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フィットネス関連銘柄は、高齢化社会により需要を拡大中。健康意識とともに株価も上昇傾向!

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日本は超高齢社会を迎えつつあります。

4人に1人が65歳以上の高齢者となり、シニア層を中心に健康への関心が高まっています。

 

もちろんシニア層だけではありません。

働き盛りの世代や若年層まで、幅広い世代で健康意識が高まっています。

 

こうしたトレンドによって、恩恵を享受する銘柄が存在します。

 

今回はこれら企業を「フィットネス」関連銘柄として、株価動向やその背景について分かり易くご紹介したいと思います。

 

 

1.「フィットネス」関連銘柄に期待

「フィットネス」関連銘柄とは、健康意識の向上によって恩恵を受ける企業を指します。

 

1-1.「フィットネス」関連銘柄とは?

内閣府の高齢社会白書(2018年版)によれば、2017年10月現在で日本の高齢化率は27.7%となっています。

 

高齢化率とは、総人口に占める65歳以上の高齢者の人口です。

つまり、4人に1人以上が既に65歳以上の高齢者となっているのです。

 

日清オイリオが「生活科学研究」レポート(2017年)において、朝食において健康を意識している人の割合を発表しています。

 

それによると、「意識している」もしくは「どちらかというと意識している」と答えた人の割合は、20代で24%、70代で73%と大きく乖離しています。

 

超高齢社会を迎えている日本では、高い健康意識を持った人の数が増加していると言えるでしょう。

 

こうした健康意識の向上に伴い、恩恵を享受する企業が存在します。

 

ここでは「適度な運動」といった文脈で恩恵を享受するであろう企業を「フィットネス」関連銘柄としてご紹介していきたいと思います。

 

1-2.なぜ「フィットネス」関連銘柄は株価が上昇するのか?

「フィットネス」関連銘柄が株式市場で注目されている理由は、需要の増加です。

 

上述の通り、健康増進のために多くの人がとる手段としては、食生活の見直しと適度な運動です。

 

食生活の見直しは、栄養バランスを考慮したメニューを食べるといった方法が考えられるでしょう。

 

一方適度な運動にフィットネス施設を利用し、これがシニア層による利用意識が高まっているのです。

 

経済産業省の調査によると、60歳以上のフィットネスクラブ会員比率は2003年に17.8%であったのが2014年には30.3%まで上昇しています。

 

またフィットネス施設に通わず、自宅周辺でランニングやスポーツをする人も多いかも知れません。

 

高齢者は年々増加していくことが見込まれており、今後フィットネス施設やスポーツを行う絶対数は拡大していくことが期待されるのです。

 

株式市場ではこうした需要増加シナリオを織り込み、「フィットネス」関連銘柄への注目度が高まっていると言えるでしょう。

 

その結果、「フィットネス」関連銘柄の株価が上昇するのです。

 

1-3.コロナ禍ではフィットネス関連は辛い状況に

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言を受けて、スポーツジムが苦境に立たされています。

スポーツジムは「3密」の条件を満たしている典型的な場所であり、愛知県や千葉県ではスポーツジムでのクラスターの発生も報告されています。

 

このため、東京都や大阪府では緊急事態宣言を受けて、スポーツジムを真っ先に休業要請の対象に指定しました。また、全国各地でスポーツジムから退会者が続出しているとのことです。

 

スポーツジムを運営する銘柄が多いフィットネス関連銘柄は、東京オリンピックによる運動ブームによって期待されていただけに、営業自粛要請と東京オリンピック延期というダブルパンチを受けている状況です。

 

ただスポーツジムは非常に苦しい状況が続いていますが、人々の運動不足解消への欲求が高まっていることも確かであり、自宅にいながらオンラインでプロのトレーナーから指導が受けられる「オンラインフィットネス」の需要が急増しています。

 

「オンラインフィットネス」の会員数はコロナ疲れを起こしている世界中で急増しており、新型コロナウィルスで壊滅的な打撃を受けているフィットネス業界を救うサービスになるかもしれません。

 

【ここだけチェック!】
  • 「フィットネス」関連銘柄とは、健康意識の向上によって恩恵を享受する企業を指します。
  • 健康増進を目的に、フィットネス施設やスポーツへの需要拡大に注目が集まっている

 

2.「フィットネス」関連銘柄の推移

過去に上昇した関連銘柄と、その上昇理由を見ていきましょう。

 

2-1.フィットネス需要増加期待から株価上昇

【2378】ルネサンスはフィットネス需要増加期待によって上昇した銘柄の1つです。

 

同社はフィットネスクラブを運営する国内大手事業者です。

スイミング、テニススクールなどもあり、多種多様な業態を展開しています。

 

会員はフィットネス会員とスクール会員で構成されていますが、約6割がフィットネス会員となっています。

加えてフィットネス会員の中心は50代以上です。

 

シニア層の健康意識向上の恩恵を最大限享受している企業と言えるでしょう。

 

また、もう一方のスクール会員は20代以下が中心となっています。

 

顧客属性が分散しておりバランスの良い状態を作り上げている点もポジティブに評価されていると考えられます。

 

同社の株価は、過去半年間で20%超と大きく上昇しており、直近の軟調な株式相場を踏まえると相対的に、かなり良好なパフォーマンスと言えるでしょう。

 

シニア層のフィットネス需要は益々増加することが期待されるため、同社は今後も高い注目度を維持すると考えられます。

 

2-2.スポーツ意識高まりによって株価上昇

2つ目にご紹介したいのが、【8114】デサントです。

 

コーポレートブランドである「デサント」をはじめ、スポーツウェアを中心とした関連商品の製造、販売を行う企業です。

日本と韓国が主要地域であり、中国へも進出しています。

 

同社は2016年に発表した中期経営計画では、今後ランニングやトレーニング領域に注力することを表明。

フィットネス施設に通うシニア層が増加すれば、当然トレーニングに用いるウェアの需要も拡大することが見込まれます。

 

そうした観点で同社は恩恵を享受しやすい銘柄と位置付けられるでしょう。

加えて同社の「デサント」ブランドへの認知度は高く、フィットネス初心者にも選ばれる可能性が高いと言えます。

 

同社の株価は、過去半年間で36%と大きく上昇。

 

ルネサンス同様、中期的なフィットネス需要増加を踏まえれば、今後も引き続き株式市場では注目される銘柄と言えるでしょう。

 

【ここだけチェック!】
  • フィットネス需要増加による恩恵が期待される企業は評価されやすい
  • フィットネス関連用品の企業もフィットネス関連銘柄として位置付けられる

 

3.「フィットネス」関連銘柄

 

銘柄 備考
【8114】デサント 「デサント」ブランドをはじめ、スポーツウェアを中心とした関連商品の製造、販売を行う。日本と韓国が主要地域、中国へも進出。
【8111】ゴールドウィン ウェアを中心とした各種スポーツ用品メーカー。「ザ・ノース・フェイス」をはじめとするアウトドアやアスレチック関連商品を展開。
【2378】ルネサンス フィットネスクラブ運営の国内大手事業者。ベトナムにも展開。今後は新事業確立を課題とし、複合事業展開を目指す。
【8920】東祥 フィットネスクラブ「ホリデイスポーツクラブ」の運営を中心として、ビジネスホテル「ABホテル」や賃貸マンション「A・City」を運営。
【7906】ヨネックス バドミントンをはじめ、テニス、ゴルフを中心とするスポーツ用品メーカー。ゴルフ場などスポーツ施設事業も展開。
【4801】セントラルスポーツ 会員制スポーツクラブを運営。創業当初からトップアスリートの育成、強化システムの研究開発に一貫して取り組む。
【9766】コナミホールディングス 家庭用・モバイル・カードゲームまで多面的に展開。多角化で参入したスポーツクラブ施設運営は国内首位に。
【7936】アシックス ランニングシューズを中心としたスポーツシューズ類やウエアなどを展開。海外は欧米地域での売上高が拡大。
【3028】アルペン 各種スポーツ・レジャー用品の商品開発、製造、販売。スポーツ専門店では最大手。

 

4.おすすめ「フィットネス」関連銘柄 

では、最後に注目すべきフィットネス関連銘柄を紹介します。

 

4-1.【8281】ゼビオ

チャート画像

 

市場 東証一部
業種 小売業
単位 100株
比較される銘柄 ヒマラヤ、アルペン、ABCマート
注目ポイント トレーニングウェアを始め、スポーツ用品で需要拡大が期待出来る。

ゼビオ、ヴィクトリア、ゴルフパートナーといったスポーツ用品専門店事業を全国で展開。

 

4-2.【2157】コシダカHD

チャート画像

市場 東証一部
業種 サービス業
単位 100株
比較される銘柄 KeyHolder、ラウンドワン、ウチヤマHD
注目ポイント 健康増進の文脈で「カーブス」の会員数が増加する可能性。

フィットネスジム「カーブス」とカラオケ店の2事業を柱とする。

 

【ここだけチェック!】
  • スポーツ意欲拡大の恩恵を享受する企業に注目
  • フィットネス施設を運営する企業に注目

 

5.まとめ

 

失って初めて知る健康の大切さ。

いつまでも健康でありたい思いは、いつの時代も普遍的なテーマです。

 

特に超高齢社会を迎えた日本にとっては重要です。

シニア層が増加する中で、今後一層フィットネス関連の需要が増加することが見込まれます。

 

また社会全体の観点から見れば、年々膨らむ医療費の抑制という文脈でも重要でしょう。

そう考えると、シニア層だけの問題ではありません。

 

若年層や働き盛りの世代においても、将来の健康維持に向けた取り組みも必要となって来ます。

 

こうした動きに伴い、「フィットネス関連」銘柄は、株式市場でも益々存在感を高めるでしょう。

 

今の内から有望株を見つけておくと、将来大きなリターンを獲得出来るかも知れませんね。

 

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