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半導体関連銘柄はコロナ不況でも絶好調!半導体製造装置とシリコンウエハーを抑えておこう。

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【4063】信越化学工業は+124%!【8035】東京エレクトロンは+164%!【6383】ダイフクは+189%!【6920】レーザーテックは+286%!

 

コロナショックの中にあっても世界の半導体需要は絶好調であり、半導体関連銘柄の成長と株価上昇が止まりません。

 

巣ごもり消費の拡大によってパソコンやゲーム機需要が増えているほか、iPhone12を始めとする5G対応スマートフォンが拡大していることから、世界的な半導体不足となっていることが背景です。

 

半導体関連銘柄に注目していきましょう!

 

 

1.半導体関連銘柄とは?

半導体関連銘柄は代表的な景気敏感株として必ず抑えておきたいテーマ株です。

 

1-1.半導体関連銘柄とは?

電気を通す物質の「導体」電気を通さない物質の「絶縁体」がありますが、半導体とはそれら中間の特性をもつ物質のことを指します。

 

半導体は、スマホやパソコン、家電製品などに使われている電子部品です。

 

半導体メモリ市場においては、残念ながら日本企業は世界市場から凋落してしまいましたが、半導体製造装置や半導体材料のシリコンウエハーにおいては未だに日本企業の独壇場となっています。

 

シリコンウエハーの世界シェア(2019年)を見てみると、信越化学工業が32%、SUMCOが25%となっており、日本企業トップ2社で市場全体の半分以上のシェアとなります。

 

アメリカの半導体調査会社VLSIresearch社が発表した半導体製造装置メーカートップ15(2019年)では、3位に東京エレクトロン、6位にアドバンテスト、7位にスクリーンが入るなど、トップ15社のうち日本企業が8社を占めます。

 

日本株における半導体関連銘柄とは、半導体製造装置とシリコンウエハーを手掛けている銘柄が主力であると抑えておきましょう。

 

また半導体関連銘柄は、世界経済の影響を強く受ける景気敏感株(シクリカル銘柄)であり、株価の先行指標になりやすいことが特徴です。

 

このため半導体関連銘柄に投資しなくても、相場全体の先行きを占う上では、半導体関連銘柄の動向には要チェックが必要となります。

 

かつては景気敏感株というと鉄鋼株が代表的でしたが、IoT全盛の現代においては、半導体関連銘柄が鉄鋼株に代わって代表的な景気敏感株セクターとなっています。

 

1-2.世界的な半導体不足を背景に半導体関連銘柄は強く買われている!

WSTS(世界半導体市場統計)が2020年12月に発表した世界半導体市場予測によると、2020年の半導体市場は+5.1%の成長率となり、2021年も+8.4%の成長率になると予測されています。

 

2020年6月に発表された同調査では、2020年は+3.3%増、2021年は+6.2%増の予測となっており、半年間で上方修正されました。

 

新型コロナは世界的に広まっているものの、世界経済の回復は堅調であるということでしょう。

 

2021年1月には、半導体需要が高止まりし、世界的な半導体不足が発生。半導体不足により自動車メーカーが減産を迫られる状況に陥っているとも報じられています。

 

iPhone12を始めとする5G対応スマートフォンが好調で、巣ごもり消費によってパソコンやゲーム機などの需要が急増していることが原因で、自動車向けの半導体に回す余裕がなくなっているとのことです。

 

世界的な半導体不足を背景に、2021年には年始から世界中の半導体株の上昇が続いており、日本の半導体関連銘柄も例外ではありません。

 

2021年1月には、日経平均株価がバブル期以来の2万8,000円台を回復しましたが、中でも半導体関連銘柄は全体相場をけん引する成長テーマ株として買われています。

 

【ここだけチェック!】
  • 半導体関連銘柄は、全体相場に先駆けて株価が先行しやすい景気敏感株。
  • 日本株の半導体関連銘柄としては、高い世界シェアを持つ半導体製造装置とシリコンウエハーを手掛ける銘柄を抑えておこう。
  • 2021年の半導体市場は2ケタに迫る成長が予測されており、2021年1月から半導体関連銘柄は上昇中!

 

 

2.半導体関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

2020年から2021年年始に掛けての半導体関連銘柄の動向を見ていきましょう。

 

2-1.シリコンウエハー世界トップ企業!【4063】信越化学工業

半導体シリコンウエハーや塩化ビニールに強い総合化学企業【4063】信越化学工業は、シリコンウエハーで世界トップシェアを誇る、日本株を代表する半導体関連銘柄です。

 

同社の株価は、2020年1月初めには11,805円を付けており、コロナショックでは3月17日に8,751円まで落としましたが、その後は上昇トレンドに。2021年1月12日には19,675円まで上昇しています。

 

コロナショックから1年での最大上昇率は+124%となっており、現在進行形で上場来高値を更新中です。コロナショック前の2020年1月から2021年1月までの上昇率で見ても+66%です。

同じくシリコンウエハー世界2位の【3436】SUMCOも、この1年で最大上昇率+139%となっており、コロナショック前の水準を上回って推移しています。

 

2-2.世界3位の半導体製造装置メーカー!【8035】東京エレクトロン

半導体製造装置やフラットパネルディスプレイ製造装置を手掛ける【8035】東京エレクトロンは、世界第3位の半導体製造装置メーカーであり、代表的な半導体関連銘柄です。

 

同社の株価は2020年1月初めには23,605円を付けており、コロナショックの影響で3月23日には16,370円まで下落しました。6月にコロナショック前の水準を回復し、以降も上昇トレンドを継続しています。

 

2021年1月13日には43,300円まで上昇し、現在進行形で上場来高値を更新中です。コロナショックからの最大上昇率は+164%、2020年1月からの上昇率で見ても+83%です。

 

半導体製造装置メーカーは東京エレクトロンに限らず株価好調で、【6383】ダイフクは最大+189%、【6920】レーザーテックは最大+286%などとなっています。

 

コロナショック以降、半導体関連銘柄は絶好調であり、ほぼ全ての銘柄がコロナショック前を大きく上回る水準で推移しています。

 

【ここだけチェック!】
  • 2020年3月のコロナショック以降、半導体関連銘柄は絶好調!ほぼ全ての銘柄がコロナショック前を大きく上回る水準で推移している。

 

4.半導体関連銘柄リスト

 

半導体関連銘柄といっても製造、販売、開発など、様々な企業が関連銘柄として上げられます。

その中でも注目したい10銘柄をピックアップ。

銘柄 サービス
【4063】信越化学工業 シリコンウエハーで世界トップシェア
【3436】SUMCO シリコンウエハーで世界シェア2位
【8035】東京エレクトロン 世界3位の半導体製造装置メーカー
【6857】アドバンテスト 半導体検査装置に強い半導体製造装置メーカー
【7735】SCREEN ウエハ洗浄装置で世界トップの半導体製造装置メーカー
【6146】ディスコ 半導体の研削・切断・研磨装置で世界トップシェアを誇る半導体製造装置メーカー
【6920】レーザーテック マスクブランクス欠陥検査で世界トップシェアの半導体製造装置メーカー
【6383】ダイフク 半導体製造の自動化に欠かせないクリーンルーム向け搬送・保管システム
【7741】HOYA 半導体製造用マスクブランクス・フォトマスク
【6723】ルネサスエレクトロニクス 車載マイコンに強い半導体メーカー

 

5.見逃し厳禁!半導体関連の注目3銘柄

2021年以降に向けてもオススメの半導体関連銘柄を抑えておきましょう。

 

5-1.【3436】SUMCO

チャート画像

 

市場 東証一部
注目ポイント 世界2位の半導体シリコンウエハー専業企業。

SUMCOは、シリコンウエハー世界シェア2位を誇る、東証を代表する半導体関連銘柄です。

世界1位の【4063】信越化学工業は総合化学メーカーですが、SUMCOはシリコンウエハー専業企業となっています。

 

SUMCOの方が半導体市場への依存度が大きく、これは値動きにも反映されています。シリコンウエハーメーカーは、リターン重視のSUMCO、リスク重視の信越化学工業と認識しておきましょう。

 

5-2.【6857】アドバンテスト

チャート画像

 

市場 東証一部
注目ポイント 半導体検査装置や電子線描画装置に強い半導体製造装置メーカー。

アドバンテストは、半導体検査装置に強い半導体製造装置メーカーです。日本の半導体製造装置メーカーとしては、世界3位の【8035】東京エレクトロンに次ぐ企業です。

 

東京エレクトロンやディスコなどの半導体製造装置メーカー株は最低投資金額が400万円前後の値嵩株になってしまっており、個人投資家が投資するには敷居が高い点がネックとなります。

 

アドバンテストは100万円あれば投資できるため、個人投資家が投資しやすい点からもおすすめです。

 

5-3.【6920】レーザーテック

チャート画像

 

市場 東証一部
注目ポイント 液晶・半導体検査装置メーカー。マスクブランクス検査装置に強い。

レーザーテックは、マスクブランクス欠陥検査に強い半導体製造装置メーカーです。

2019年には東証一部全銘柄の中で年間上昇率2位となり、2020年にもさらに上昇、半導体関連銘柄としてはこの2年間で最も大きく上昇した銘柄です。

 

ただ、この2年間の上昇によって、売上高ではアドバンテストの5分の1ほどにも関わらず、時価総額では変わらない水準まで過熱しています。これから長期投資をするにはリスクが高まっていることは否めません。

 

値動きのボラティリティーが大きいため、デイトレードやスイングトレードに最も適した半導体株として抑えておきましょう。

 

6.まとめ

 

半導体関連銘柄は、半導体製造装置とシリコンウエハーを手掛ける銘柄を中心に、コロナショック後の株式市場をけん引しています。

 

スマホやパソコン、ゲーム機といったデジタルトランスフォーメーション(DX)をけん引する電化製品に半導体は欠かせないため、今後も半導体市場が成長することは確実です。

 

またIoTやAI、5Gといった次世代DXテーマにおいても、半導体がカギとなることは言うまでもないでしょう。

 

半導体関連銘柄は最も代表的な景気敏感株となっており、実際に投資するかどうかはともかく、全体相場の先行きを占う上では必ずチェックしておくことが必要なテーマ株です。

 

特にコロナショック後から続く株高はさすがに過熱し過ぎていることは否めず、2021年に相場が調整局面入りする際には、半導体関連銘柄が先行する可能性は高いと見られます。

 

成長テーマ株としても相場全体の先行きを占う景気敏感株としても、半導体関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう!

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