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新型コロナウィルスでマスク関連銘柄はどこまで上がる?大手の川本産業には特に注目!

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興研は+102%!アゼアスは+156%!重松製作所は+165%!マナックは+185%!川本産業は+475%!!

 

中国・武漢市で発生した新型コロナウィルスの世界規模でのパンデミックが懸念される中、新型コロナウィルス関連銘柄の上昇が止まりません。

 

マスク最大手の川本産業は8日連続ストップ高となるなど、2020年最強のテーマ株となっています。

 

新型コロナウィルス関連銘柄の動向に注目していきましょう!

 

 

1.新型コロナウィルス関連銘柄とは?

 

中国・武漢で発生した新型コロナウィルスがパンデミックの様相となっています。

 

1-1.新型コロナウィルスは世界規模でパンデミックになる恐れ

連日ニュースでも報道されている通り、中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウィルスが世界規模でのパンデミックとなる恐れが日増しに高まっています。

 

2020年1月29日時点の中国当局の発表によると、中国国内での感染者数は5,974人に上り、死亡者は132人と、日が進むごとに感染者・死亡者が増加している状況です。

 

中国本土以外でも、香港や台湾、韓国などの中国近隣の国をはじめ、アメリカやオーストラリア、フランスでも感染者が確認されています。

 

日本でも感染者が7名確認されており、政府は中国・武漢市に滞在する日本人を帰国させるためのチャーター便を手配し、206人が帰国しました。

 

今後懸念されているのが、中国の旧正月「春節」をきっかけにした世界的な大規模感染(パンデミック)です。

 

中国では1月24日から1月30日の間には春節による大型連休となり、日本を始め世界中に中国人旅行者が赴くことになることから、さらなる感染の広がりが懸念されます。

 

1-2.新型コロナウィルスはマーケットに直撃したが、マスク会社は大暴騰!

新型コロナウィルスによる世界的なパンデミック懸念は、世界中のマーケットも直撃することになりました。

 

2020年1月27日の日経平均株価は今年最大の下げ幅となる-483円となり、同日夜のニューヨークダウも-453ドルの下落に。

中国を始めとするアジアの株式市場も軒並み売られました。

 

しかしその一方で、マスクを手掛けている銘柄を中心に新型コロナウィルス関連銘柄は爆発的な上昇となっています。

 

冷静にマーケットを見ることも大事

新型コロナウィルス関連銘柄は2020年最強のテーマ株となっているのは間違いありませんが、さすがに上がり過ぎていることから冷静に見ることが重要です。

 

 

感染者が日増しに増えていることは確かですが、致死率は2~3%程度となっており、人から人への感染力もそこまで強いわけではありません。

 

感染の広がり沈静化してきたら、新型コロナウィルス関連銘柄はいつ大暴落してもおかしくない状況になっていると言えます。

 

とはいえ、香港大学の梁卓偉・医学院長によると、感染者のピークは4~5月頃となり、6月頃から減少するという試算も出されています。

 

春節が終わる2月に、新型コロナウィルスの感染状況がどのようになっていくかを注視しておきましょう。

 

【ここだけチェック!】
  • 中国・武漢で発生した新型コロナウィルスは、世界中のマーケットも直撃する事態に
  • その一方、新型コロナウィルス関連銘柄はマスクを手掛けている銘柄を中心に大暴騰!

 

2.新型コロナウィルス関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

 

新型コロナウィルス関連銘柄の株価動向を見ていきましょう。

 

2-1.マスクを手掛ける2020年最強の銘柄!【3604】川本産業

マスクやガーゼなどの医家用衛生材料最大手【3604】川本産業は、新型コロナウィルス関連銘柄を代表する銘柄です。

 

同社は、マスク関連銘柄の代表格であり、インフルエンザはもちろん、2014年にはエボラ出血熱関連として物色された過去もあります。

 

同社の株価は、2020年1月初めには450円を付けていました。1月20日から8日連続ストップ高となり、1月29日には2,591円のストップ高引けとなっています。

 

年始からの上昇率は5.75倍(+475%)となっており、2020年に最も上昇している最強の銘柄です。

ここからあと2倍弱上昇すれば、テンバガー達成となります。

 

同社は、新型コロナウィルス関連銘柄の先導株と見ることができます。新型コロナウィルス関連銘柄の動向を見る上では、必ずチェックしておくようにしましょう。

 

2-2.抗菌スプレーで注目される!【4364】マナック

臭素化・ヨウ素化技術に定評がある化学メーカーの【4364】マナックも、新型コロナウィルス関連銘柄として注目の銘柄です。

 

同社は、エーザイが販売する抗菌スプレー「イータック抗菌化スプレー」の主成分を開発していることから、新型コロナウィルス関連銘柄として物色されています。

 

同社の株価は、2020年1月初めには631円を付けていました。

1月中旬頃から買われ始め、1月28日には一時1,800円にまで上昇。

年初からの上昇率は最大2.85倍(+185%)となっています。

上記2銘柄以外にも、新型コロナウィルス関連銘柄は大暴騰となっており、【7963】興研は+102%、【3161】アゼアスは+156%、【7980】重松製作所は+165%などとなっています。

 

※いずれも2020年1月1日から1月28日までの最大上昇率

 

【ここだけチェック!】
  • マスク最大手の【3604】川本産業を中心に、新型コロナウィルス関連銘柄は2020年最強のテーマ株に!

 

3.コロナウィルス マスク関連銘柄リスト

銘柄 備考
【3109】シキボウ ウイルス・細菌・花粉対策マスク
【3161】アゼアス 防護服の専門商社
【3604】川本産業 ガーゼやマスク、包帯などの医家用衛生材料最大手
【4364】マナック 抗菌スプレーの主成分を開発
【4570】免疫生物研究所 抗体作製技術に強みを持つバイオベンチャー
【4574】大幸薬品 衛生管理製品「クレベリン」、インフルエンザ関連銘柄の筆頭銘柄
【6291】日本エアーテック クリーンルーム
【6946】日本アビオニクス 発熱者スクリーニング用の赤外線サーモグラフィ
【7963】興研:防塵 防毒マスク
【7980】重松製作所 防毒マスク

 

4.オススメの新型コロナウィルス関連銘柄3選!

 

新型コロナウィルス関連銘柄の今後を占う上でも注目の3銘柄を抑えておきましょう。

 

4-1.【3604】川本産業

チャート画像

市場 東証二部
注目ポイント マスクやガーゼ、脱脂綿など医家用衛生材料最大手

川本産業は、新型コロナウィルス関連銘柄の中でも別格の上昇となっている先導株です。

1月28日には多くの新型コロナウィルス関連銘柄が暴落する中でもストップ高を継続。

 

今後同社が大暴落することになったら、新型コロナウィルス関連銘柄はいったん調整入りになるかもしれないと見ることができます。

なお新型コロナウィルス関連銘柄のバロメータ・指標として参考にすべき銘柄なのであって、これから手を出すのは非常に高いリスクがあることを留意しておきましょう。

 

4-2.【4574】大幸薬品

チャート画像

市場 東証一部
注目ポイント 大衆薬「正露丸」や衛生管理製品「クレベリン」を手掛ける。

大幸薬品は、衛生管理製品「クレベリン」を手掛けていることから、インフルエンザ関連銘柄の筆頭株とされます。

東証一部上場銘柄の中では、新型コロナウィルス関連銘柄として最も買われている銘柄の一つです。

 

2020年からの上昇率は最大+39%と、新興銘柄と比べると控えめとなっています。

新型コロナウィルスの感染が長引くと思われる場合には、物色しておいてもよいでしょう。

 

4-3.【6946】日本アビオニクス

チャート画像

市場 東証二部
注目ポイント 防衛省向けに防衛用途の表示電子機器を手掛ける

マスク以外の新型コロナウィルス関連銘柄としては、防毒マスクや防護服、クリーンルームを手掛けている銘柄が買われています。

日本アビアニクスは、発熱者スクリーニング用の赤外線サーモグラフィを手掛けていることから新型コロナウィルス関連銘柄として物色されています。

マスク以外の新型コロナウィルス関連銘柄も抑えておきましょう。

 

 

5.まとめ

 

新型コロナウィルス関連銘柄は、マスク最大手の【3604】川本産業を中心に、2020年最強のテーマ株となっています。

 

ただ、新型コロナウィルス関連銘柄は、さすがに短期間で上がり過ぎていると見られることも確かです。

 

新型コロナウィルスは世界的に感染の広がりが見られるものの、その致死率は2~3%程度であるため、冷静に見るようにしましょう。

 

今後、新型コロナウィルス関連銘柄はいつ大暴落が起こってもおかしくないと認識しておくことが重要です。

下手に手を出してしまうと、大火傷するリスクがあることを留意しておきましょう。

 

とはいえ、もしも春節後に新型コロナウィルスが世界的なパンデミックとなれば、新型コロナウィルス関連銘柄に第二波・第三波の暴騰がきてもおかしくありません。

 

新型コロナウィルス関連銘柄のニュースにはアンテナを張っておき、関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。

 

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