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再生エネルギー関連銘柄は規制緩和で見直しが進む!?太陽光・バイオマス・風力の注目銘柄を抑えておこう。

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【9519】レノバは+131%!【1407】ウエストホールディングスは+232%!!

 

太陽光発電やバイオマス発電、風力発電といった再生エネルギー関連銘柄が、マーケットで見直される動きが出てきています。

 

2020年10月には、アメリカ大統領選で注目されるテーマとなり、河野大臣が再生エネルギーの規制緩和を進める旨の発言をしたことから資金流入が起こりました。

 

再生エネルギー関連銘柄に注目していきましょう!

 

 

1.再生エネルギー関連銘柄とは?

 


再生エネルギー関連銘柄が見直される動きが出てきています。

 

1-1.再生エネルギーとは?

再生エネルギーとは、水力や太陽光、風力、バイオマス、地熱などの永続的に利用し続けることができるエネルギーのことです。

「再生可能エネルギー」とも呼ばれます。

 

再生エネルギーは、火力発電のように発電時に二酸化炭素を排出しないため地球環境に優しく、原子力発電のように甚大な事故が発生するリスクがないことがメリットです。

 

一方火力・原子力発電に比べると再生エネルギーの発電コストは高く、日照量や風力などの自然状況に左右されることから発電量が安定しないなどデメリットも少なくありません。

 

日本の再生エネルギーは、2012年7月から再生エネルギーの固定買い取り制度(FIT制度)が導入されたことをきっかけに年々増加傾向にあります。

 

認定NPO法人環境エネルギー政策研究所が発表した「国内の2019年度の自然エネルギーの割合と導入状況」によると、2019年の自然エネルギーによる年間発電電力量の割合は前年比+1.7%の19.2%となりました。

 

同データから再生エネルギーの割合を詳しく見てみると、水力発電が7.7%(小水力1.9%、大規模水力5.8%)、太陽光発電が7.6%、バイオマス発電が2.8%、風力発電が0.8%、地熱発電が0.2%となっています。

 

ただ、日本では再生エネルギーの割合が増加傾向にあることは間違いありませんが、FIT制度による固定買取価格は下落傾向にあり、太陽光発電業者の倒産が相次いでいることも確かです。

 

1-2.2020年アメリカ大統領選挙で再生エネルギーに注目が集まる!?

今回注目していく再生エネルギー関連銘柄は、太陽光発電や風力発電、バイオマス発電、地熱発電といった再生エネルギー事業を手掛けている銘柄が中心です。

 

再生エネルギー関連銘柄は、福島第一原発事故があった2011年からFIT制度が始まった2012年頃に掛けては、太陽光発電業者を中心にマーケットで注目されるテーマ株となっていました。

 

しかし、その後はマーケットでの注目度は下がっているということが現状です。

 

新型コロナにおいても、再生エネルギーが注目されるというニュースは特に見当たらず、むしろ2020年にはFIT買取価格がさらに下落し、太陽光業者の倒産が相次いでいるとも報じられています。

 

さらに、原油価格の下落も再生エネルギーにとっては大きな逆風です。

 

そんな中、2020年9月から10月に掛けては再生エネルギー関連銘柄の見直しが進むかもしれないニュースが続々と入ってきています。

 

2020年11月に行われるアメリカ大統領選で民主党から立候補しているバイデン氏は環境政策を目玉としており、パリ協定への復帰と同時にクリーンエネルギー関連に2兆ドルを投資する計画を発表しています。

 

選挙戦ではバイデン氏が圧倒的優勢と報じられていることもあり、マーケットでは再び再生エネルギー関連銘柄に資金が流入する流れが出てきました。

 

さらに2020年10月16日には、河野太郎規制改革相が再生可能エネルギーの活用促進に向けて太陽光パネルや風力発電設備について規制緩和する方針を示すなど、国内でも動きが見られています。

 

【ここだけチェック!】
  • 再生エネルギーとは、水力や太陽光、風力、バイオマス、地熱などの永続的に利用し続けられるエネルギー。
  • 日本の再生エネルギーは2012年から始まったFIT制度をきっかけに年々増加しているが、FIT買取価格が下落していることなどから、マーケットでの注目度は下火となっている。
  • アメリカ大統領選で民主党のバイデン氏が環境政策を目玉に掲げ、日本でも再生エネルギー規制緩和の方針が示されたことから、再生エネルギー関連銘柄の見直しの動きがある。

 

2.再生エネルギー関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

 

上がっている再生エネルギー関連銘柄を見ていきましょう。

 

2-1.好決算で株価も好調!【1407】ウエストホールディングス

再生可能エネルギー事業・省エネ事業・電力事業を柱とする【1407】ウエストホールディングスは、業績好調で買われている再生エネルギー関連銘柄です。

 

同社は、メガソーラーから住宅まで幅広い領域で再生エネルギーの発電・運用事業を手掛けています。

 

同社の株価は、2020年1月初めには1,387.7円を付けていました。

コロナショックでは3月13日に986円まで下落しましたが、その後の株価は絶好調で、10月12日には3,280円まで上げました。

 

2020年の最大上昇率は+232%となっていますが、株高の背景にあるのは好決算です。

 

同社は、メガソーラー建設を始めとする再生エネルギー事業が好調だったことから業績の上方修正を発表しており、さらに増配や株式分割も発表。好材料を連発したことが株高に繋がりました。

 

再生エネルギー関連銘柄は2020年新型コロナ相場では苦戦が続いていますが、同社だけは別格の値動きとなっています。

 

2-2.再生エネルギー規制緩和期待で買われる!【9519】レノバ

太陽光・バイオマス・風力・地熱などの再生エネルギー発電施設を開発・運営する【9519】レノバは、代表的な再生エネルギー関連銘柄です。

 

同社は日本全国で再生エネルギー施設を運営しており、ベトナムでも陸上風力発電プロジェクトを進めています。

 

同社の株価は2020年1月初めには1,177円を付けており、コロナショックでは3月17日に712円まで下落。

新型コロナ相場で株価は戻しており、10月にはようやく年初の株価まで回復しました。

 

そして10月には環境政策を進めるバイデン氏の優勢が伝えられ、河野大臣の再生エネルギー規制緩和発言が報じられたことで急伸。

10月初めに付けていた1,147円から、10月20日には1,649円まで上昇しています。

 

10月だけでも+43%の上昇となっており、コロナショック安値からの最大上昇率は+131%です。

 

この他、バイオマス発電を手掛ける【9514】エフオンや【9517】イーレックスも河野発言で買われており、再生エネルギー関連銘柄への風向きが変わってきた可能性があります。

 

【ここだけチェック!】
  • 2020年の再生エネルギー関連銘柄は、好決算を連発した【1407】ウエストホールディングスは大きく上昇していたものの、その他の銘柄は苦しい値動きに。
  • バイデン氏の優勢と河野大臣の再生エネルギー規制緩和発言により、2020年10月には再生エネルギー関連銘柄が急伸した。

 

4.再生エネルギー関連銘柄リスト

 

 

銘柄 備考
【1407】ウエストホール 太陽光発電設置工事
【1711】省電舎 再生可能エネルギーの開発・施工
【3498】霞ヶ関キャピタル 自然エネルギーの投資コンサルティング事業
【3647】ジー・スリー 太陽光発電所の買取・売電事業
【4651】サニックス 太陽光発電機器販売・施工、太陽光発電売電
【5915】駒井ハルテック 風力発電
【8066】三谷商事 風力発電
【9514】エフオン バイオマス発電
【9517】イーレックス バイオマス発電
【9519】レノバ 太陽光発電、洋上風力発電・陸上風力発電、バイオマス発電、地熱発電

 

5.オススメの再生エネルギー関連銘柄3選!

 

2021年以降に向けてオススメの再生エネルギー関連銘柄を抑えておきましょう。

 

5-1.【9519】レノバ

チャート画像

市場 東証一部
注目ポイント 再生エネルギー施設の開発を手掛ける。

レノバは、日本全国で太陽光・バイオマス・風力・地熱などの再生エネルギー発電施設を開発・運営している代表的な再生エネルギー関連銘柄です。

2020年10月の河野大臣による再生エネルギー規制緩和発言でも真っ先に買われた銘柄となっており、再生エネルギー関連銘柄の最右翼として抑えておきましょう。

 

5-2.【9517】イーレックス

チャート画像

市場 東証一部
注目ポイント 電力買取り、バイオマス発電、ガス小売り事業を展開。

再生エネルギーの中でもバイオマス発電に強い銘柄としては、イーレックスがおすすめです。

同社は現在4基のバイオマス発電所を運転中で、福岡県豊前市にある豊前バイオマス発電所と岩手県大船渡市にある大船渡バイオマス発電所は、いずれも出力75MWを誇る日本最大級のバイオマス発電所となっています。

 

また、2025年には香川県坂出市で国内最大級となる坂出林田バイオマス発電所を稼働する予定です。

 

5-3.【1711】省電舎ホールディングス

チャート画像

市場 東証二部
注目ポイント 省エネルギー事業の草分け的企業。再生可能エネルギーの開発・施工も手掛ける。

省電舎ホールディングスは、低位株の再生エネルギー関連銘柄としておすすめです。

同社は、再生エネルギー事業としてはソーラーとバイオマスプラントを手掛けています。

 

同社の株価は2018年初めには1,600円以上を付けていましたが、2020年10月現在は300円台まで暴落しています。

マーケットで再生エネルギー関連銘柄の見直しが進む場合には、低位株から急騰する展開も考えられるため、リスクについて留意した上で抑えておくとよいでしょう。

 

6.まとめ

 

2020年は好材料を連発した【1407】ウエストホールディングスを除くと、再生エネルギー関連銘柄は苦しい値動きとなっていましたが、風向きが変わり始めています。

 

アメリカ大統領選で環境政策を目玉に掲げるバイデン氏の優勢と、河野大臣の再生エネルギー規制緩和発言によって、再生エネルギー関連銘柄に再び資金が入ってきました。

 

再生エネルギー関連銘柄への資金流入が短期的な動きとなるか長期的な動きとなるかは、今後の政策次第であるため注視が必要です。

 

再生エネルギーはマーケットでは長らく停滞していたテーマでしたが、日本の再生エネルギー比率が年々上昇していることも追い風に、注目テーマとして再浮上することが期待されます。

 

再生エネルギーを巡る政治の動きにはアンテナを張っておき、再生エネルギー関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう!

 

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