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たびたび話題になる任天堂関連銘柄と任天堂株の株価動向の特徴とは?

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世界的大ヒットゲーム機「Wii」の時は倍率7.5倍を記録した任天堂

 

2017年に入り「Nintendo Switch」が絶好超で株価にも表れ、9年ぶりに4万円台の株価を超えてきました。

 

個人投資家にも人気で、たびたび売買代金トップになることもあります。

 

そんな右肩上がりの任天堂の今後や、関連銘柄との特徴などを詳しく見ていきましょう。

 

1.任天堂の基本情報

ゲーム機メーカーとして有名な任天堂ですが、まずは基本から見ていきます。

 

1-1.創業128年テレビゲームの老舗

任天堂は明治22年に創業の老舗企業で、創業当事はトランプなどを作る会社でしたが、テレビゲーム事業に進出し1983年「ファミリーコンピュータ」を発売。

 

「ファミコン」の愛称で大ヒットし、ゲーム機が家庭に大きく広まるきっかけとなりました。

その後も「スーパーファミコン」や「ゲームボーイ」といった新しいゲーム機を続々と発売し、世界的にゲーム会社として成長します。

 

任天堂の会社概要

商号 任天堂株式会社(英語名 Nintendo Co., Ltd.)
事業内容 家庭用レジャー機器の製造・販売
創業 明治22年9月
本社 京都市南区上鳥羽鉾立町11-1
代表者 代表取締役社長 君島 達己
市場 東証一部
証券コード 7974
売買単位 100株

「ファミコン」の販売から34年、今やテレビゲームは、子供や大人を中心に無くてはならないものとなり、その市場規模も世界的に拡大しました。

 

2017年まで様々なゲーム機を生み出してきた任天堂ですが、それに合わせ株価も様々な動きを見せました。

※ゲーム機、株価について詳しくはこの後取り上げます。

 

1-2.任天堂ゲーム機の歴史

任天堂は家庭用ゲーム機として主に、据え置型、携帯型などを生み出してきました。

様々なゲーム機がありましたが、売れ行きが良かったゲーム機を取り上げると、このようになります。

 

  • 1983年

    7月15日「ファミリーコンピュータ」発売

  • 1989年

    4月21日「ゲームボーイ」発売

  • 1990年

    11月21日「スーパーファミコン」発売

  • 1996年

    6月23日「NINTENDO64」発売

  • 2001年

    3月21日「ゲームボーイアドバンス」発売

  • 2001年

    9月14日「ニンテンドーゲームキューブ」発売

  • 2004年

    11月21日「ニンテンドーDS」発売

  • 2006年

    12月2日「Wii」発売

  • 2011年

    2月26日「ニンテンドー3DS」発売

  • 2012年

    12月8日「Wii U」発売

  • 2017年

    3月3日「Nintendo Switch」発売

 

また、スマホゲームとして

2016年7月6日『Pokemon GO』をリリース

 

このように数多くのゲーム機を生み出してきた任天堂の発売したゲーム機の中で、世界的に売れたゲーム機上位を見ると

 

1位:ニンテンドーDS(1億5402万台)

2位:ゲームボーイ/ゲームボーイカラー(1億1869万台)

3位:Wii(1億163万台)

 

上位のゲーム機は世界で1億台を超えるメガヒットを記録していることが分かります。

 

これだけの大ヒットゲーム機を生み出した任天堂ですが、気になるのはその時の株価です。

この後、ゲーム機販売時期と株価がどのような動きになっているのか見ていきます。

 

1-3.ゲーム機と株価の関係

任天堂のゲーム機販売時期とその時の株価の動きを比べると、どのような特徴があるのでしょうか。

 

チャートは20年週足で、1997年以降からとなります。

任天堂が販売したゲーム機と株価の関係はこのようになっており、

特に大きな動きが見られるのが、③④の史上最高値を記録した時と、直近の⑦⑧でしょう。

 

③④の時に販売したゲーム機は「ニンテンドーDS」と「Wii」

任天堂のゲーム機で最も売れた1位と3位ということもあり、その流れが株価にもそのまま表れています。

 

2007年11月には73,200円の上場来高値を付け、2004年からの倍率7.5倍!

最も売れたゲーム機で株価も最高値をつけた格好です。

 

その後は大きく株価を下げ続けますが、⑦⑧に株価は上昇トレンドへと変わりました。

⑦⑧の時に販売したゲーム機は「Nintendo Switch」また、スマホアプリの「Pokemon GO」です。

 

世界的に社会問題にもなったPokemon GO人気により株価は急騰。

13,360円の安値から32,700円の高値を付け、倍率2.4倍を記録

 

また、その後に出した新作ゲーム機「Nintendo Switch」は入手困難になるほどの人気があり、株価は更に上昇。

2016年の安値から、2017年10月12日までの高値で見ると、倍率3.3倍

 

このように、ヒットゲーム機の発売とアプリリリースにより、9年ぶりに株価が4万円台に突入しました。

 

【ここだけチェック!】
  • テレビゲーム事業で「ファミコン」など数々のゲーム機を生み出してきた
  • 最も売れたゲーム機上位3つは1億台を超えるメガヒットを記録
  • 大ヒットゲーム機で株価は大きく上昇している

 

2.任天堂関連銘柄の動向をチェック!

では、任天堂に関わる関連銘柄はどのような動きを見せたことがあるのでしょうか?見ていきましょう。

 

2-1.過去の任天堂上昇時

任天堂関連銘柄の動きをチェックしたところ、特に大きな動きを見せた銘柄をピックアップします。

 

任天堂の大株主である【8369】京都銀行

保有株数588万株、保有比率4.1%と、任天堂の大株主である同社は、任天堂の株価に合わせた上昇を見せています。

 

2004年から2006年にかけて販売された「ニンテンドーDS」と「Wii」の時は、任天堂が倍率7.5倍を記録しましたが、同社は

2004年の安値2,675円から2006年の高値8,440円

 

倍率3.2倍

その後も「Pokemon GO」や「Nintendo Switch」時の株価上昇に合わせ、同社株も上昇を見せております。

大株主ということもあり、任天堂の株価と密接に関わっているようです。

 

ニンテンドーDS用のタッチパネル生産を手掛ける【7915】NISSHA

同社は、世界で1億5402万台の大ヒットしたゲーム機「ニンテンドーDS」のパネルを手掛けていることもあり、任天堂の株価に合わせ上昇。

2004年の安値1,270円から2008年にかけて上昇し、高値6,410円をつけました。

 

その倍率5.0倍

2007年は一次下げる場面も見られましたが、2008年にかけ再び上昇するなど、二段階の上昇を見せ500%以上の上昇となりました。

その後は、「ニンテンドーDS」と直接関わってきませんが、任天堂関連銘柄として注目を集める傾向にあります。

 

Pokemon GOで火がついた【7022】サノヤスホールディングス

2016年にスマホアプリとして世界リリースした「Pokemon GO」が大ヒットしたことを受け、「ポケモンEXPOジム」を運営している同社も注目を集め株価は急騰。

2016年6月の安値145円から7月には高値865円を付け

 

倍率6.0倍を記録しました。

動意づいた日からわずか10営業日の急騰劇でしたが、任天堂の株価倍率を大きく上回る急騰は大きなインパクトを残しました。

これらのように、任天堂関連銘柄は任天堂の株価に合わせ大きく動く銘柄がありました。

 

特に大ヒットゲーム機、大ヒットゲームアプリが出れば、大きく関連銘柄も買われやすい特徴にあるようです。

 

2-2.2017年の任天堂関連銘柄の動き

では直近の動きはどうなっているのか、2017年の任天堂株価と関連銘柄の動きをチェックしてみます。

 

2017年任天堂が発売したゲーム機

  • 2017年3月3日:「Nintendo Switch」
  • 2017年10月5日:「ニンテンドークラシックミニスーパーファミコン」復刻版

 

これらのゲーム機を販売しています。

 

「Nintendo Switch」は現在も入手困難な状況が続き人気ですが、10月に販売開始した復刻版の「スーパーファミコン」も絶好超で、販売開始から4日間で36万8913台の販売数を記録しています。

 

この状況を受け、好調な任天堂株はさらに新高値を更新する動きで上昇中。

一方、任天堂関連銘柄で目立った動きとなった銘柄があります。

 

【6658】シライ電子

同社はプリント配線板専業メーカーで、主にEV関連銘柄として注目されていますが、同社の大株主7位に任天堂がいることで関連銘柄の一角として大きく買われました。

 

2017年9月27日の安値307円から、10月11日には高値900円を付ける急騰を見せました。

わずか9営業日で倍率3.0倍の上昇。

 

その他任天堂関連銘柄の動向も合わせてチェック!

任天堂関連主要13銘柄は、どのような動きになっているかというと

 

※2017年1月4日の安値から2017年10月12日の高値で算出

13銘柄中値上がりは12銘柄

13銘柄中値下がりは1銘柄

 

13銘柄の平均倍率は1.4倍

 

このように、任天堂関連銘柄は1銘柄を除き上昇中ということが分かりました。

 

【ここだけチェック!】
  • 2004年頃からの任天堂上昇に合わせ数多くの銘柄が大きな上昇を見せた
  • 2017年は任天堂関連銘柄の殆どが上昇中

 

3.任天堂、関連銘柄の投資について

2017年に入り絶好超の任天堂ですが、今後の投資基準について考えて見ます。

 

3-1.2017年の任天堂が買われている理由

任天堂は「Wii」が大ヒットした2008年度に純利益2,800億円を記録したことがあり、その時の時価総額は10兆円超えました。

 

株価も73,200円の高値を付け、倍率7.5倍を記録するなど投資家には非常に魅力的な銘柄となっていました。

それらのことから現在は「Nintendo Switch」への期待が高まっていることで、「Wii」の時のような夢を買う投資家が多いと見られます。

 

また、日経平均などを含め市場全体が好調であることも任天堂株価が好調な要因と考えられます。

更に各証券会社のレーティングで格上げや、目標株価の引き上げなどが続いていることも材料視されているようです。

 

  • 2017年10月3日:メリルは格付けを「買い」目標株価を44,000円から50,000円に引き上げ。
  • 2017年9月15日:Cスイスは「中立」から「強気」目標株価を55,000円に引き上げ。
  • 2017年8月24日:みずほは格付けを「買い」目標株価を52,000円から55,000円に引き上げ。
  • 2017年8月18日:モルガンは格付けを「強気」目標株価を38,000円から43,000円へと引き上げ。

このように、8月から10月にかけてだけ見ても、各社格上げや目標株価を引き上げており、強気判断されています。

 

ここまでの流れをまとめると、任天堂株が好調なのは

 

 新作ゲーム機「Nintendo Switch」への期待

 日本市場全体が好調

 各証券会社のレーティング、目標株価を引き上げ

 

これらの要因で大きく買われていると思われます。

 

3-2.任天堂、関連銘柄は買いなのか?

任天堂は、今後も強き相場の流れでさらに株価が上昇する可能性もありますが、PERが100倍を超えるなど現在の株価はかなり割高だと考えられます。

 

また、任天堂は1単元100株で最低投資金が440万円以上必要となりますので、ハードルの高い銘柄となります。

リスク回避の為にも1つの銘柄に集中するのはいい判断ではありませんので、任天堂への投資は慎重に判断すべきだと言えます。

 

では、任天堂関連銘柄に目を向けるとどうでしょうか。

 

任天堂関連銘柄の特徴として、京都銀行のように大株主であることで似たような動きをする銘柄から、ゲーム機に関わる銘柄が短期急騰するパターンがありました。

 

ゲーム関連銘柄の急騰する3つのパターン

①株価も類似する関わりの高い銘柄(中長期狙い)

②ゲーム機、ソフトなどに関わる銘柄(短、中期狙い)

③スマホアプリに関わる新しいジャンルの銘柄(短期狙い)

 

これらのパターンに分けることができそうです。

それぞれの投資スタイルに合わせて銘柄を選ぶ方法が考えられますが、リスク対策はしっかり取るべきです。

 

【ここだけチェック!】
  • 2017年の任天堂は「Nintendo Switch」への期待を含む様々な要因から買われている
  • 任天堂関連銘柄をパターン化で分けてスタイルに合わせて選ぶ方法もある

 

4.注目の任天堂関連株

今後も注目していきたい任天堂関連銘柄を厳選。

 

4-1.【8369】京都銀行

市場 東証一部
業種 銀行業
単位 100株
比較される銘柄 コンコルディ、セブン銀行
注目ポイント 任天堂の大株主4位

任天堂の大株主である同社は、4位の保有株数588万株、保有比率4.1%を保有しています。

 

任天堂の株価の動きに合わせ動く特徴もあることから、任天堂関連銘柄として外せない1銘柄です。

 

4-2.【6875】メガチップス

市場 東証一部
業種 電気機器
単位 100株
比較される銘柄 パナソニック、東芝
注目ポイント 「Nintendo Switch」向けのLSI部品などを手がける

「ニンテンドー3DS」や「Nintendo Switch」向けのLSI(集積回路)部品などを手がける同社。

 

「Nintendo Switch」のゲームソフト販売数が大きく伸びることで業績にも大きく関わってくる為、期待値は高いと見られます。任天堂関連銘柄の中でも注目したい1銘柄。

 

4-3.【2432】DeNA

市場 東証一部
業種 サービス業
単位 100株
比較される銘柄 グリー、ミクシィ
注目ポイント 任天堂と資本業務提携している

任天堂と資本業務提携している同社は、共同でスマホアプリ「スーパーマリオラン」などをリリースしています。

 

「ファイアーエムブレムヒーローズ」や「どうぶつの森」など人気タイトルを続々と発表していることからも今後に期待です。

 

4-4.【6658】シライ電子工業

市場 ジャスダック
業種 電気機器
単位 100株
比較される銘柄 日本CMK、イビデン
注目ポイント 任天堂が大株主で関連銘柄の一角で注目される

プリント配線板のメーカーですが、任天堂が大株主で「Nintendo Switch」が好調なことから関連銘柄として注目されています。

 

また、EV関連銘柄としての材料も持ち合わせていることから同社に期待です。

 

5.まとめ

任天堂は過去に「Wii」の世界的大ヒットで急騰した経緯もあり、個人投資家に人気で、新作ゲーム機への期待が強い銘柄です。

2017年は絶好調なことから魅力がありますが、PER100倍越えと割高なのは注意すべきです。

 

関連銘柄なども含め、リスク対策もしながらベストな銘柄を選択していきましょう。

 

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