- 2018-6-20
- 銘柄選び
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「明日すぐにでも上がる株を知りたい!」
「すぐにでも利益を出したい」
多くの投資家が描く理想の展開ですが、実際は難しく、上手く利益を取れていないのが現状ではないでしょうか。
そうであれば、すぐにでも上がる銘柄を見つける方法を知り、経験値を増やすことが必要です。
今回、明日にでもすぐに上がる銘柄の見つけ方や注目ポイントなどを分かりやすく取り上げますので、是非活用してみて下さい!
目次
1.明日上がる株を見つける為に
明日上がる株をある程度知っていれば投資生活、勝率、利益が大きく変わってきますが、それが簡単にできれば苦労はしません。
では、そういった銘柄を見つける為にまずは株価が上がる理由から見て行きましょう。
1-1.なぜ当日株価が上昇しているのか?
当たり前のことですが、株価が上昇するには買いたい人が多いことが条件です。
つまり当日株価が上昇するのは多くの投資家の買いたいといった需要が多いということになります。
短期投資ではこの需要を読む力が必要で、その需要が多く向かう銘柄の特徴を読むことができればある程度相場の動きは予測することができます。
基本的には好材料が発表されることにより翌日注目を浴びやすいですが、好材料といっても様々で、場合によっては逆に株が売られる原因ともなりますので、需要が集まる材料を見極めなければいけません。
毎日何銘柄も分析することで、翌日上昇する銘柄の特徴を絞り込むことは可能となるはずですが、非常に根気がいることで効率がよくありません。
そこで今回は明日上がりやすい銘柄の特徴やポイントを取り上げていきます。
1-2.毎日発表される様々な企業のIR(材料)
場中や、大引け後など様々な企業の材料が発表されますが、その中でも好材料で注目を浴びやすいものを選び出さなければいけません。
主にどういった材料が発表されるかと言うと
- 決算発表
- レーティング
- 株式分割
- 市場変更
- 上方修正
- 自社株買い
- 増配
- 業務提携
- 信用規制解除
- IR
など、その他にも様々な材料が発表されますが、ほぼ毎日どこかの企業から材料が発表されています。
各材料によって注目すべきポイントは様々なので、一人で全てを見ることは難しいかと思います。
そこで、各材料の中でも良く注目される材料に絞り込むことがポイントです。
それにより効率がいい見極め方ができ、これらの材料から翌日注目される銘柄を選び出すことに繋がります。
1-3.銘柄の選び方は色々あるので簡単な方法から
銘柄の選び方は投資方法や、スタイル、投資家の数だけ様々あります。
例えば
- 様々発表される材料から選定
- 重要な指数から選定
- 世界情勢から関連銘柄を選定
- チャート形状から選定
- 米国市場の動意株から関連株を選定
- 信用規制解除された銘柄から選定
これら以外にも銘柄の選び方というのは数多くあり、投資家の悩むポイントとなっているでしょう。
そこで今回、明日上がる銘柄の選び方だけにポイントを絞りました。
それによりシンプルで誰にでも分かりやすく、簡単にできる銘柄の見つけ方をご紹介できますので、まずはこの方法から始めてみましょう。
- 良い材料には需要が集まり翌日株価が上がりやすい
- 良く注目される材料に絞り込むことがポイント
- 数多くある銘柄の選び方から簡単な方法をご紹介
2.最も材料視されやすい決算の注目ポイント
様々な材料の中から材料視されやすいものとして決算発表があります。
好決算銘柄は翌日注目度が高い為、銘柄選びのポイントとなります。
2-1.決算発表銘柄に注目!
様々な材料の中で、最も注目されるのが決算です。
企業の成績を公表しているもので、成績が良ければ買われやすく、成績が良くないと売られやすくなります。
決算書の中身と注目箇所を分かりやすくすると、決算書の中身は簡単に
- 貸借対照表 「バランスシート」
- 損益計算書 「プロフィット・アンド・ロス」
- キャッシュフロー計算書
と大きく分けて3つに分かれます。
ただ、決算書は企業によって難しく書かれていたり分かりにくいものもあります。
それにより決算書を見るのが苦手な方も多いと思います。
長期投資などではそれぞれの中身を見て判断していく訳ですが、「短期投資」「明日上がる銘柄」を選び出すには見るポイントを一点に絞り込むだけでも可能なので、簡単に決算書を攻略することが可能です。
その注目すべき一点とは、損益計算書にある「営業利益」の部分のみチェック
営業利益とは企業が本業で稼いだ利益の部分となり、決算書ではかなり重要な部分となります。
営業利益が伸びている場合は本業が上手くいき、好調であると捉えられます。
その為、営業利益が伸びている企業は材料視されやすく、翌日の株価にも大きく影響を与えます。
この部分の材料をピンポイントで狙う形ですが、これはあくまで明日上がる材料として見る部分となるので、短期目線ということは覚えておきましょう。
2-2.好材料が複数重なった銘柄に注目
毎日発表される材料の中には、好材料が複数同時に出る銘柄もあります。
1つでも注目される材料にプラスでその他好材料があれば注目度は上がります。
例えば
例)
・「好決算」+「増配」
・「好決算」+「レーティング格上げ」
・「好決算」+「株式分割」
など、複数材料が重なればより市場の投資家から注目を集め、翌日需要が高まる可能性があります。
複数の材料が組み合わさることでより注目度を集め、材料視されやすいことからこのような銘柄はチェックです。
複数材料で株価が急騰した銘柄【3185】夢展望があります。
同社は5月16日に「決算」「株式分割」「株主優待制度の導入」を発表し、連日ストップ高を見せ急騰しました。
わずか7営業日で約4倍(5月24日時点)の上昇を見せ、個人投資家の人気を集めていました。
このように、複数材料が組み合わさることで需要が高まり、株価にも大きく影響を与えます。
- 決算書は営業利益一点に注目!
- 複数材料が重なることでより注目を浴びやすい
3.チャート、出来高を利用した明日上がる銘柄の選び方
上記で、材料発表銘柄が注目を浴びやすいと説明してきましたが、このような好材料を発表した銘柄は数日間注目を浴びやすい為、チャートや出来高もプラスした銘柄の選び方もあります。
3-1.ローソク足をプラスした銘柄選び
好材料を発表した銘柄の動きでよくローソク足チャートで見られる「赤三兵」というサインがあります。
赤三兵とは陽線3本が同じ方向に上昇しているものを言い、前日の終値よりも低く始まり、終値は前日の終値よりも高く終わっているものを言います。
この「赤三兵」は買いシグナルと言われており、好材料によりこの形を形成した場合はその後も期待値が高くなりますので注目のポイントとなります。
ただ、陽線3本が同じ方向に出て「赤三兵」サインがあっても上ヒゲが長く出ている場合は、逆に売りシグナルとされていますので上ヒゲには注意です。
また、同じように好材料発表した銘柄の動きで似た「三空踏み上げ」というサインがありますが、こちらには注意です。
三空踏み上げとは陽線4本が同じ方向に上昇しており、すべてが窓を開けて上昇している状態を言います。
赤三兵との違いは、すべて窓を開けていることからより強い買いであることが言えますが、強い株価上昇からの急落可能性が高くなります。
三空踏み上げは赤三兵と似た陽線のローソク足ですが、下降トレンドサインとなりますので注意が必要です。
3-2.出来高をプラスした銘柄選び
同じく、好材料を発表した銘柄の動きでよく見られる出来高の急増があります。
出来高が増えるということは売買量が増えることで、人気度が簡単にわかる数値です。
その出来高の状況と材料を見ることで、人気とその後の動きもある程度予測できます。
出来高が急激に増えた銘柄を探す方法として、お使いの証券会社トレードツールやYahoo!ファイナンスなどで出来高急増ランキングなどを見る方法があります。
前営業日比での出来高増加を表していますので、急激に出来高が増えた銘柄は簡単に探すことができます。
その中でも出来高が増えた理由に好材料が関わっている銘柄をチェックです。
特に好材料を発表した銘柄は人気化し株価と共に出来高が急増します。
この出来高が急増した銘柄に絞り込むことで直近の人気化した銘柄は押さえることができます。
3-1で取り上げたローソク足と合わせて見ることで、より上がりやすい銘柄を絞り込むことができる流れとなります。
※注意点として、出来高、株価共に減少傾向の銘柄は下げトレンドへと転換する可能性が高い為避けるべきです。
- 材料+ローソク足「赤三兵」サインが出た銘柄に注目
- 材料+出来高急増銘柄に注目
4.実践!明日上がる銘柄の選び方手順
では、ここまで取り上げた項目をまとめ、実践でどのように明日上がる銘柄を選んでいくのかまとめてみたいと思います。
4-1.好材料+テクニカル+出来高=上昇しやすい銘柄
①まず、毎日発表される様々な企業の材料をチェック
- 決算発表
- 株式分割
- 上方修正
- 自社株買い
- 増配
など、様々な材料が発表されますが、その中でも「決算発表」をした銘柄に注目。
決算書の損益計算書にある「営業利益」の部分のみチェックし、前期比、前年同期比、予想より上回った結果が出ている銘柄を絞り込む。
決算書は企業のホームページで確認できますが、株探などでは決算発表銘柄が一覧で確認できます。
②好材料が複数重なった銘柄が更に良い
例)
・「好決算」+「増配」
・「好決算」+「レーティング格上げ」
・「好決算」+「株式分割」
など、同時に複数の材料を出す企業もあるので、そういった複数材料があれば更に注目度が高まります。
ここまでは決算を材料とした銘柄の選び方で、既に決算や、材料が出ている銘柄の中から明日上がる銘柄を選ぶには下記の項目をプラス!
③好材料にローソク足をプラス
好材料を発表した銘柄の動きでよくローソク足チャートに見られる「赤三兵」というサインや、その他上昇トレンドサインをチェック
決算や、好材料により上昇した株価がその後も上昇可能性があるのか、下降シグナルなのか判断する時にこのサインが重要です。
代表的な上昇シグナル
- 赤三兵
- 上げの二ツ星
- 上げの三ツ星
- 上げ三法
- 上値遊
これらのサインをチェック
簡単にこれらサインを探せる便利なサイトとして、みんなの株式があります。
④好材料に出来高をプラス
同じく、好材料を発表した銘柄の動きでよく見られる出来高の急増がありますが、出来高が急増した銘柄をチェックです。
出来高上昇ランキングをお使いの証券会社トレードツールや、Yahoo!ファイナンスなどで簡単に調べることができます。
この出来高上昇ランキングを見ることで出来高がどれだけ増加しているのか一発で分かりますので、直近で投資家が集中している銘柄が分かります。
ただ、普段の出来高が極端に少ない銘柄の出来高急増は候補から外すべきです。普段出来高が少ない=流動性が低いので、売りたい時に売れなくなる可能性があるので外しましょう。
また、1日だけの急騰銘柄となる可能性もあるので普段の出来高も合わせてチェック。
※これらの銘柄絞込みは明日上がる銘柄の絞込みとなるので、超短期目線ということは覚えておきましょう。
- 決算発表した銘柄の「営業利益」が前期、予想より上回っている銘柄を選ぶ
- 同時に複数の材料を出す企業の銘柄をチェック
- 好材料にローソク足の上昇サインが出ている銘柄に絞り込む
- 出来高が急増している銘柄で、普段ある程度出来高がある銘柄に絞り込む
5.リスク管理と注意点
どんな投資法にもリスクはあります。
特に明日上がる銘柄の場合、投資家が集中しやすい銘柄への投資となるため、激しい動きになることも予想されます。
その為、リスク管理はしっかりしましょう。
5-1.明日上がる株への注意点と損切り
明日上がる株の見つけ方ということもあり、直近で流動性の高い人気化する銘柄への投資となります。
その為、このような銘柄を好むデイトレーダーや短期トレーダーとの戦いになるので、いざという時にすぐ行動できるようリスク管理は徹底しましょう。
リスク管理としてまず上げられるのが、損切りです。
株価上昇を狙った投資ですが、激しい動きにより思わぬ動きをする可能性があります。
その為、損切りは絶対で損失を大きくしないためにも損切りラインは必ず決めておきましょう。
また、利益確定ラインも同時に決めておくことをお勧めします。
株価が急騰した場合、必ず欲が生まれますのでもう少し様子を見ようという判断をしがちです。
曖昧な判断をする投資は良くありませんので、自分のルールを徹底していくことが必要です。
損失を少なくすることを徹底すれば、トレード回数で負け越してもトータルで利益を増やせることが可能です。
それは、明日上がる銘柄という人気化する銘柄への投資だからこそ勝てる時は大きくなりやすい為で、それを可能にする為には損失を少なくする損切りラインの設定が必要となります。
- 損切りライン、利益確定ラインは決めておくべし
6.まとめ
明日上がる銘柄を見つける方法は様々ですが、今回取り上げた簡単な方法も有効です。
誰にでもできるよう分かりやすくまとめましたが、損失を増やさない為にもリスク管理は徹底しましょう。
また、決算、好材料の見極め方をマスターすることで今後の投資にプラスとなるので、少しずつでも経験値を増やしてみては如何でしょうか。
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