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QRコード関連銘柄に注目!キャッシュレスに出遅れた日本についに変化の兆し

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政府がキャッシュレス化を進行させるため、QRコード決済を導入する企業に対し税制優遇措置を実行しました。

 

これによりQRコード関連である【3753】フライトHDと【4824】メディアシークの株価が3倍以上の上昇!

 

ついに現金史上主義の日本に変化の兆しが見えてきたことで、株式市場ではQRコード関連銘柄に注目が集まっています。

 

今回はQRコードについて解説しながら、今注目すべき関連銘柄と上昇理由をわかりやすく取り上げていきます。

 

 

1.QRコードは政府のキャッシュレス化推進の柱になる

QRコードとは何か。またその用途や今後の可能性について見ていきましょう。

 

1-1.QRコードとは

QRコード(Quick Response Code)はモザイク上の四角いドットで作られた、2次元バーコードの一種です。

 

バーコードと違い小さな四角型のドットを縦横度数並べることで大量の情報を正確に記録が可能になりました。

 

また携帯電話に標準搭載されているカメラでQRコードを読み取れるようになったことで、世間一般にもその存在は広く認知されるように。

 

これまではわざわざ手打ちで入力する必要があったサイトのURLや連絡先も、QRコードを読み取る事で全て行えるようになり急激な速度で普及しました。

 

今では空港やイベントの各種チケット、鉄道やバスの乗車券などで使用されています。

 

1-2.政府の後押しで業界内での競争が激化

近年では世界各国でもキャッシュレス決済としての利用が広がりを見せています。

 

中国では「アリペイ」がQRコード決済を導入したところ、その手軽さから急速に普及が進みました。

 

キャッシュレス化という点で出遅れている日本にもその余波を受けています。

 

・Yahoo!JAPANがソフトバンクとの合弁会社設立を発表。
・楽天がペイアプリを使って店舗でのQRコード決済を開始。
・アマゾンジャパンが一部エリアで「Amazon Pay」による店舗決済を開始。

 

 

政府は2025年には40%以上の決済比率を高める目標を掲げていることが材料視され、株式市場ではQRコード関連銘柄に買いの手が集まるようになりました。

 

▼キャッシュレス関連についてはこちら

【キャッシュレス関連銘柄は、政府が積極推進する鉄板の国策テーマ株!

1-3.今後の普及は価値あるサービスを提供できるかがカギ

2019年11月には「PayPay」を手掛けるヤフー・ソフトバンクグループが「LINE Pay」のLINEを買収することを発表し、2020年1月には「メルペイ」を手掛けるメルカリが「Origami Pay」のOrigamiを買収することを発表するなど、QRコードは一部の企業に集約されてきました。

 

2020年に入ってからも、QRコード決済各社のキャンペーンは続いています。

 

1月と3月には「メルペイ」が飲食チェーンで最大50%還元のキャンペーンを行い、「PayPay」も2月に飲食チェーンで最大50%還元キャンペーンを実施。

 

また「au Pay」は「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」を実施。

家電量販店でも20%還元となったことから利用者が殺到し、わずか1日で還元終了となるほどの大盛況となりました。

「d払い」や「楽天ペイ」でもお得なキャンペーンを実施しています。

 

「PayPay」の利用者数は2020年2月に2,500万人を突破したことが発表されており、QRコード決済はキャッシュレスが注目されたここ数年間で、社会に最も広く浸透したサービスになったことは間違いないでしょう。

 

ただ、4月からは「PayPay」の還元率が0.5%に引き下げとなり、キャンペーンの内容もボリュームダウンしてきています。

 

QRコード決済は、これまではインパクトのある還元策で利用者数を拡大してきましたが、これまで還元してきた分を回収することになっていく今後は、還元なしでも消費者にとって価値のあるサービスであるかどうかが問われることになっていきそうです。

 

 

【ここだけチェック!】
  • QRコードはモザイク上の四角いドットで作られた2次元バーコードの一種
  • 政府が2025年には40%以上の決済比率を高める目標を掲げたことで再び注目を集めた

 

2.過去に上昇したQRコード関連銘柄と、その上昇理由

過去に上昇した関連銘柄と、その上昇理由を見ていきましょう。

 

2-1.子会社のIDに関する包括加盟店契約締結と好業績で株価3倍に上昇!

銘柄 安値 高値 倍率
【3753】フライトホールディングス 2018年2月14日 安値 570円 2018年6月4日 高値 1,690円 +1,120円(+196.49%)

同社は携帯端末利用電子決済を主軸に展開しており、QRコード関連銘柄としても注目されています。

 

19年3月期の連結経常利益が前期比5.2倍になる見通しになったことが買い材料となり急反発。

 

6月4日には1,690円で年初来高値を付け、2月14日の年初来安値から約3倍近い上昇となりました。

 

2-2.続く好材料とメガバンクのQRコード決済参入で株価が3倍以上の上昇!

銘柄 安値 高値 倍率
【4824】メディアシーク 2018年1月5日 安値 440円 2018年4月20日 高値 1,456円 +1,016円(+230.9%)

スマホ向けコンテンツの配信及びシステムコンサルを中心に展開している同社。

 

1月に脳神経化学を駆使したサービス開発で世界的に高い評価を受けているMyndlift Ltd.社と協業契約を締結しました。

 

2月には三菱UFJや三井住友、みずほの大手メガバンクグループがQRコード決済に参入すると発表。

 

スマホ向けQRコードやバーコードを読み取れるアプリを手掛けている同社に買いが集まりました。

 

その後は乱高下を繰り返しながらも経済産業省がキャッシュレス決済普及策のための協議会をつくると報道され、同社のチャットサービス「Zigen」が改めて注目を集め、大きく株価を伸ばしました。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 大手メガバンクグループの参入と政府の後押しにより、ここ一年で大きく株価を上昇させた。

 

3.主要のQRコード関連銘柄

 

銘柄 備考
【3623】ビリングシステム QRコード型スマホ決済「PayB」を手掛ける。
【3753】フライトホールディングス 電子決済端末・アプリケーションを展開している。
【3917】アイリッジ QRコード型電子通貨サービス「MONEYEASY」を展開している。
【4824】メディアシーク QR・バーコード読み取りアプリ「アイコニット」を展開している。
【6172】メタップス グループ会社がウォレットアプリ「pring」を展開している。
【6287】サトーHD 自動認識システムで世界首位。
【6652】IDEC バーコードリーダー「Gryphon」シリーズを展開している。
【6664】オプトエレクトロニクス バーコードリーダー「L-22X」「L-46X」を展開している。
【6861】キーエンス 多数のバーコードリーダー商品を展開している。
【6902】デンソー グループ会社が開発したQRコードリーダー「”Q”」を展開している。

 

 

【ここだけチェック!】
  • まだまだ関連銘柄数は多くないが、新規参入の企業が多く増えてきていることから市場規模の拡大が期待される。

 

4.おすすめのQRコード関連銘柄

これから注目すべきQR関連銘柄についてご紹介します。

 

4-1.【4824】メディアシーク

チャート画像

市場 東証マザーズ
業種 情報・通信業
単位 100株
比較される銘柄 ネオス、エイジア、カドカワ
注目ポイント 高いシェア率を誇るQRコード読み取りアプリを展開

システムコンサルが主力でスマホ向けのコンテンツ配信に注力している同社。

 

提供しているスマホ向けQRコード読み取りアプリ「アイコニット」は累計2,800万ダウンロードを超えており、非常に高いシェア率を誇ります。

 

3大メガバンクがスマホで決済できるQRコード事業に参入し、規格を統一すると発表した際もすぐさま買われた銘柄であることから、QRコード関連として非常に人気の銘柄であるといえます。

 

4-2.【6287】サトーHD

チャート画像

市場 東証一部
業種 機械
単位 100株
比較される銘柄 スター精密、マースエンジニアリング、グローリー
注目ポイント 自動認識システムで世界首位の実力を持つ

バーコード/二次元コードのスキャナ・プリンター及びハンドラベラーなど、ハードウェア製品の開発製造を行っている同社。

 

海外にも積極的に展開しており、自動認識システムでは世界首位の実力を持ちます。

 

自動認識システム分野が拡大し、プリンター及びサプライ拡販で祖利率は改善。

 

IDP事業で一部ズレが生じるも、来期黒字化に期待が集まっています。

 

4-3.【3623】ビリングシステム

チャート画像

市場 東証マザーズ
業種 情報・通信業
単位 100株
比較される銘柄 GMO-PG、ウェルネット、メタップス
注目ポイント QRコード方スマホ決済アプリ「PayB」で業績が堅調

クイック入金及びネット決済サービスの収納代行を主軸に展開している同社。

 

「Twitter」「LINE」が使えない中国では独自のサービスが発展しており、その中でも「WeChat」は特にアクティブユーザー数が多いサービスとして有名です。

 

しかし日本では「WeChat」や「アリペイ」など、中国旅行者向けの決済サービスを展開している企業はそう多くありません。

 

そこで同社は中国人旅行者向けのQRコード方スマホ決済アプリ「PayB」のサービスを開始。

 

昨年7月にサービスを開始し、堅調に業績を伸ばしていることから要注目のQRコード関連銘柄です。

 

 

【ここだけチェック!】
  • 過去に材料が出て買われている銘柄には継続して買いが集まりやすい傾向がある。

5.まとめ

 

QRコードで大量の情報を正確に記録することが可能になり、今では空港のチケットや電車などの乗車券で使用されることが当たり前になりました。

 

近年では世界各国でもキャッシュレス決済としての利用が広がり、日本でも大手メガバンクグループの参入と政府の後押しによって大きく成長しています。

 

QRコード関連は株式市場の格言にもあるように、まさに「国策に売りなし」の注目テーマ株です。

 

関連銘柄数は多くはありませんが、過去に材料が出て買われた銘柄には注目が集まりやすい傾向があるため、いくつかピックアップして動向を見るようにしておきましょう。

 

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