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建設関連株は、東京オリンピック本格化で業績拡大が増大!

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2020年に開催される東京オリンピック。東京都内の各地で、五輪開催に向けて施設の建設が進んでいます。

象徴的な例は、新国立競技場です。

 

【1801】大成建設を中心とする共同企業体が1,500億円規模で受注したことは、当時大きく報じられました。

バブル崩壊以降、建設業界は長らく厳しい市場環境に晒されてきました。

 

建設ハンドブックによると、ピーク時は80兆円を超える建設投資が存在しましたが、リーマンショック以降40兆円程度まで減少。

 

しかし今は、東京オリンピックを契機として事業環境が好転し、業績が好調に推移している企業が数多く存在します。

 

建設業は、株式市場から注目しておくべき業界と言えるでしょう。

ここでは、そうした建設関連銘柄についてご紹介します。

 

 

 

1.建設関連銘柄に期待

 

建設関連銘柄とは、東京オリンピックを契機として業績が拡大している企業のことを言います。

 

1-1.建設関連銘柄とは?

建設業界は、大きく分けて2つの種類に分けられます。

 

ゼネコン

1つは、「ゼネコン」と呼ばれる企業群です。

ゼネコンとは「General Contractor」の略称で、土木工事から建物建設までを広く手掛け、プロジェクト全体を取りまとめる役割を担っています。

 

代表的な例として【1801】大成建設、【1802】大林組、【1803】清水建設、【1812】鹿島などが挙げられます。

 

専業系

一方もう1つの企業群は、「専業系」建設企業です。

彼らは長い年月を経て磨き続けてきた特殊技術を武器に、専門的な領域に特化して仕事を請け負う建設企業です。

 

具体例としては、【1414】ショーボンドが挙げられます。

 

同社は、橋梁などの構造物の補修・補強に高い専門性を持っており、細かな作業から大型のプロジェクトまで幅広く関与し実績を残している企業です。

 

いずれのタイプも現在業績は好調に推移していますが、東京オリンピックの文脈で言うと「ゼネコン」がその恩恵を大きく受けているでしょう。

 

東京オリンピックは、競技場以外にも様々な波及効果をもたらしています。

 

例えば、五輪時の外国人観光客増加に備えるためにホテル建設が相次いでいます。

 

この結果様々な分野で建設需要が高まりを見せているのです。

 

1-2.なぜ建設関連銘柄は株価が上昇するのか?

建設関連銘柄の株価が上昇する理由は、非常にシンプルで、

「国内建設需要増加を背景とする業績拡大への期待上昇」というシナリオです。

 

国内建設需要増加については、冒頭で建設投資はリーマン後40兆円程度まで減少したことをご紹介しましたが、実は直近において60兆円弱まで回復しています。

 

この理由は、東京五輪に伴う波及効果にのみならず、政権交代に伴う公共投資増加が挙げられます。

 

 

日本のインフラは、多くが戦後の高度成長期に建設されました。

そのため老朽化が進んでおり、地震などの災害が多いことを踏まえると非常に危険な状況にあります。

 

つまり公共投資が従来に比べ積極的になっているのです。

 

そして仕事量が増加することによって顧客との条件交渉が優位に進められ、建設業の収益性は急速に改善しています。

結果として、建設業の業績が拡大傾向にあるのです。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 建設関連銘柄とは、「ゼネコン」や「専業系建設企業」のことを指します。
  • オリンピック波及効果に加え、公共投資増加の恩恵を享受することで業績が拡大している

 

2.建設関連銘柄の推移

 

過去に上昇した関連銘柄と、その上昇理由を見ていきましょう。

 

2-1.低位株から急騰した建設株!【1443】技研ホールディングス

【1443】技研ホールディングスは、低位株から急騰している建設株です。

 

同社は、消波根固ブロックの製造・販売や地滑対策工事などを手掛ける技研興業株式会社と、円形鋼製型枠の賃貸や建設資材の賃貸・ 販売などを手掛ける日動技研株式会社を傘下に持ちます。

 

同社の株価は、2019年1月には176円の超低位株(ボロ株)となっていましたが、低位株特有の買いが入り、2019年3月には337円まで急騰。

年初からの上昇率は最大+91%となっています。

しかし低位株として一時的に買われたに過ぎず、2019年7月現在は230円前後まで値を下げています。

 

なお、建設株の低位株としては、外壁材の製造販売・リフォームなどを手掛ける【1449】FUJIジャパンも非常に大きな値上がりとなっています。

しかし同様に低位株爆発後であるため値動きは安定していません。

 

2-1.東京オリンピックでも注目の建設株!【1764】工藤建設

神奈川県地盤の中堅建設会社である【1764】工藤建設は、2019年に入ってから大きく反発してきています。

 

同社は、木造低層住宅から中高層ビル・マンション、介護施設など、多種多様な施工を手掛けており、公共建築や神奈川・横浜のランドマークとなる建物にも多くの実績もあります。

 

同社の株価は2019年初めには2,397円を付けていましたが、今年に入ってからは一貫して上昇し続けており、2019年6月には2,990円を付けました。

年初からの上昇率は最大+24%となっており、株価も高値圏にあるため、高値を突破して一段高となってもおかしくありません。

 

同社の値上がりの背景は、神奈川県が地盤ということもあり、東京オリンピック関連で投資家から物色されたものとも見られます。

 

 

3.建設関連銘柄

 

銘柄 備考
【1802】大林組 スーパーゼネコンの1社。先進的な技術開発を駆使。北米、アジア・オセアニアなどで社会インフラの整備も手掛ける。オリンピック関連需要本格化による業績拡大に期待
【1812】鹿島建設 スーパーゼネコンの1社。都市部超高層ビルに強み。原子力や耐震など先駆的な技術開発を推進。海外でも大規模なインフラ整備を行う。オリンピック関連需要本格化による業績拡大に期待。
【1801】大成建設 スーパーゼネコンの1社。非同族会社。市街地再開発事業で強み。東南アジアや中東などを中心に海外市場を開拓。オリンピック関連需要本格化による業績拡大に期待。
【1824】前田建設工業 総合建設会社。従来型の請負事業の収益力強化に加え、再生可能エネルギー事業やコンセッション事業などの「脱請負」事業などに注力。オリンピック関連需要本格化による業績拡大に期待。
【1860】戸田建設 準大手ゼネコン。歴史的建造物から近代建築物まで手掛ける「建築の名門」。東南アジア諸国実績多く、ブラジル拠点もつ。オリンピック関連需要本格化による業績拡大に期待。
【1821】三井住友建設 2003年三井建設と住友建設が合併。土木・建築・海外の3つの事業を展開。建築はマンション建設中心、土木ではプレストレスト・コンクリート橋梁中心に主に官公庁から受注。インフラ老朽化(特に橋梁)対策関連銘柄の1つ。
【1414】ショーボンドHD 橋梁や道路などの構造物の補修補強を手掛ける。インフラ老朽化(特に橋梁)対策関連銘柄の1つ。
【1926】ライト工業 法面保護や地盤改良工事を得意とする土木工事の請負事業者。中期で海外売上高を1割まで拡大目指す。インフラ老朽化(特に道路)対策関連銘柄の1つ。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 選別基準は、東京オリンピック関連需要とインフラ老朽化対策需要に関連する銘柄

 

4.おすすめ「建設」関連銘柄

 

では、最後に注目すべき「建設」関連銘柄を2銘柄ほど紹介します。

 

4-1.【1803】清水建設

チャート画像

 

市場 東証一部
業種 建設業
単位 100株
比較される銘柄 鹿島、大成建設、大林組
注目ポイント 受注した東京オリンピック関連需要や都内大型プロジェクトに注目

ゼネコン大手。民間建築工事に強み。グローバル,ストックマネジメント、サステナビリティを重点3事業に掲げる。オリンピック関連需要本格化による業績拡大に期待。

 

4-2.【5912】OSJBホールディングス

チャート画像

市場 東証一部
業種 建設業
単位 100株
比較される銘柄 PS三菱、ショーボンド、安藤ハザマ
注目ポイント インフラ老朽化対策の恩恵に加え、豪雨対策での需要増加に期待

橋梁工事を中心に特殊技術を有する。その他、豪雨対策の地下ポンプ場などの地下構造物でも実績あり。インフラ老朽化(特に橋梁)対策関連銘柄の1つ。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 東京オリンピック関連需要とインフラ老朽化対策需要に関連する銘柄に期待

 

5.まとめ

 

久しぶりに活況を迎えている建設業。

オリンピック関連需要や公共投資増加が追い風となっています。

 

オリンピック関連需要は既に数年前から存在するものの、業績面に顕在化してくるのは正にこれからです。

 

そしてインフラ老朽化対策は、息の長い取り組みとなっていくでしょう。

そういった面で、建設業はこれからも業績が拡大する可能性を十分残している業界です。

 

今から関連銘柄を調べてみることで、リターンを獲得出来るかもしれません。

 

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