無料登録で話題の銘柄情報をお届けします!お役立ち情報をゲットしたい方はメールアドレスを今すぐ登録!

プロ厳選3銘柄を先行配信中!


※ご登録頂くコンテンツは、日本投資機構株式会社が運営するサービス名『キングトレード投資顧問』です

バイオ航空燃料関連銘柄は航空業界の脱炭素テーマ株!JAL・ANAの動向を押さえておこう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

 

航空業界の脱炭素政策として、バイオマス原料から製造したバイオ航空燃料(バイオジェット燃料)が注目されています。

 

バイオ航空燃料の開発は、JALとANAを中心に進められており、ミドリムシベンチャーの【2931】ユーグレナは2021年3月にミドリムシを使ったバイオ航空燃料を完成したことを発表、株高となりました。

 

バイオ航空燃料の株式市場での注目度は、ニュースで短期的に買われる程度に留まっていますが、今後は長期的に注目されるテーマ株になることが期待されます。

 

バイオ航空燃料関連銘柄に注目していきましょう!

 

 

1.バイオ航空燃料関連銘柄とは?

 

航空業界が取り組む脱炭素として、バイオ航空燃料が注目されています。

 

1-1.バイオ航空燃料とは?

バイオ航空燃料とは、藻類や木質系セルロースなどのバイオマス原料から製造される航空燃料のことです。

「バイオジェット燃料」と呼ばれることもあります。

 

2020年秋から活発化している世界的な脱炭素の流れの中でも、とりわけ航空業界は二酸化炭素排出量削減において厳しい目が向けられがちです。

 

民間航空機の運航ルールを決めている国際民間航空機関(ICAO)は、2021年以降の二酸化炭素排出量を、2019年から2020年の二酸化炭素排出量の平均以下に抑えることを目標とするなど脱炭素の取り組みを始めています。

 

航空業界の具体的な脱炭素政策としては、航空経路の改善や航空機の機体軽量化などが挙げられますが、特に注目されているのはバイオ航空燃料の導入と水素や電気で動く次世代航空機の開発です。

 

国土交通省は2021年3月22日、脱炭素に向けたオンライン初会合を開き、バイオ航空燃料の導入や国内航空部品メーカーの技術開発を後押しする体制作りを検討。

 

今後年内にも脱炭素に向けた工程表を策定するとのことです。

 

1-2.バイオ航空燃料関連銘柄にはどのような銘柄がある?

バイオ航空燃料の開発は、JALとANAを中心に進められています。

JALとANAは2021年4月、2050年までに航空機の運航によって発生する二酸化炭素排出量を実質ゼロにする方針を相次いで発表。

 

JALは石油以外の原料から作られたバイオ航空燃料を段階的に増やしていき、2035年以降には水素で動く次世代航空機の導入を目指すとのことです。

 

ANAも燃費の良い新型機体への切り替えを進め、食品廃棄物や工場の排気ガスなどの原料で作られたバイオ航空燃料の導入を進める計画を発表しました。

 

ただ株式市場においてバイオ航空燃料関連銘柄として実際に物色されるのは、JAL・ANAと提携してバイオ航空燃料を開発している銘柄になるかと思われます。

 

ANAはミドリムシから作ったバイオ航空燃料を手掛ける【2931】ユーグレナと提携しており、ユーグレナは2021年3月にバイオ航空燃料が完成したことを発表しました。

 

またANAは東芝や東洋エンジニアリング、出光興産などと提携し、工場から排出される二酸化炭素を原料とするバイオ航空燃料も開発。

持続可能な航空燃料「SAF(Sustainable Aviation Fuel)」として2020年後半の実用化を目指しています。

 

バイオ航空燃料関連銘柄は、JAL・ANAの動向を見つつ、JAL・ANAと提携してバイオ航空燃料を開発している関連銘柄に注目していくことになりそうです。

 

【ここだけチェック!】
  • 航空業界の脱炭素として、バイオマス原料から製造されるバイオ航空燃料(バイオジェット燃料)に注目が集まる。
  • バイオ航空燃料関連銘柄は、JAL・ANAの動向を見つつ、JAL・ANAと提携してバイオ航空燃料を開発している銘柄をチェックしておこう。

 

2.バイオ航空燃料関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

 

脱炭素が重要テーマとなった2020年秋以降に大きく上がっているバイオ航空燃料関連銘柄を見ていきましょう。

 

2-1.ミドリムシからバイオ航空燃料!【2931】ユーグレナ

ミドリムシを使った健康食品や化粧品を手掛ける【2931】ユーグレナは、代表的なバイオ航空燃料関連銘柄です。

 

同社はバイオ航空燃料でANAと提携しています。

2021年3月には、ミドリムシを原料としたバイオ航空燃料について国際規格への適合が外部検査機関によって認められたと発表、年内にも航空会社への供給が始まるとのことです。

 

同社の株価は、株式市場が脱炭素に染まる前の2020年9月初めには799円を付けていました。2021年に入ってから大きく上昇し、2021年3月には1,295円まで上昇しています。

2020年秋以降の上昇率は最大+62%です。

 

特にバイオジェット燃料が完成したニュースが伝えられた2021年3月に急騰しており、ニュース発表前の3月12日には947円を付けていましたが、ここから2営業日で1,295円まで急伸しました。

しかしその後は下落が続いており、2021年5月末時点では850円前後まで下げています。

 

バイオ航空燃料のニュース発表直後には大きく上昇したものの、長期的に買われることにはなっていないと言わざるを得ません。

 

2-2.低位株から上昇!【6330】東洋エンジニアリング

プラント大手の【6330】東洋エンジニアリングは、アンモニアやバイオマスなどにも強いバイオ航空燃料関連銘柄です。

 

同社は、ANAと提携して、工場から排出される二酸化炭素を原料とするバイオ航空燃料を開発していることで知られています。

 

また、環境テーマ株としてはアンモニア関連銘柄やバイオマス関連銘柄にも位置付けられる銘柄です。

 

同社の株価は、2020年9月初めには317円の低位株でした。

2020年11月から買われており、2021年4月1日には796円まで上昇。

2020年秋以降の最大上昇率は+151%となっています。

脱炭素相場で大きく買われた銘柄ですが、バイオ航空燃料関連銘柄として買われたとは言い過ぎかと思われます。

 

バイオ航空燃料関連銘柄に位置付けられる銘柄は2020年秋以降に上昇した銘柄が少なくありませんが、純粋にバイオ航空燃料関連銘柄として買われたと言えるのは【2931】ユーグレナのみです。

 

【ここだけチェック!】
  • バイオ航空燃料関連銘柄として買われたと言えるのは【2931】ユーグレナのみ。ただ、ニュース発表直後には大きく上昇したが、まだ長期的に買われるテーマにはなっていない。

 

3.バイオ航空燃料関連銘柄リスト

銘柄 備考
【9201】日本航空(JAL) 廃プラスチックや使用済み食用油を原料とするバイオ航空燃料を導入
【9202】ANAホールディングス 食品廃棄物や工場排気ガスを原料とするバイオ航空燃料を導入
【2931】ユーグレナ ミドリムシを原料とするバイオ航空燃料
【7013】IHI 微細藻類を使ったバイオ航空燃料
【9513】Jパワー 「海洋ケイ藻のオープン/クローズ型ハイブリッド培養技術の開発」がNEDOのバイオ航空燃料事業に採択
【6330】東洋エンジニアリング バイオ航空燃料でANAと提携
【6502】東芝 バイオ航空燃料でANAと提携
【5019】出光興産 バイオ航空燃料でANAと提携
【5020】ENEOS バイオ航空燃料テーマがNEDOの委託事業に採択
【5017】富士石油 環境エネルギー社・HiBD研究所とバイオ航空燃料の製造で共同研究締結

 

4.オススメのバイオ航空燃料関連銘柄3選!

 

脱炭素・環境テーマ株としてもオススメのバイオ航空燃料関連銘柄を押さえておきましょう。

 

4-1.【2931】ユーグレナ

チャート画像

市場 東証一部
企業概要 ミドリムシを使った健康食品や化粧品などミドリムシ事業全般を手掛ける。

ユーグレナは、2021年3月にミドリムシを原料としたバイオ航空燃料が完成したことを発表しており、バイオ航空燃料関連銘柄として大きく買われました。

長期的には株価は苦戦しており、2015年2月に付けた2,177円から見ると、底値からは反発してきたとはいえ半値以下で停滞している状況です。

バイオ航空燃料関連銘柄が中長期的な注目テーマ株になれば、大反発も期待できるかもしれません。

 

4-2.【7013】IHI

チャート画像

市場 東証一部
企業概要 総合重機大手。船舶・海洋製品や航空分野に強い。

IHIは、微細藻類を使ったバイオ航空燃料を手掛けていることから、バイオ航空燃料関連銘柄にも位置付けられます。

環境テーマ株としては、洋上風力発電やアンモニア、CCS(二酸化炭素貯留)などを手掛けており、脱炭素が注目された2020年秋以降には2倍以上に反発しています。

 

4-3.【5017】富士石油

チャート画像

市場 東証一部
企業概要 中堅の石油精製販売企業。

富士石油は、2020年11月に環境エネルギー社・HiBD研究所とバイオ航空燃料の製造で共同研究締結したことを発表しているバイオ航空燃料関連銘柄です。

ただこのときは全くニュースとしては反応しませんでした。

 

原油高メリットを受ける銘柄として2020年秋以降に上昇していますが、まだ300円未満の低位株となっています。

今後バイオ航空燃料関連銘柄として注目されるかもしれない低位株としてチェックしておきましょう。

 

 

5.まとめ

 

バイオ航空燃料関連銘柄は、2021年3月に【2931】ユーグレナがミドリムシを原料としたバイオ航空燃料を完成させたニュースで大きく買われました。

 

ユーグレナ以外の銘柄は、バイオ航空燃料関連銘柄として買われた痕跡は特に見られません。

ユーグレナにしても2021年3月のニュースでは大きく買われましたが、その後2ヶ月で株価は元に戻ってしまっています。

 

バイオ航空燃料関連銘柄は、現状ではニュース発表時のみ買われる短期的なテーマ株に留まっているというのが現状です。

 

今後長期的に注目される脱炭素テーマ株になるかどうかは、政府や航空業界が脱炭素の切り札としてバイオ航空燃料の開発に本気で取り組むかどうか次第だと思われます。

 

バイオ航空燃料や次世代航空機の開発といった航空業界の脱炭素ニュースにはアンテナを張っておき、バイオ航空燃料関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事

最新株式情報やテーマ株ならおまかせ下さい 厳選3銘柄を無料にて配信中