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【働き方改革】人材派遣関連銘柄がアツい。人手不足で低位株が狙い目!

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政府の掲げる働き方改革によって人材派遣会社や請負、求人サイトなど、国策とも言える「人材関連銘柄」がいま人気化しています。

 

すでに低位株からテンバガーへと急成長した銘柄も多数出てきており、投資家にとって人材関連銘柄の動向には目が離せなくなってきました。

 

今回は、幅広い関連銘柄の中から押さるべき注目株をご紹介していきます。

 

 

1.一億総活躍社会で人材関連銘柄がテーマに!

 

経済成長の妨げとなる少子高齢化を国民みんなで食い止めようと掲げられた、一億総活躍社会の核となる働き方改革が株式市場でも関心を集めています。

 

1-1.働き方改革で期待高まる人材関連銘柄

安倍政権主導の「働き方改革」では、女性や高齢者の活躍を促すいっぽう長時間労働の是正により労働時間の削減を図っています。

 

すると企業側は労働力を確保するために人材を求めなければなりません。

 

しかし、日本は年々少子高齢化や人口減少が深刻化しており、企業の人材不足は解消の見通しが立ってない状況です。このような国策テーマを背景に、人材サービス関連会社の収益機会が期待され人材関連銘柄に物色が向かっているのでしょう。

 

ひと昔前は「派遣」と聞くと自動車メーカー等の工場などが一般的でしたが、近年では専門知識が必要とされる仕事も請け負うなど、人材派遣に対する企業や個人の考え方にも変化が表れてきました。

 

数あるテーマのなかでもスケールが大きく長期的な課題であるため、人材関連銘柄での勝機は十分にあるとみています。

 

1-2.人材確保に力を入れる各企業の動き

効率良く労働力を確保するため、人材派遣サービスが積極的に利用されるようになってきています。

 

最近話題となったのが、宅配便大手ヤマト運輸が年末年始の繁忙期に向けてドライバーを時給2,000円で募集開始したことでしょう。

▼稼ぎ時となるこの時期注目の年末商戦関連銘柄はこちら。

【年末商戦(クリスマス)関連銘柄!2017年を締めくくる熱い銘柄とは?】

 

また、ヤマトは年間で1万人の新規採用も予定しており、荷物の引き受け数量の削減や時間指定サービスを一部見直すなど、労働環境の改善も同時に目指しています。

 

他にもファミレスやコンビニでは24時間営業を見直す動きや外国人労働者を積極的に採用するなど、多くの企業が人材不足の解消を図っている。

 

 

2020年には東京オリンピックの開催を控えています。

人材獲得に向けた準備も着々と進められており、2020年度には117万人、2025年度には204万人の労働者数増加を見込むとのことです。

 

ひとくちに人材関連銘柄と言っても、派遣や紹介、求人・転職サイトの運営から業務請負など幅広いため、それぞれ分けて注目銘柄をご紹介していきます。

 

【ここだけチェック!】
  • 少子高齢化や人口の減少により人材を確保する動きが増している
  • 東京オリンピックに向けて人材派遣サービス関連銘柄が注目されている

 

2.働き方改革とは?

少子高齢化による労働人口減少や低労働生産性、長時間労働といった日本の社会が抱える労働に関する課題を解決することを目的に行われている改革のことです。

 

特に、労働力人口(生産年齢人口)減少による人手不足の問題を解決することが、働き方改革の最大の目的であると言えます。

 

現在8,000万人の労働力人口は、2060年には約4,400万人にまで減少すると予測されており、何らかの対策を打たなければ、日本中が深刻な人手不足に陥ることが避けられません。

 

この問題を解決するためには、女性や高齢者に労働市場に積極参加してもらい、出生率を向上させ、労働者一人一人の労働生産性を高めることが求められます。

 

これらの人手不足を解決する政策の数々が、「働き方改革」という総称で呼ばれています。

 

2-1.人材派遣を手掛けるエスプールは6.6倍

働き方改革関連銘柄は、この1年間で東証で最も注目されたテーマ株の一つになっています。

 

コールセンターへの人材派遣や障害者雇用支援を手掛ける【2471】エスプールは、この1年で暴騰しました。

 

同社の株価は、2017年3月初めには296円(※)でしたが、働き方改革関連銘柄として注目されて上昇していき、2018年5月には1,960円まで上昇しました。

※株価は2018年3月1日に行われた1→5の株式分割後の価格に換算。

 

この期間に最大6.6倍の上昇となり、2018年7月現在は1,500円前後で推移しています。

働き方改革では、同社のような人材派遣株が大きく注目されて、この1年で軒並み2~3倍の上昇となりました。

 

2-2.技術者派遣の老舗アルトナーは3.2倍!

機械設計やソフト開発領域の技術者派遣に強い【2163】アルトナーも、働き方改革関連銘柄としてこの1年で暴騰しました。

 

同社の株価は、2017年3月には420.5円(※)でしたが、この1年上昇していき、2018年4月には1,367円の高値を付けました。

※株価は2018年3月31日に行われた1→2の株式分割後の価格に換算。

 

この期間に最大3.2倍の上昇となり、2018年7月現在は1,150円前後で推移しています。

ここまで見てきた2銘柄は、働き方改革で注目されたこの1年4ヶ月の間に余りにも上昇してしまったがために、いずれも株式分割をするに至っています。

 

2-3.派遣会社大手のパソナグループは3.1倍!

派遣会社大手の【2168】パソナグループも、働き方改革を受けて高騰しました。

 

同社の株価は、2017年3月初めには834円でしたが、2018年1月には2,622円にまで上昇。

 

この期間に最大3.1倍の上昇となり、その後はやや下げましたが、それでも2018年7月現在は1,700円前後で推移しています。

 

この他にも、人材派遣の【2427】アウトソーシングが約3倍

求人サイトを運営する【3679】ジゲンは約2.5倍

クラウドワーキングサイト運営の【3900】クラウドワークスが約3倍になるなど、働き方改革関連銘柄は軒並み高騰しました。

 

働き方改革関連銘柄は、「政策に売りなし」という相場格言をこの1年で体現したテーマ株であると言えます。

 

3.お宝が眠る「人材関連銘柄」から低位株を厳選!

 

株価60倍を超えた求人サイト大手ディップ(2379)に続く期待の大化け人材関連銘柄を低位株から目的別に厳選致しました。

 

3-1.人材派遣関連銘柄

いま企業は労働力が欲しくて仕方ない状況を打開するため、効率の良い人材確保の手段として人材派遣業者を活用する場面が増えてきています。

 

★注目【4695】マイスターエンジニアリング 

市場 東証二部
業種 サービス業
単位 100株
比較される銘柄 エスユーエス、ヒップ、ITbook
注目ポイント 自動車向けの技術者派遣に強み

 

人材派遣や施設管理、機械メンテナンスなどを行っており、上場来高値を更新し続け11月頃からより勢いをつけて値を伸ばしている。

 

その他注目銘柄

銘柄 備考
【1418】インターライフHD 内装工事やアミューズメント施設向けに清掃や携帯販売などの人材派遣に強みがあり、セガサミーや東京建物、乃村工藝社などが大株主。
【3245】ディア・ライフ マンション販売やファンド運営、人材派遣事業など展開しており、新たに民泊にも参入するなど順調に事業を拡大している。
【6636】ソルガム・ジャパン・HD 人材派遣やバイオ、レストラン、ウェディングなど様々な事業を手掛ける。

 

3-2.人材紹介関連銘柄

企業が必要とする能力や専門分野など求人を行う際の希望条件を満たす人材の橋渡しをするのが人材紹介ビジネスで、その企業の紹介力がカギとなります。

 

★注目【2170】リンクアンドモチベーション

市場 東証一部
業種 サービス業
単位 100株
比較される銘柄 ITbook、フルキャスト、パソナG
注目ポイント 人事コンサルティングで高い実績を持つ

 

経営・人材コンサルティングを事業の柱としており、資格取得や外国語指導の講師派遣などを行う。

わずか5年で株価10倍に急成長していますが、それでも現在700円台と手の出しやすい人材派遣関連銘柄を代表する低位株でまだまだ期待できる。

 

その他注目銘柄

銘柄 備考
【3742】ITbook 技術者の人材派遣を育成しており、人材サービスを展開する子会社ITグローバルの設立も発表している代表的な人材派遣関連銘柄。
【4319】TAC 資格取得学校を首都圏中心に全国展開しており、会計や法律など幅広い分野に強い人材を育成するなど人材サービスが好調。
【4336】クリエアナブキ 中国・四国地方を中心に人材派遣会社を展開しており、子育て中の働き方を提案するサイト運営などにも力を入れている。

 

 

3-3.転職・求人広告関連銘柄

企業からの求人需要と労働者を繋ぐ求人広告関連企業にも収益機会がもたらされており、人材関連銘柄の一角として業績を伸ばしています。

 

★注目【2408】KG情報

市場 ジャスダック
業種 サービス業
単位 100株
比較される銘柄 リブセンス、じげん、アルバイトT
注目ポイント 地域別求人・住宅・ブライダルなど幅広い情報誌の発行

 

求人総合や正社員専門、派遣・人材紹介、就活学生応援、単発バイト、女性専用求人など、様々なWEBサイトの運営と幅広い人材サービスを展開している。

 

その他注目銘柄

銘柄 備考
【4766】ピーエイ 東京文京区に本社を置き、各県における求人情報誌「ジョブポスト」「Jobee」の発行や人材派遣事業を展開。
【6054】リブセンス 業界初となる成功報酬型の求人情報サイトを運営しており、アルバイト、転職、人材派遣を中心に事業を拡大中。
【7868】廣済堂 印刷事業を軸に幅広い情報誌の印刷や雑誌フリーペーパーなどを手掛ける。

 

▼低位株を選ぶポイントや扱う際の注意点などはこちら。

【完全版】低位株には夢がある!テンバガー(10倍株)候補銘柄で資産倍増する方法】

 

4.まとめ

政府の掲げる働き方改革や、若い世代が定職を求めていないという背景も重なり、派遣や紹介、求人などの人材サービスを事業とする人材関連銘柄に期待が高まりつつあります。

 

どの業界においても人材不足は深刻化しているため、今や必要不可欠の存在。

3年後に開催されるオリンピックやその先に雇用における、ひとつの大きな国策テーマとして今後チェックすべき市場です。

 

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