ダブルバガー(2倍株)やトリプルバガー(3倍株)となる銘柄を物色できる確率が上がることは確かなのです。

 

テーマ株からテンバガーを探したからといってテンバガーを引き当てられるとは限りませんが、投資の期待値が上がることはテーマ株投資の大きなメリットであると言えます。

 

5-2.2021年のコロナ相場で狙いたいテーマ株

アフターコロナ後にテンバガーを狙える可能性のある、重要な3つのテーマ株についてご紹介します。

新型コロナワクチン開発関連銘柄

2021年に何と言っても注目が集まるのは、新型コロナワクチン開発関連銘柄です。

 

ファイザーのワクチン接種がイギリスやアメリカで始まっていますが、ワクチンによって新型コロナが収束するかどうかは、社会・経済活動の全てに影響を及ぼします。

 

ワクチン開発で日本勢は遅れているものの、マーケットでの注目度が高いことは間違いなく、低位株バイオベンチャーなどに資金が集まってくる可能性が考えられます。

 

直接的にワクチン開発に関わっていなくとも、ワクチン接種に必要な検査や研究支援などで関係するバイオベンチャー株が買われる可能性があるかもしれません。

 

東京オリンピックの開催可否などにも関わってくるため、新型コロナワクチン開発に関するニュースは2021年最重要トピックになることは間違いないでしょう。

 

環境株(EV関連銘柄、再生エネルギー関連銘柄、水素ステーション関連銘柄)

2020年秋には、世界的に環境政策重視の流れが強まり、2030~2040年までにガソリン車の新車販売を禁止する「EVシフト」が進むなどしたことから、環境株が買われる相場展開となっています。

 

リチウムイオン電池やEV急速充電器、モーターなどを手掛ける「EV(電気自動車)関連銘柄」太陽光発電やバイオマス発電などの「再生エネルギー関連銘柄」日本が重視する方針を示している水素エネルギーで注目の「水素ステーション関連銘柄」などをチェックしておきましょう。

 

2020年10月から12月に掛けては、「EV相場」や「再生エネ相場」「水素相場」とも呼ばれる相場展開となりましたが、この流れが2021年にも続き長期化するトレンドになるかどうかに注目です。

 

またトヨタのEVのカギを握るとも言われる「全固体電池関連銘柄」も、マーケットで期待されている次世代テーマ株です。

 

半導体関連銘柄

現状最強のテーマ株といっても過言ではないのが半導体関連銘柄です。

東証一部やIPO、新興銘柄に至るまで全方位で強いテーマ株です。

 

新型コロナを背景に、パソコンやスマホ、ゲーム機などの需要が伸びたことで半導体不足になるまで需要が拡大。

半導体の成長率が8.8%と、過去最高の数字を更新する見通しです。

 

2021年の最強テーマ株のため、必ず注目しておきたいテーマ株となっています。

 

5-3.2021年、上半期のテンバガーの状況、動向について

2021年上半期には、テンバガー達成となった銘柄はありませんでした。

 

新型コロナワクチンやデジタルトランスフォーメーション(DX)、巣ごもり消費関連でテンバガーが相次いだ2020年に比べると、2021年のテンバガー市況は寂しい状況と言えます。

 

特にマザーズ市場が停滞している状況が、テンバガー銘柄が出ないことに繋がっていると言えます。

 

マザーズ市場の動向を示す「東証マザーズ指数」は、2020年3月のコロナショックで付けた557.86ポイントから、2020年10月には1,365.49ポイントまで上昇。

 

一方2021年に入ってからは、「東証マザーズ指数」は2021年1月に付けていた1,222.01ポイントから、2021年5月には一時1,042.82ポイントまで下落しています。

 

また2021年上半期に注目されたテーマ株としては、半導体関連銘柄、仮想通貨関連銘柄、海運関連銘柄を始めとする市況系、半導体不足と自動車好況で注目される中古車関連銘柄などが挙げられます。

 

特に半導体関連銘柄は非常に強いですが、その多くが東証一部の大型株であるため、半導体株からテンバガーが生まれるのは難しいと見られます。

 

2021年下半期には、マザーズ市場も調整あけとなれば再び急騰銘柄が出てくることが期待できます。

またオリンピック後のアフターコロナに向けて新しい注目テーマ株の出現にアンテナを張っておきましょう。

 

6.テンバガー銘柄を狙う際の注意すべきポイント

 

たくさんの魅力やメリットを持つ低位株ですが、それらはデメリットを理解した上で存分に発揮することができます。

テンバガー銘柄を狙う際に注意すべき点を見ていきましょう。

 

6-1.価格変動が大きくリスクが高い

上昇幅が大きいことについてはメリットでご紹介しましたが、裏を返せば下落率も高いということになります。

 

3倍、5倍のように短期で大きく上昇することも珍しくありませんが、その後の大幅な下落スピードも速いため、瞬時な投資判断が求められます。

 

また、売られた後に株価が落ち着いた辺りで買いの判断をするにも、将来的に成長する優良な低位株かどうかを見極める必要があります。

 

6-2.仕手株と化す可能性

投資初心者の方が狙われやすい「仕手筋」の存在についてお話します。

彼らの手口は多額の資金を使い、人為的に相場を作り短期的に稼ぐことです。

 

最終的に買いを煽り行い、個人投資家の買いに自分たちの持ち株をぶつけて利益を出します。

仕手筋が荒らした相場は急落する傾向があり危険ですので注意が必要です。

 

▼参考記事

仕手株はハイリスク!銘柄の特徴を知りリスクを避ける

 

6-3.上場廃止に気をつける

倒産や債務超過、買収などの理由で「上場廃止」となった銘柄は基本的にマイナスのイメージが強く、その企業の株式は売られることがほとんどです。

 

低位株の中にも業績が悪かったり不祥事などがきっかけで安く放置されている銘柄が存在しているので、私たち投資家はそのような企業を見極める必要があります。

 

上場廃止となる3つの主な理由
  • 1. 倒産する
  • 2. TOB(株式公開買付)等で買収される
  • 3. 不祥事及び事件等で上場廃止基準に該当

 

債務超過や不正が次々と発覚し、その度に暴落していった東芝のように、上場廃止銘柄を掴んでしまうと大きな損失を被る可能性があります。

 

倒産の場合、上場廃止後の企業の株式は「無価値」です。

 

▼参考記事

【要注意】上場廃止となった株はどうなる?注意点と対処法の全て

このページでは、上場廃止が疑われる企業の特徴や廃止決定後に見られる株価の動き、そのとき取るべき手段などの対処法までご紹介しています。

 

【ここだけチェック!】
  • 値動きが激しいため瞬時な投資判断が求められる
  • 仕手筋が株価を操るような仕手株は突然暴落するリスク大
  • 無価値となってしまう上場廃止銘柄は知識無しに扱うのはNG

 

7.テンバガー候補銘柄の具体的な仕掛け方

 

経済ニュースなどの材料が株価に与える影響と、3つのポイントでわかる銘柄の初動、即日利益を上げる具体的なデイトレ手法まで。

 

テンバガーのような何十倍もの値上りを狙うのも良いですが、低位株であれば1週間程の短期で10%~30%の値幅取りも十分可能です。

低位株を利用して様々な視点から儲ける方法を見ていきましょう。

 

7-1. テンバガーの初動を確認する3つのポイント

低位株の急騰には特有の兆候があります。

以下、3つの動きが合わさったとき、初動の段階で迷わず乗ることです。

 

  • 【POINT1】長期間横ばいが続いていた銘柄
  • 【POINT2】出来高増!材料の良し悪しを判断する
  • 【POINT3】長い陽線が現れ初動確認!即エントリーする

 

適切なタイミングと瞬時の判断でエントリーすることができれば、初動から急騰銘柄の旨みを味わうことができます。

 

わかりやすい例に【8105】堀田丸正を見ていきましょう。

横ばいで推移していた堀田丸正に2017年5月23日、大量の買い注文が殺到。RIZAPとの業務提携で子会社化したことがポジティブサプライズとなりました。

 

それから僅か1ヶ月の期間で株価3倍を達成です。

低位株はこの3つのポイントが確認できたらそこが初動であると判断できます。

 

また、新たな上昇トレンドが形成される局面などでもこの兆候が現れますので、まずは長期間横ばいの低位株を探してみることから始めましょう。

 

突如変化が現れ初動から乗ることを前提としていますので、高値掴みをしない為にも株価が1.5倍、2倍と上昇してからのエントリーは禁物です。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 基本的に企業が「新しいサービス」を開始したら好材料となる
  • 長期間横ばいの銘柄が材料によって出来高増となれば急騰サイン!
  • 浮動株比率の低い低位株は短期売買(デイトレーダー)に向いている

 

8. まとめ

 

2021年の株式市場は、新型コロナワクチンが新型コロナを収束させるかどうかが最重要ポイントになると考えられます。

 

東京オリンピックが開催できるかどうかもワクチン次第と言って間違いなく、社会・経済活動の全てのカギを握ることになるでしょう。

 

残念ながら、日本企業のワクチン開発は遅れている状況ですが、バイオベンチャーを中心に新型コロナワクチン開発関連銘柄として物色される展開も考えられます。

 

また2020年秋から注目されている、EVや再生エネルギー、水素といった環境株にも引き続き注目が集まります。EVシフトは世界的な流れであり、日本の自動車産業にとっても大きな曲がり角になりかねません。

 

2020年最強のテーマ株となったデジタルトランスフォーメーション(DX)関連銘柄にも引き続き注目ですが、2020年に急騰し過ぎてしまった銘柄には注意が必要です。

 

 

銘柄選定に時間をかけられない方へ

 

現代人は忙しく、銘柄選定に時間をかけられる方は多くないでしょう。

 

本記事ではテンバガーへの特徴をお伝えしましたが、ポイントをおさえた銘柄選定には時間がかかります。

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