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データセンター関連銘柄は巣ごもり消費を追い風に急騰テーマ株になる!?

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富士通は+79%!インターネットイニシアティブは+103%!

 

安定的なインターネット接続には欠かせない「データセンター」が、5Gと巣ごもり消費を背景に注目されています。

 

多くの企業は5Gで通信量が増大することを睨んでデータセンター投資を行っていましたが、新型コロナ下の巣ごもり消費やテレワークの拡大によって、この傾向はさらに顕著なものとなっています。

 

データセンター関連銘柄に注目していきましょう!

 

 

1.データセンター関連銘柄とは?

 

次世代通信規格5Gと新型コロナウィルス下の巣ごもり消費を追い風に、データセンターに注目が集まっています。

 

1-1.データセンターとは?

データセンターとは、サーバーやコンピューターなどのIT機器を設置し、安定的に運用するための施設です。

インターネット接続に特化したデータセンターは「インターネットデータセンター」とも呼ばれます。

 

サーバーなどのIT機器は設置スペースを必要とする上、常に安定運用するためには電源やネットワーク環境を厳重に管理する必要があります。

このため企業が運用するサーバーを全て自社内で管理しようとすると、場所や環境管理のためのコストが莫大になってしまうことがネックです。

 

そこで企業が外部のデータセンターを利用すれば、サーバーを低コストで安定運用することが可能となり、災害時のリスクヘッジにもなります。

 

このようにデータセンターとは、企業に安全なサーバースペースを貸し出すビジネスであると抑えておきましょう。

データセンターは、どのようなことが起こっても常に安定運用することが求められているため、その管理は厳重なものとなっています。

 

複数の電力系統で電源供給を行っており、電力供給が万が一途絶えた場合に備えて、自家発電装置や蓄電池を備えていることが一般的です。

 

またサーバーやコンピューターなどのIT機器は大量の熱を発生させるため、空調設備も強化されています。

そして災害時にも安定運用に支障が出ないようにするため、火災対策や地震対策も万全です。

 

特に日本は地震大国であるため、企業にとっては耐震・免震構造になっているデータセンターを活用することは重要なリスクヘッジになります。

 

1-2.新型コロナ自粛下でデータ通信量は激増!

データセンター関連銘柄は5Gでも注目されていましたが、新型コロナウィルス下でさらに注目度が上がっています。

新型コロナウィルス下の日本では、外出自粛による巣ごもり消費の拡大やテレワークの広がりによって、データ通信量の増加が続いているからです。

 

緊急事態宣言が発令された2020年4~5月は前年に比べて通信量が急増しており、NTTコミュニケーションズによると、5月の平日日中のデータ通信量は2月下旬と比べて約5割以上多くなっているとのことです。

 

新型コロナウィルス下でデータ通信量が増加しているのは世界的な傾向であり、世界の主要半導体メーカー10社の2020年1~3月期決算は、コロナショックがあったにも関わらず5四半期ぶりに増益となっています。

 

この背景には5Gに向けて大手IT企業のデータセンター投資が加速していることに加えて、巣ごもり消費による通信量の増加も追い風になったとのことです。

 

データセンター関連銘柄は、「5G」と「巣ごもり消費」という2020年に注目される2つのテーマにも関連するテーマ株として抑えておきましょう。

 

1-3.国内データセンターの成長は今後も続く

クラウドサービスの拡大を背景に、国内データセンターの成長は今後も続く見通しとなっています。

 

IT専門調査会社のIDC Japanが発表した、2020年の国内データセンター市場は前年比+2.9%増の1兆4,518億円と見込まれており、今後も年平均9.1%の高い成長で拡大していき、2024年には2兆1,828億円になると予測されています。

 

データセンターの拡大は、データセンターの延床面積という点で見ても顕著です。

 

IDC Japanが2021年5月6日に発表した、国内事業者データセンターの延床面積予測によると、2020年末時点で245.7万平方メートルとなっており、今後も年6.7%で拡大。

2025年には339.8万平方メートルに達する予測です。

 

Amazon、Microsoft、Googleといった大手クラウドサービス事業者が国内のデータセンターキャパシティを急激に拡張していることを受けて、大規模データセンターの建設ブームが続いていることが背景にあるとのことです。

 

アメリカ市場では、収益をデータセンターリースから得ている不動産型投資信託「データセンターREIT」がコロナ禍でも大きな値上がりとなっているなど、不動産活用という点においてもデータセンターは投資家から注目されるようになってきています。

 

 

【ここだけチェック!】
  • データセンターとは、サーバーなどのIT機器を安定運用するための施設。企業が自社管理せずにデータセンターを利用すれば、低コストで安定運用でき、災害時のリスクヘッジにもなる。
  • データセンターは、IT企業の5G投資と新型コロナウィルスによる巣ごもり消費を追い風に注目が集まる。

 

2.データセンター関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

 

直近1年間のデータセンター関連銘柄の株価動向を見ていきましょう。

 

2-1.世界中でデータセンターを展開!【3774】インターネットイニシアティブ

ネットワーク・クラウド・セキュリティの3分野を軸にIT事業を幅広く展開する【3774】インターネットイニシアティブは、データセンター関連銘柄にも位置付けられる銘柄です。

 

同社は、九州から北海道まで全国各地にデータセンターを展開しており、アメリカ、イギリス、シンガポールでもデータセンター事業を展開中です。

 

同社の株価は、2019年8月に976.5円を付けてから、この2年間は上がり続けています。2020年12月には一時1,985円の押し目を付けましたが、2021年9月13日には4,265円まで上昇。

 

直近2年間では最大+336%、直近1年間では最大+114%となっており、現在進行形で上場来高値を更新中です。

同社は、MVNO事業をはじめ、データセンター以外の事業も多数展開していることから、「データセンター関連銘柄だからここまで買われた」と言い切ることはできませんが、上昇していることは確かです。

 

2-2.デジタル庁でも注目のIT大手!【6702】富士通

国内IT大手の【6702】富士通は、代表的なデータセンター関連銘柄です。

 

同社は、日本全国にデータセンターを展開しており、館林データセンターや横浜データセンターは国内最高水準のデータセンターとしても知られています。

 

同社の株価は、2020年10月には一時12,190円まで下げていましたが、この1年間は右肩上がりで上昇しており、2021年9月15日には22,095円まで上げています。

 

直近1年間で+81%の最大上昇率となっており、これはITバブルだった2000年以来の高値水準です。

つまり、ITバブル崩壊以降の直近20年間では最高値となっています。

特にこの1年間は、2021年9月から発足するデジタル庁関連で物色される展開が目立ちました。

 

もちろん、富士通も数多くのIT事業を手掛けているため「データセンター関連銘柄だからここまで買われた」とまでは言えないものの、データセンターを含むIT事業全般が好調であることは間違いありません。

 

【ここだけチェック!】
  • データセンター関連銘柄は、2020年から2021年に掛けて大きく買われている銘柄が目立つ。

 

3.データセンター関連銘柄リスト

 

銘柄 備考
【2327】日鉄ソリューションズ データセンターに強いシステムインテグレーター
【3626】TIS 東京や大阪でデータセンターを展開
【3648】AGS データセンター「さいたまiDC」
【3774】インターネットイニシアティブ 国内外でデータセンターを展開
【3776】ブロードバンドタワー 都市型データセンター運用のパイオニア企業
【3778】さくらインターネット データセンター運用大手
【6701】NEC 日本全国でデータセンターを展開
【6702】富士通 日本全国でデータセンターを展開
【9613】NTTデータ 日本全国でデータセンターを展開
【9692】シーイーシー 東京・神奈川・大阪・九州の国内5拠点でデータセンターを展開

 

4.オススメのデータセンター関連銘柄3選!

 

オススメのデータセンター関連銘柄を3銘柄見ていきましょう。

 

4-1.【6702】富士通

チャート画像

 

市場

東証一部

備考

サーバー・ITシステム国内トップ。量子コンピューターにも強み。

富士通は、日本全国でデータセンターを展開しており、データセンター関連銘柄として外せない銘柄です。

大型株であるため、データセンター単体が株価・業績に寄与することは期待できませんが、データセンターを含むIT銘柄として捉えておくとよいでしょう。

データセンター関連銘柄に困ったら、同社株を長期投資しておけば問題ありません。

 

4-2.【3778】さくらインターネット

チャート画像

市場 東証一部
備考

レンタルサーバーで知られるデータセンター運用大手。

さくらインターネットは、東京、大阪でデータセンターを展開するデータセンター運用大手です。

災害に強いロケーションとして、北海道の石狩データセンターも展開しています。

代表的なデータセンター関連銘柄ですが、株価は長らく500円前後で低迷しています。

今後5Gや巣ごもり消費でデータセンターが注目される流れから急騰してもおかしくありません。

 

4-3.【3776】ブロードバンドタワー

チャート画像

市場

東証ジャスダック

備考

都市型データセンター運用大手。5G向けに注力。

ブロードバンドタワーは、都市型データセンターのパイオニア企業として知られており、近年は5G向けデータセンターに注力しています。

代表的なデータセンター関連銘柄であり、5G関連でも注目される銘柄ですが、株価は長らく低位株となっています。

データセンター×5G×低位株であるため、いつ急騰してもおかしくありません。

 

 

5.まとめ

 

代表的なデータセンター関連銘柄でもある【6702】富士通が、ITバブル以来20年ぶりの高値となっているように、データセンターを含むIT株は好調な株価動向となっています。

 

この背景には国内企業がAI・IoT・5G時代を睨んで国内IT投資を活発化させていることが挙げられますが、5Gの普及に合わせてデータセンターへの需要が急増することも間違いありません。

 

また新型コロナウィルスによる巣ごもり消費の拡大とテレワークの普及によって、国内通信量が急増していることもデータセンターに追い風です。

 

IT株は全般的に買われており、多くのデータセンター関連銘柄は高値圏まで上がっていますが、データセンター運営大手の【3778】さくらインターネットや、データセンターのパイオニアである【3776】ブロードバンドタワーなど出遅れ株になるかもしれない銘柄も残っています。

 

データセンターに関するニュースにはアンテナを張っておき、データセンター関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。

 

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